全46件 (2014/05/15 ~ 2024/02/09)
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN : 9784596533999
ミシェル・リード自身が好きな作品、第2弾!愛だけでは、乗り越えられないものがある――エヴィの恋人の名はシーク・ラシード。いずれ一国を統治し、一族の女性を妻にする定めを負った、見惚れるほど美しいアラブのプリンスだ。ラシードの立場を慮り、エヴィは彼の子を身ごもっていることを打ち明けられずにいたが、とうとう心を決めた。いつものように抱き合い、甘美なひとときを過ごし――妊娠したことを告げると、ラシードは冷たいまなざしで言った。「赤ん坊は僕の子か」そう突き放され、拠り所を失ったエヴィは青ざめた。しかも追い打ちをかけるように、彼の婚約を知らされ……。大作家ミシェル・リードは本作について、「はじめからヒーローとヒロインが惹かれ合っているので、その後の展開を描くのが難しかったけれど、とても“やりがい”を感じた作品」と語っています。立ちはだかる難関を、二人は愛で乗り越えられるのでしょうか?
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN : 9784596532657
ミシェル・リード自身が好きな作品、第1弾!妻が家で帰りを待つ間、夫は誰かのもの――ある日かかってきた、夫ダニエルの浮気を知らせる電話――その瞬間、レイチェルの平穏な日常は砕け散った。ダニエルは金融界に名を轟かす、敏腕の会社経営者。仕事は常に忙しく、家を空けることだって幾晩もある。17歳で結婚した世間知らずのレイチェルは、何も疑うことなく、毎日子供の世話をしながら夫の帰りを待っていた。浮気なんて何かの間違いであってほしいと淡い期待にすがろうとしたが、ダニエルは妻の疑いを否定しようともしなかった。思わず家を飛び出したものの、行くあてもないレイチェルが帰宅すると、彼女を待っていた夫はなかば強引に体を奪おうとして……。大スター作家リン・グレアムに並ぶ人気を誇るミシェル・リード。彼女自身が一番のお気に入りとおすすめする名作をお届けします。幼妻の切ない心模様を綴った本作は、「書くのが難しかったこと、そして議論を巻き起こしたこと」が印象深い作品と語っています。
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN : 9784596525987
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN : 9784596523426
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN : 9784596522542
私を人生から追い出した傲慢富豪との再会。私の息子の父親はあなた、なんて言えない!エンリコの恐ろしい形相に、フレイアは2歳の息子の手を強く握った。3年前まで彼女はイタリア大富豪エンリコのもとで秘書として働き、彼の自宅に住み、彼のベッドで眠る関係だった。だがある日、エンリコのいとこがフレイアのいるベッドに入り込み、その瞬間を、出張から戻ってきたエンリコに目撃されてしまった。むりやり迫られただけだったのに、エンリコは話を聞こうともせず、無情にもフレイアを家から、そして人生から追い払ったのだった!今、彼女の小さな息子を見たエンリコが言った。「この子は僕の子だ」フレイアが弱々しくも否定すると、彼は無慈悲な悪魔のように告げた。「嘘をつくな、冷酷な女め。この報いは必ず受けてもらうからな」フレイアの勤め先の会社を最近買収したばかりのエンリコ。会社のロビーで偶然再会したかつての秘書兼恋人が小さな男の子を連れているのを見て、我が子だと直観します。けれども、いとこと彼女が浮気したと思い込んでいるため、いとこの子の可能性も考えて……。
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN : 9784596414625
初心な乙女の傷心を、
手練手管の大富豪が包み込み……。
フランチェスカは、婚約発表を控えたパーティで、
幸せの頂点から絶望のどん底に突き落とされた。
婚約者は、フランチェスカの目の前で別の女性にキスをし、
君との結婚は財産目当てだ、と認めたのだ。
呆然と立ち尽くす彼女を静かに支えたのは、
世界に名だたる大物実業家、カルロ・カルルッチだった。
以前、婚約者がいる彼女に誘いをかけてきた傲慢なカルロは、
背後から音もなく現れ、フランチェスカを優しく抱きしめた。
あたかも、このなりゆきを予測していたかのように。
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN : 9784596412973
ある日、本当の父親が大富豪バルフォアだと知らされたミア。
イギリスに移ることになるが、質素な田舎育ちなので、
バルフォア家の華やかできらびやかな世界になじめない。
父親の命令で、ミアはさる人物の邸宅に住み込み、
ふさわしい令嬢になるべく教育を受けることになった。
教育係に指名されたのは、ニコス・テアキス――
若くして巨大複合企業をつくりあげた、ギリシア人億万長者だ。
ミアはハンサムなニコスにひと目で魅了されるが、
彼はなぜかいつもミアに冷たくあたり……。
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN : 9784596590268
ロマンス界の三傑がロマンティックな都市を舞台に描いた、豪華なクリスマス短篇集。思わず引き込まれる筋書きのミシェル・リード、ゴージャスなヒーローが魅力のヘレン・ビアンチン、恋に落ちた男女の会話の妙が堪能できるペニー・ジョーダンによる珠玉作です!
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN : 9784596554871
秘書のジェンマは取引相手のギリシア大富豪レオンに会ったとたん、
その端麗で官能的な姿に、ひと目で心をかき乱された。
噂によれば、世界でも指折りの名家の出で、利己的なプレイボーイらしい。
「条件も約束もなしだ。終わりがきたら友好的に別れよう。
それまでぼくは、きみだけの男になる。考えておいてくれ」
レオンからそう囁かれ、口づけされたジェンマは、
抗うべきだと頭ではわかっているのに、されるがままになってしまった。
2カ月後、ジェンマは気分のすぐれない日が続き、妊娠に気づく――
どうしよう! 結婚嫌いのレオンには、こんなこと言えない。
ましてや、いつのまにか彼を本気で愛してしまったなんて……。
〈激愛は突然に…〉をテーマに、大御所ミシェル・リードが描いた、嵐のような恋物語をお贈りします。不埒な誘惑からずっと純潔を守ってきたのに、レオンのとてつもない魅力に屈服してしまったジェンマの恋の結末は?
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN : 9784596590237
名門バルフォア家の舞踏会に、当主の姪メレディスはイタリア富豪
の夫アレッサンドロとともに招待された。仕事先から遅れて参加す
る彼とは、喧嘩と仲直りを繰り返す日々だが、今は、前日に判明し
た妊娠のことを伝えたかった。ところが会場でありえない噂を耳に
する――夫の旧友とわたしが情事を重ねている、ですって……!?
(M・リード『愛のアリアを歌って』)ジェニファーとマテオは互いの
忙しさが災いし、現在、離婚手続き中。夫とはもう会うこともない
と思っていた彼女だったが、カンヌでの仕事で半年ぶりに再会した。
思わぬ激情に襲われて、体が理性を裏切り、情熱を交わしてしまう。
数週間後、ジェニファーの体調に変化が現れ……。(S・ケンドリック
『情熱の果てに』)ゾーイは傷心を振り払うため、コモ湖畔の別荘で
臨時の家政婦として働くことに決めた。雇い主はイタリア人実業家
リアンドロ。ところが別荘に到着するなり、ゾーイは彼から怒りの
言葉を浴びせられる!(K・ヒューイット『異国のボス』)この他魅力
的な2作を収めた、地中海の風薫るシンデレラ・ロマンス短篇集です。
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN : 9784596135049
愛されぬ白い結婚に甘んじた理由――
それは、あなたを愛しているから。
夫の亡骸とともに、リリーは茫然とデインの到着を待っていた。
もうすぐ彼がここに来る。私を軽蔑している彼が……。
デインの兄と極秘の取り決めを交わし、偽装結婚してから、
そうとは知らないデインにリリーは罵声を浴びせられてきた。
家名を汚す雌狐! 清楚な仮面に隠れて浮気を楽しむ悪女!
いわれなき汚名に耐えつづけた結婚生活は、今、幕を閉じた。
夫を亡くして、もうデインの憎悪に対処するすべもない。
やがて顔をこわばらせたデインが、リリーの前に現れた。
彼は知らない。私の体が無垢なことも、この胸に秘めた思いも。
HQロマンスが誇る数々の逸作を厳選してお贈りする“伝説の名作選”。情熱の作家として絶大なる人気を集めるミシェル・リードが綴る狂熱の恋物語をお楽しみください。
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN : 9784596589842
アラブのプリンス、シーク・ハッサンの苦悩は深かった。
6年前に結婚したイギリス人の妻リオーナは、
跡継ぎができないのを気に病んだ末、実家に帰ってしまった。
さらに、それを知った隣国のシークが、
自分の娘を後釜に据えようとリオーナの誘拐を企てているという。
そんな折、妻が別の男にエスコートされスペインにいると聞き、
ハッサンの怒りは爆発した。妻を守るのは夫の特権ではないか!
彼は部下にリオーナを襲わせ、豪華ヨットに連れ込んだ――
誰よりも先に、妻を誘拐するために。
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN : 9784596587107
両親亡き後、遺された農場をひとりで守るレイチェルは、
元有名モデルの姉からとんでもない頼みごとをされる。
密会現場を記者に撮られ、写真を夫に見られてしまったが、
あれはレイチェルだったことにしてほしいと言うのだ。
かくて彼女は明らかに場違いなパーティに出かけていき、
件の男性、イタリア人大富豪ラファエロに事の次第を説明した。
姉が人妻だったと知って激昂した彼は、なぜかレイチェルの唇を奪い、
自分の屋敷に連れて帰ると、姉の代わりに婚約者のふりをしろと言う。
「このままここに住み、ぼくのベッドで寝るんだ」彼はそう宣言するや
レイチェルの指から安物の指輪を抜き取り、豪華なダイヤを取り出した。
HQロマンスのトップ作家としてゴージャスなロマンスを数多く描く大スター、ミシェル・リード。キャロル・モーティマーがお好きな方に特におすすめです。あれよあれよという間に、ラファエルの手管に絡め取られてしまったレイチェルの運命は?
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN : 9784596939661
就任式で新オーナーを見てキャシーは気を失いそうになった。
6年前、キャシーと情熱的な一夜をともにして結婚も誓ったのに、
そのまま姿を消し、ひどい仕打ちをしたサンドロではないかと。
その後、キャシーは妊娠に気づいて愕然としたが、
誰にも頼ることなく、一人で双子を産んで育ててきた。
妊娠がわかったときに一度だけ電話をし、すげなくされた、
あのときの絶望感は、いま思いだしても鋭く胸を刺す。
呆然とする彼女の前で、サンドロは残酷すぎる言葉を口にした。
「僕たちは以前、どこかで会ったことがあるのだろうか」
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN : 9784596554581
名家で働く使用人の娘レベッカは、御曹司ジェイにかわいがられて育った。
16歳の夏、ジェイへの憧れは愛となってついに身も心も捧げたが、
小さな命を宿したとわかったとき、親たちの反応は厳しかった。
ジェイの父は、息子は認知しないと言っていると主張し、こう告げた。
「金をやるから、今すぐここから出ていって、処分しろ!
ぐずぐずしていたら、おまえの母親を首にしてやる」
レベッカは信じられない言葉の数々に傷つき、打ちのめされ、
母を残したまま、身重の体で故郷をあとにしたのだった……。
あのとき授かった子を、独りで育てるレベッカのもとに、
10年後、悲痛な知らせが届く。“母危篤、連絡乞う。ジェイ”
大スター作家リン・グレアムと同じ時期にロマンス小説家となり、ともにトップを走ってきたミシェル・リードの、日本デビュー作をリバイバル。十代の頃のつらい仕打ちを、忘れたくても忘れられぬまま時を重ね、いま再び……。珠玉のシークレットベビー物語!
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN : 9784596939494
ナターシャは幸せの絶頂から奈落の底に突き落とされた。
結婚式を控えたある日、婚約者の浮気現場にでくわしたのだ。
しかもあろうことか、相手は自分の妹……。
パニックに陥って、その場を逃げだした彼女を追ってきたのは、
ギリシア人大富豪レオ・クリスタキス――婚約者の義兄だった。
ところがレオは、ナターシャに同情したわけではなかった。
義弟と共謀して金を横領した娼婦だとののしったあげく、
うろたえる彼女を驚愕させるようなことを言いだした。
全額返済するまで、愛人として君を拘束する――と。
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN : 9784596993861
受話器から冷たく傲慢そうな夫の声が聞こえてきたとたん、
キャサリンは後悔した。なぜ電話してしまったのかしら?
夫のビートと別居して3年になるが、二人のあいだに、
いまだ愛憎の炎が熱く燃えさかっている事実に彼女は愕然とした。
富と容貌に恵まれたビートの周囲には常に女性の影がつきまとい、
キャサリンはさんざん苦しめられた。でも、彼は息子の父親だ。
息子のことで相談できるのはビートしかいないのだ。
結局二人の話し合いは決裂し、キャサリンは失望するが、
翌朝、彼女の家の前に興奮冷めやらぬ様子のビートが現れて……。
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN : 9784596584779
ある日かかってきた、夫ダニエルの浮気を告げる1本の電話――
その瞬間、レイチェルの世界は粉々に砕け散った。
ダニエルは金融界に名を轟かす、敏腕の会社経営者。
仕事は常に忙しく、家を空けることも幾晩もある。
17歳で彼と結婚し、あまり世間を知らないレイチェルは、
疑いもせず、子供の世話をしながら毎日彼の帰りを待っていた。
それなのに彼が本当は浮気していたなんて、何かの間違いよ。
レイチェルは淡い期待にすがろうとした。
だが帰宅したダニエルは、妻の疑いを否定しようともせず、
強引に体を奪おうとして……。
夫の愛人のことが心に重くのしかかり、思わず夫を拒んだヒロイン。しかし、彼女への関心をあらわにする男性の登場によって、夫の嫉妬心に火がつき……。読者の圧倒的な支持を得る、HQロマンスの大人気作家M・リードが、幼妻の切ない心を綴ります。
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN : 9784596583444
親友ビアンカの結婚式に招かれ、エリザベスはミラノを訪れた。
結婚前のパーティが続いたある夜、
ビアンカの婚約者――巨大銀行を率いるルチアーノの魅力に屈し、
エリザベスは彼にキスを許してしまう。
こんなの親友への裏切りだわ! 彼女は自分を激しく責めた。
ところが挙式直前、エリザベスの兄がビアンカと駆け落ちするという、
とんでもない事件が持ちあがった。
兄は会社の金を横領したうえに花嫁を連れ去ったらしい。
「兄さんを刑務所に送りたくないなら、僕と結婚しろ」
脅迫めいたルチアーノの求婚に、エリザベスはなす術もなかった。
ヒーローに追いつめられ、やむなく彼と結婚式を挙げたエリザベス。盛大な結婚披露パーティのあと、行き先も知らされないまま自家用ジェット機に乗せられてハネムーンへと……。圧倒的な人気を誇るミシェル・リードのドラマティックな展開に目が離せません。
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN : 9784596938862
サマンサは1年前の事故のせいで、記憶の全てをなくした。
首飾りに刻んであった名前も、住んでいた場所さえ覚えていない。
どうして事故に巻き込まれたかすら。
ある日、不意に現れた大富豪に「僕の妻だ」と抱きしめられて、
見覚えがあるはずもない彼女は、怯えて卒倒してしまう。
だが、アンドレと名乗る夫に甘くキスをされると記憶が疼くのだ。
忘れたはずの過去が、また例の痛みを伴って全身を引き裂く。
記憶を失う寸前まで、サマンサは壊れた人形だった。そして――
過去を抹消することが“彼”を拒絶する唯一の方法だった。
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN : 9784596938688
3年ぶりのフレイアは変わらず美しく、エンリコは心を乱された。
かつてフレイアは、大企業の社長であるエンリコのもとで働き、
彼の豪邸に住み、彼のベッドで眠った。だが全ては偽りだった。
あの日、出張から帰ったエンリコが見たのは、
彼のベッドで、半裸のフレイアに覆いかぶさるいとこの姿。
屈辱の光景がいまも脳裏に焼きついて、怒りに胸がたぎる。
優しい美貌の裏に、人をも欺く心が潜んでいたとは……。
ふと、エンリコは彼女の側に小さな男の子がいるのに気づいた。
彼は我が目を疑った。あれは僕の子か? それともいとこの――
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN : 9784596993601
アニーがカバーモデルを務める高級モード誌が、
世界的な宝飾デザイナー“エダマス”との契約に成功した。
だが素顔が謎に包まれた彼は、一つの条件を提示してきた。
撮影は彼が指定する地で、極秘裏に行うこと。
不安を覚えつつも、アニーは指示どおりに飛行機を乗り継いだ。
そうしてたどり着いた孤島には、思わぬ人物が待っていた――
先日、あるパーティで怒りに満ちた視線を浴びせてきた謎の男。
まさか、あの人が“エダマス”だったなんて!
驚くアニーに、君を呼んだのは復讐のためだ、と彼は告げた。
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN : 9784596581662
両親が事故死し、ゾーイはまだ赤ん坊の弟とともに遺された。
だが悲しみに暮れる間もなく、驚くべき事実が明らかになる。
ゾーイは、さるギリシアの大富豪の正統な孫だったのだ。
突如として見ず知らずの老富豪の遺産相続人となった彼女は、
一躍、時の人となり、自宅は大勢のマスコミに囲まれた。
そんなときゾーイを訪ねてきたハンサムなギリシア人実業家
アントン・パリスは、ゾーイの祖父の後継者とされる人物だという。
まさか弟を奪いに来たの……? ゾーイが問いを口にするより早く、
アントンはマスコミの前で彼女に熱く口づけると、
弟もろとも、さらうように自家用ジェットで飛び立った。
ハーレクイン・ロマンスの大御所作家ミシェル・リードが贈るギリシア人大富豪とのロマンス。貧しい育ちのヒロインが実は名家の血を引く令嬢で、傲慢な富豪ヒーローが未来の妻を迎えに来る――ドラマティックなシンデレラ・ストーリーです!
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN : 9784596938510
ジョアンナと金融界を牛耳るイタリア人銀行頭取のサンドロ。
二人の結婚生活が壊れたのは、ジョアンナのせいだ。
誰にも言えずにいる、あの忌まわしい過去のせいで、
愛していたのに、どうしても夫に体を許せなかったのだ。
いたたまれず家を出て、妹と暮らすようになったが、
その妹も今は死に、葬儀代を工面できなかった彼女は、
雇主に金を借りた。そのせいで、しつこく関係を迫られている。
追いつめられたジョアンナが、やむをえず夫に電話をすると、
久々に聞くセクシーな彼の声は告げた。「5時に。1時間だけ」
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN : 9784596938312
エヴィの恋人の名はシーク・ラシード・アル・カダー。
父の跡を継いで国を統治し、いずれ一族の女性を妻にするという
定めを負った、見惚れるほど美しいアラブのプリンスだ。
ラシードの立場を慮り、身ごもっていることを
打ち明けるのをためらっていたエヴィだったが、
いつものように抱きあい、甘美なひとときを過ごし――
妊娠したことを告げると、冷たいまなざしでラシードに、
「赤ん坊は僕の子か」と突き放されて、エヴィは青ざめた。
しかも追い打ちをかけるように、彼の婚約を知らされ……。
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN : 9784596580030
大富豪ロークの妻として幸せに暮らしていたアンジーは、
1年前に夫の浮気を知って家を飛び出し、今は独りで暮らしている。
ある日、アンジーの弟がやってきて、驚愕の事実を告げた。
ロークの口座で決済されるアンジーのカードを無断で使い、
インターネットの株取り引きで莫大な額の損失を出したというのだ。
それを知ったロークが、アンジーに会いに来いと言ってきた。
いちばん顔を合わせたくない相手に弱みを握られてしまった――
屈辱をこらえ、お金は少しずつ返すと訴えるアンジーだったが、
ロークはからかうような冷笑を浮かべ、妻を抱き寄せてささやいた。
「きみを呼んだのは、このためだ」
ポルトガル人の夫が妻を呼び戻した理由――それは、あまりに残酷で甘美な復讐のためだった! 寡作ながら、HQロマンスで絶大な人気を誇るミシェル・リードの夫婦元さやロマンスです。
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN : 9784596993472
ジャンカルロは義兄が経営する会社の重役用ルームに入ると、
若く美しい赤毛の女性に目をとめ、顔をしかめた。
あれが社長秘書のナタリア・デイトン――
義兄の愛人ともっぱらの噂で、僕の姉を苦しませている女か。
鋭い視線に気づいたのか、そのときナタリアが振り向いた。
青く魅惑的な彼女の瞳に、一瞬、呼吸すら忘れそうになる。
ジャンカルロはそんな自分に腹を立てつつも、ほくそえんだ。
不届きな愛人など金で追い払うつもりだったが、計画は変更だ。
もっと愉しい方法で、彼女には罪を償ってもらおう。
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN : 9784596938138
カルロが亡き姉の忘れ形見を引き取ると言い出して、1年。
カサンドラは姪を連れ、あてどなく街から街へと移り住んでいた。
あの日、妊娠を伝えた姉に、中絶費用を送りつけてきたカルロ。
無言の侮辱に耐え、姉は出産したが、そのときの非情な仕打ちを
思い返すだけで腸が煮え返る。そんな男に姪を渡す気はない。
海から少し離れたところに宿をとっていたカサンドラは、
浜辺から戻ってくるなり、フェラーリに気づいてふと足をとめた。
車から、一分の隙もない身のこなしの男性が降りてきたからだ。
それは、冷酷な人でなし――大富豪カルロ・バレンティだった。
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN : 9784596904850
フランコが瀕死の重傷ですって!?
レクシーは別居中の夫の父親から連絡を受け、凍りついた。
フランコの家を出てから3年半。離婚を考えていた矢先だった。
すぐにイタリアの病院へ向かったレクシーは、
変わり果てた姿の夫と対面し、しばらく付きそうことを約束する。
だが翌日、フランコが彼の親友の妹といるところを目撃し、
レクシーの胸にかつての苦い記憶が甦った。
彼女とフランコが親密にしている1枚の写真──それこそが、
別居に至った原因だったのだ。レクシーは、立ち去ろうとするが、
怒りに燃えたフランコが、点滴を引き抜き追ってきて……。
ミシェル・リードらしい大富豪夫妻のドラマチックな再生の物語をお贈りします。愛し合っているふたりを試すかのように、次々と予想外の試練が襲いかかり……。邪悪な脇役に要注目です!
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN : 9784596937995
会社が倒産寸前に追いこまれ、ニーナの父は心労で倒れた。父の会社を乗っ取ろうとしているのは、富裕なギリシア人投資家、男っぽい色香が漂う甘いマスクのアントン・ラキトスだ。ある夜、ニーナは買収を考え直してもらおうと寝室に忍びこむが、酔っ払っていた彼に、無理やりベッドに引きずりこまれてしまう。暗闇でもつれ合ううちにニーナの体は痺れ、奥底に熱を感じ、望んでもいないのに甘い感覚を呼び覚まされるのだった。しかも、ニーナが誰だかわかると、怯える彼女の混乱をよそに、アントンは救済を盾にして、執拗に契約結婚を強要してきたのだ
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN : 9784596993366
両親を亡くしたクレアは、貧しくも懸命に幼い妹を育てていた。ある日、様子を見に来た伯母から厳しい現実を突きつけられる。裕福な家へ養子に出すほうが妹のためだと忠言されたのだ。最愛の妹を手放すなんて……。激しく動揺したクレアは、ふと伯母の忘れ物に気づき後を追った拍子に車に轢かれてしまう。だが偶然にも、伯母の知人らしき男性アンドレアスに助けられ、けがが治るまで妹と一緒に彼の邸で暮らすよう提案される。クレアは戸惑いつつも妹のためにその申し出を受けることにした。まさか彼が“見せかけ”の妻子を必要としているとも知らずに
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN : 9784596937667
その美しさゆえに、ジェシカはいましがた、ある権力者に危うく体を奪われかけた。傷ついた心を隠して次の仕事場、カメラマンのアレクの元へ向かった。彼は前妻の裏切りから、美しい女性を嫌うと噂される男だったが、出会った瞬間、ジェシカは圧倒された。逞しい長身と、金色に射抜く瞳――彼女の目には、精悍な太陽神そのものに映ったのだ。しかし撮影が始まるや、揶揄するような言葉を投げつけられ、あまりの辛辣さに耐えかねて、ジェシカは卒倒してしまう。
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN : 9784596993243
幼くして両親を失い、伯父夫婦に育てられたシャーンは、勤め先の財閥企業で幹部を務める男性と恋におち、やがて婚約した。だが晴れて結婚式という当日、花婿はシャーンを見捨て、あろうことか別の女性のもとへと走ってしまう。ショックのあまり呆然とするシャーンに手を差しのべたのは、花婿の兄であり、冷徹と知られる財閥トップのレイフだった。「代わりに僕と結婚してくれ。そうすれば君の体面は保たれる」不憫な姪を思って泣き崩れる伯父夫婦を安心させるためにも、シャーンはレイフのとんでもない提案にすがるしかなく……。
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN : 9784596993144
ミアは血も涙もない父親に道具として利用されようとしていた。ギリシア人大富豪アレクサンダー・ドゥーマスとの契約結婚――父はある島と引き換えに、跡継ぎにする男孫を得るつもりなのだ。かつて衰退したドゥーマス一族が父に売り渡したその島を、いまアレクサンダーが取り返そうと狙っていることにつけ込んで。ミアからすれば父の提案は野蛮きわまりないものに思えたが、島を買い戻すつもりでいたアレクサンダーにとっても同じだった。それでもやむなく条件をのんだ彼は蔑みを込めてミアに宣告した。「夫婦でいるあいだ定期的にきみを抱く。悪魔の
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN : 9784596904102
トスカーナの田舎で伯母と暮らしていた二十歳のミアは、本当の父親が大富豪オスカー・バルフォアだと知らされた。ミアはイギリスに移ることになるが、質素な田舎育ちなので、バルフォア家の華やかできらびやかな世界になじめない。オスカーの命令で、ミアはさる人物の邸宅に住み込み、ふさわしい令嬢になるべく教育を受けることになった。教育係に指名されたのは、ニコス・テアキス――若くして巨大複合企業をつくりあげた、ギリシア人億万長者だ。ミアはハンサムなニコスにひと目で魅了されるが、彼はなぜかいつもミアに冷たくあたり……。
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン(ハーレクイン)
ISBN : 9784596936745
白い砂浜と青い海が輝くカリブ海のリゾートで、ギリシアの大富豪の孫娘イヴは友人たちと休暇を楽しんでいた。だが祖父の仕事相手の建築家、イーサンは冷ややかで、ふたりの間にはいつも険悪な雰囲気が漂っている。そんなある日、迎えた24歳の誕生日パーティで、イヴは言い寄ってきた男性に襲われかけてしまう。窮地の彼女を救ったのは、イーサンだった。彼に非難のまなざしを向けられて涙がこぼれかけたとき、祖父が現れ、イーサンに結婚を命じた!
出版社 : ハーレクイン
ISBN : 9784596929907
愛する娘を誘拐され、ショックに打ちひしがれていたサラは、夫ニコラスとの3年ぶりの再会にさらなる動揺をおぼえた。出会った瞬間に恋に落ち、結婚したときは幸せの絶頂だった。だが、頑固なシチリア人である義父は英国から来た花嫁を嫌い、息子の目を盗んでは、周囲も巻き込んでサラにつらく当たった。そして事実無根の浮気の罪を着せ、ついに彼女を追いだしたのだ。ニコラスの子を身ごもったとサラが知ったのは、そのあとのこと。夫は今も金色の瞳に、妻への不信と復讐の念を浮かべている。自分の子供だと信じてもいない娘のために、なぜ訪ねてき
出版社 : ハーレクイン
ISBN : 9784596936592
今世紀最大の結婚と注目されつつも、花嫁ネルの心は沈んでいた。愛するアレクサンドロスとのこの結婚は、実は契約でしかない。ギリシア人実業家の彼は、経営難に陥ったネルの父親と話をつけ、5千万ポンドと引き換えに、従順で幼い妻を手に入れたのだ。そればかりか、式前日にも彼が愛人と会っていたと知り、傷ついたネルは、初夜でアレクサンドロスを拒んでしまう。憤慨した彼は、妻を屋敷に閉じこめて愛人と逢瀬を重ねるように。そんな日々は1年も続き、ネルはついに車で屋敷を飛び出した。だがスピードを出しすぎた車は木に衝突。ネルは意識を失
出版社 : ハーレクイン
ISBN : 9784596936448
7年ぶりに訪れたスペインの瀟洒なリゾート地で、名家の令嬢キャロラインは目の前の悪夢に震えていた。ギャンブルをやめたはずの父親が賭博に手を出し、先祖伝来の土地と屋敷を失おうとしているのだ。するとそこへ忘れもしない男が悠然と姿を現した。かつて、結婚を約束しながら彼女の心を踏みにじったルイス――彼はキャロラインの父親に莫大な賭け金の大勝負を申し出る。頼むからやめてほしいと懇願する彼女に、ルイスは冷淡に告げた。今夜ベッドをともにすれば、賭はやめにする、と。
出版社 : ハーレクイン
ISBN : 9784596903051
その日、ルイーザが美しいギリシアの島を訪れたのは、幼い息子の墓参りのためだった。17歳の夏。旅行客だった彼女は、島の権力者の息子であるアンドレアスと恋に落ち、すぐに妊娠、結婚した。しかし、結婚生活はわずか2年で息子の死とともに終わったのだ。つらい記憶は今もルイーザを苦しめている。そんな想いを振り払い、久しぶりにフェリーからかつて暮らしたギリシアの島に降り立ったルイーザは愕然とした。不在を確認したはずなのに、なぜアンドレアスがここにいるの?5年前の別居以来、一度も会わなかった憎くて愛しい夫。彼女の胸は狂おし
出版社 : ハーレクイン
ISBN : 9784596929792
困窮する兄夫婦のために、マーニーは不本意ながらやむなく、イタリア人実業家である元夫、ガイに助けを請うことにした。4年前、彼女は妊娠を知らせるため駆けつけた先で夫の不貞を知り、言い訳しようとする彼を振りきって離婚を決めた。15歳も年上の夫には、汚れを知らぬ幼妻では不満だったのだろう。怒りと憎しみは消えないけれど、今、頼みの綱は彼だけだった。援助の見返りに何かほしいものはあるかとマーニーが訊くと、ガイは悪魔のように冷ややかで官能的な笑みを浮かべて言った。「きみがほしい。今この瞬間から、ぼくと一緒に暮らすんだ」
出版社 : ハーレクイン
ISBN : 9784596936264
婚約発表を控えたパーティで、幸せいっぱいのフランチェスカは目の前の光景に目を疑った。婚約者が浮気相手と激しい口づけをかわしたうえ、結婚は財産目当てだと認めたのだ。呆然と立ち尽くす彼女を静かに支えたのは、世界に名だたる大物実業家、カルロ・カルルッチ。婚約者がいる彼女に誘いをかけてきた傲慢なカルロは、背後から音もなく現れ、フランチェスカを優しく抱きしめた。あたかも、このなりゆきを予測していたかのように。
出版社 : ハーレクイン
ISBN : 9784596929709
夫の亡骸とともに、リリーは茫然とデインの到着を待っていた。もうすぐ彼がここに来る。私を軽蔑している彼が……。デインの弟と極秘の取り決めを交わし、偽装結婚してから、そうとは知らないデインに罵声を浴びせられつづけてきた。家名を汚す雌狐! 清楚な仮面に隠れて浮気を楽しむ悪女!いわれなき汚名に耐えた結婚生活は、今、幕を閉じた。夫を亡くして、もうデインの憎悪に対処するすべもない。やがて顔をこわばらせたデインが、リリーの前に現れた。彼は知らない。私の体が無垢なことも、この胸に秘めた思いも。
出版社 : ハーレクイン
ISBN : 9784596796127
嘆きのウエディングドレス 水間 朋 訳親友の結婚式のため、ミラノを訪れたエリザベス。だが挙式直前になって、彼女の兄と親友が駆け落ちしてしまう。呆然とするエリザベスをさらに追いつめるように、親友の婚約者ルチアーノは彼女に身代わりの妻になれと迫り……。屈辱に満ちた再会 春野ひろこ 訳ケイラは実業家デュアルドと恋に落ちて結婚したものの、彼の狙いが彼女の父の会社を乗っ取ることだと知り、別れた。数年後、亡父の借金を背負い、ケイラは毎日必死で働いていた。そこへ元夫が救済を申し出る──再び彼の妻になることを条件に。
出版社 : ハーレクイン
ISBN : 9784596936035
姉夫婦が事故に遭い、姉は重体、義兄は即死……。ロンドンで働くシャノンにその知らせを伝えに来たのは、義兄の兄にして彼女の元恋人、イタリア人富豪ルカだった。2年前、ルカは自分の出張中にシャノンが浮気したと誤解し、必死の弁解に耳を貸そうともせず、一方的に別れを告げたのだ。今でもシャノンのことをふしだらな女と思っているらしく、彼の憎々しげなまなざしは、別れた当時そのままだ。悲しみと突然の再会への戸惑いで混乱するシャノンに、ルカは冷淡に言い放った。一緒にフィレンツェに来てもらうと。
出版社 : ハーレクイン
ISBN : 9784596929624
昼は上司と部下、夜は情熱的な愛人。その関係ははじめからの契約だった。終わりが来ることはわかっていたのに、いまこんなにも胸が張り裂けそう…。