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「木皿泉」の書籍一覧(最新発売日情報)

全12件 (2013/08/06 ~ 2020/11/09)
 木皿 泉(きざら いずみ)は、日本の脚本家。和泉 務(いずみ つとむ)と妻鹿 年季子(めが ときこ)夫妻の共作ペンネームである。代表作はテレビドラマ『すいか (テレビドラマ)』、『野ブタ。をプロデュース#テレビドラマ版』、『セクシーボイスアンドロボ』、『Q10』など。神戸市中央区 (神戸市)在住。
 
 和泉 務(1952年 - 、兵庫県神戸市出身、男性)は当初漫才・構成作家としてライターデビュー。妻鹿 年季子(1957年 - 、兵庫県西宮市出身、女性)は京都精華大学短期大学部美術科染織コース卒業後、商社勤務を経てシナリオライターとなる(当時のペンネームは本名の妻鹿年季子)。
 和泉は『すいか』の脚本の執筆後の2004年に脳出血で倒れ、病院で生死の境をさまよい、退院後は重度の後遺症のため妻鹿の介護と介護保険サービスを受け生活している。
 なお、この出来事を機に妻鹿は和泉との結婚を決意、2007年1月に婚姻届を提出した。
 妻鹿は『セクシーボイスアンドロボ』の脚本を書く頃からうつ病を発症し(そのため4・5・7話の脚本が代理執筆)、治療しながら脚本を書いていたことをインタビューや講演、著書『二度寝で番茶』などで赤裸々に語っている。
 二人とも大の読書家で、ドキュメンタリー番組ではバリアフリー化と共に壁という壁が本棚にリフォームされている自宅の様子が見られた。エアコンも扇風機も必要がないと言い、脚本もワープロで書くなどアナクロなポリシーを持つが、捜しても本が見付からない時は、通販で買った方が早い、と言うなど合理的な一面も見られた。
 互いに相手を「とむくん」「ときちゃん」と呼び合う。
 共同で脚本を書くスタイルは独特で、まずは二人で登場人物その他の設定を考え、後は妻鹿がほぼ一人で執筆していく。そして妻鹿が行き詰ると和泉が膨大な知識や経験を元にアイデアを捻り出し場面を展開していく、というもの。
 
 2003年には、『すいか (テレビドラマ)』(日本テレビ放送網系列)で連続テレビドラマにも進出。視聴率こそ振るわなかったものの、連ドラ初脚本にも関わらず第22回向田邦子賞が贈られるなど、高い評価を受けた。翌2004年11月には、全話の脚本が“シナリオBOOK”として刊行された。
 『野ブタ。をプロデュース#テレビドラマ版』(2005年、日本テレビ系列)は平均視聴率16.88%、最高18.2%を最終話で記録するなど、好調な視聴率だった。
 原作で男子だった“野ブタ”役を女子に設定変更したことについては、放送局・スポンサー側の意向によるものと広く受け止められていたが、制作開始にあたり木皿側が求めたことだった。のちに行われた書籍のインタビューで、木皿自身も明らかにしている。また、ほかの木皿作品同様に、ストーリーに内包しているメッセージは大きく深く、最終回放送後から続編やDVD化を望む声が殺到した。
 執筆に当たって、「十代の人のために、真剣に、わかりやすく、媚びずに」を念頭においていたと語る。その内容は高く評価され、ザテレビジョン誌主催の第47回ザテレビジョンドラマアカデミー賞で最優秀賞作品等6部門を制覇した。最優秀作品賞、主演男優賞(亀梨和也)、助演女優賞(堀北真希)、脚本賞(木皿泉)、監督賞(岩本仁志ほか)および音楽賞を贈られている。
 2007年4月に新設された日本テレビ系列の新ドラマ枠(火曜日22時台)第1弾となる、『セクシーボイスアンドロボ』の脚本を担当した。
 『すいか』以降担当している日本テレビのドラマ作品は全て同社の河野英裕がプロデュースしている。
 2013年上演の『君ほほえめば』から舞台脚本を手掛けることになった(作・演出は演劇ユニット「ピースピット」主催の末満健一)が、後に依頼を受けた『すうねるところ』の方が先に2012年に上演された。
 『君ほほえめば』では主役の引きこもり青年の父母役として和泉、妻鹿共に声の出演をした。
 2013年には、『昨夜のカレー、明日のパン』で小説家デビューを果たす。本作は『すいか』に感銘を受けた小野寺優(当時河出書房新社編集者)の依頼により2004年に執筆が開始されたものの、病気や多忙により執筆が中断されていたものを、河出書房新社の代表取締役社長に就任した小野寺の強い後押しにより9年越しで完成させた作品である。自身初の小説であるものの、第11回本屋大賞(第2位)や第27回山本周五郎賞の候補に選出されるなど、高い評価を受ける。2014年10月には、自身の脚本によりNHK BSプレミアムでドラマ化された。2019年には『カゲロボ』で第32回山本周五郎賞候補。
引用元:Wikipedia 2019/08/03
木皿泉/著
出版日 : 2020/11/09
出版社 : 河出書房新社
ISBN : 9784309417837

小国ナスミ、享年43。亡くなった瞬間から、その言葉と存在が湖の波紋のように家族や友人たちへ広がる様を描いた感動と祝福の物語。
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木皿泉/著
出版日 : 2019/03/22
出版社 : 新潮社
ISBN : 9784103524311

いつも、誰かに見られている――。最初は都市伝説の筈だった。しかし人生の危機に瀕した時、ふいに現れたのは……救いをめぐる傑作。
木皿泉/著 戸部田誠(てれびのスキマ)/解説
出版日 : 2019/02/06
出版社 : 河出書房新社
ISBN : 9784309416465

Q10の秘密を知り、彼女のリセットボタンを押した平太は連れ去られたQ10にもう一度会いたいと願うが――未来を描くオマケ収録!
木皿泉/著
出版日 : 2019/02/06
出版社 : 河出書房新社
ISBN : 9784309416458

平凡な高3の深井平太は、ある日、女の子のロボット・Q10と出会い――人間とロボットとの恋は叶うのか? 傑作ドラマの文庫化!
木皿泉/著
出版日 : 2018/04/18
出版社 : 河出書房新社
ISBN : 9784309025254

小国ナスミ、享年43。その死は湖に落ちた雫の波紋のように家族や友人、知人へと広がり――命のまばゆさを描く感動と祝福の物語!
木皿泉/著
出版日 : 2016/01/07
出版社 : 河出書房新社
ISBN : 9784309414263

夫を亡くした嫁と義父は共に暮らし、その死を受け入れていく。本屋大賞第2位、ドラマ化の感動作。書き下ろし短編収録!解説=重松清
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木皿泉/著
出版日 : 2014/02/06
出版社 : 河出書房新社
ISBN : 9784309412757

誰かが思い出すと姿を現す透明人間、人に恋した吸血鬼など滑稽で奇妙な現代の怪談。木皿泉が書いた伝説のラジオドラマ、初の書籍化!
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木皿泉/著
出版日 : 2014/02/06
出版社 : 河出書房新社
ISBN : 9784309412740

人生は偶然の出会いから。乗客と共に難問珍問を乗せ、今日も人情タクシーが走る。木皿泉が書いた伝説のラジオドラマ、初の書籍化!
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木皿泉/著
出版日 : 2013/12/06
出版社 : 河出書房新社
ISBN : 9784309412641

恋人、夫婦、親子……様々な男女が繰り広げるちょっとおかしな愛と奇跡の物語! 木皿泉が書いた伝説のラジオドラマ、初の書籍化!
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木皿泉/著
出版日 : 2013/12/06
出版社 : 河出書房新社
ISBN : 9784309412634

少し頼りない父、大らかな母、鬱陶しいけど2人のことが好きな娘と、その同級生が繰り広げる日常。伝説のラジオドラマ、初の書籍化!
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木皿泉/著 山田あかね/著
出版日 : 2013/08/06
出版社 : 株式会社 河出書房新社
ISBN : 9784309412382

実家暮らしOL基子、エロ漫画家の絆、信念を曲げない大学教授の夏子と大家のゆかのひと夏。10年後を描いたオマケ付。解説松田青子
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木皿泉/著
出版日 : 2013/08/06
出版社 : 株式会社 河出書房新社
ISBN : 9784309412375

三軒茶屋の下宿で一緒に暮らす女性4人の日常と、3億円を横領し逃走中の主人公の同僚の非日常。向田邦子賞受賞、伝説のドラマ!

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