作成:2019-06-05 14:50   最終:2019-06-05 14:51

「島津六」の執筆環境

著:島津六(note / Twitter


 はじめまして。官能小説作家の島津六といいます。

 つい最近ツイッターのハッシュタグで、「#絵描きさんの作業環境が見たい」というのが流行りました。文章書きの場合はキーボードがあればこと足りてしまうので、こうしたトレンドにはどう足掻いても乗っかることが出来ず、僕は大変口惜しく思ったものです。

 そんな折りに、本サイトでも寄稿の受け付けが始まりました。もうすでに執筆環境に関する投稿が始まっていますので、僕も自分の執筆環境に関して書かせて頂こうと思います。

●メモ帳(OS標準)

 基本的に、文字を起こすときは全てメモ帳です。
 動作が軽いですし、開く環境を選びません(マックでも読めるそうですね)。

 過去に一度、執筆中(雑誌の原稿で絶対に締め切りは破れない状況)にPCの電源ボックスがイカれたことがありました。
 起動したりしなかったり、起動しても不意にハングったりと、OSの動作が非常にピーキーな状況だったのですが、それでもメモ帳だけは当たり前に開けました。最終的にはセーフモードで起動してからメモ帳をUSBメモリに移すことで解決しました。その作業もほんの十数キロのテキストファイルだからこそ楽に出来たのだと思います。
(と言っても、ほかのエディタにも保存はメモ帳形式というものはありますが)

 もしこの機能がOSから外されるときが来たら……と考えると恐ろしくてたまりません。

●TeraPad

TeraPad
https://tera-net.com/library/tpad.html

 行数及び一行当たりの文字数を編集出来るエディタです。

 メモ帳で書いていると、文章量(バイト数)は分っても、行数は分りません。しかし、何行書いたのかが分らないと、ページ数が分りません。ページ数はこまめに把握しておかないと、最終的にとんでもない量の文章を削ったり足したりする事態に陥ってしまいます。
 そんなときに、書き上がったテキストをこのソフトに流して行数(≒ページ数)を確認しています。  この一文字があるだけで余分な一行が発生してしまう。この一行があるだけで余分な一ページが発生してしまう、というような状況を事前に回避するためにも非常に有用です。特に僕は毎回原稿が規定量をオーバーしてしまう人間なので、文字量の微調整をするときにはいつも助けられています。

 余談ですが、デビュー前の右も左も分らない状況で当時の担当編集者に「なんかいいソフトないですか!?」と言って教わったソフトです。そういう意味でとても思い入れがあります。

●count_memo

count_memo
https://www.vector.co.jp/soft/dl/win95/writing/se328379.html

 テキストファイルを流すと一発で文字数を表示してくれるソフトです。
 本当にそれだけのソフトなのですが、プロット通りに執筆が進んでいるかを大雑把に把握するために使っています。(これは締め切りまでのスケジュール調整にもつながっています)
 それと、自分の作業ペースを知るのにも便利です。自分が時速何バイトなのか知らない人は案外多いのではないでしょうか。(僕は時速3.2kbくらいです)

 ソフト名に半角アンダーバーを入れないと違うソフトが引っかかるので注意。

●VerticalEditor

VerticalEditor
https://www.vector.co.jp/soft/win95/writing/se276951.html

 テキストを原稿用紙の形で表示するソフトです。
 一般向け小説だと、未だに「四百字詰め原稿用紙」でしか投稿を受け付けていないことが多いので、そういう場合に使用しています。(このソフトにテキストファイルを流して原稿用紙の形にして印刷、投稿)
 原稿用紙それ自体の仕様や余白その他の形式を細かく調整出来るので、とても便利です。ノンブルも標準で打ってくれます。

 その性質上、プリントアウト直前にしか出番がないので、毎回マニュアルを読み直して使い方を思い出しています。

●KU-0459

KU-0459
https://www.amazon.co.jp/マイクロソフト-キーボード-Comfort-Keyboard-B2L-00009/dp/B000BQ6NO0

 キーボードです。マイクロソフト謹製。
 いわゆるエルゴノミクスタイプで、キーが曲線を描いて配置されていて非常に打ち易い。(僕の場合、打鍵の感触よりも配置のほうが大事です)
 現在は廃番になっているので、今後を考えてどうにかしないといけないのですが……

●BGM

 文字を起こす作業のときは、歌モノを聴いていると頭の中で言葉が渋滞してエラいことになります。でも、音楽が流して気分を昂揚させないと力が発揮出来ません。ですので、必然的に執筆中はインストを流しています。
 一番忘れられないのが、最初の本を出したときに延々と垂れ流しにしていた「逆襲のシャア」のサントラ。最高。

オリジナル・サウンドトラック 『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』 完全版初回生産限定
https://www.sonymusicshop.jp/m/item/itemShw.php?cd=MHCL-30233

 去年はずっと石川綾子さんのヴァイオリンアルバムを流していました。アニソンやポップスのカヴァーなので、クラシックでも眠くなりません。

Discography|Ayako Ishikawa 石川綾子 Official Web Site
https://www.ayako-ishikawa.com/discography/

 絵描きさんのようにインスタ映えのする写真というわけにはいきませんが、執筆環境は上記のような感じになります。

 以下は僕の著作ですが、全て成人向けになります。ご了承の上でアクセスなさって下さい。

KTC - KILL TIME COMMUNICATION -
http://ktcom.jp/database/search.cgi?key=%93%87%92%C3%98Z

 最後になりますが、ここまで読んで下さった皆様とこの場を提供して下さっている柳井政和先生に感謝を。
 どうもありがとうございます。


島津六

寄稿募集中。 現在の集中募集テーマは「執筆環境」「小説資料」です。

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