出版社 : 小学館
ISBN : 9784093864015
のこされたのは、丘の上の海が見える家。
「あんたの親父、亡くなったぞ」卒業し、入社一か月で会社を辞めた直後のことだ。連絡してきたのは、名乗りもしないぶっきらぼうな男だった。孤独死だったのか? 霊安室で対面した父は、なぜか記憶とはまるで違う風貌をしていた。文哉は、疎遠になっていた父の足跡をたどりはじめる。
不器用な父が、息子に託したものとは? 海辺の町で、知らない父が生きていた。
少年たちだけじゃなく、彼らを見守る大人たちの視点からも少年サッカーを描き、静かな感動を呼んだ累計40万部『サッカーボーイズ』シリーズ著者、新境地の感動作!