鳥井寿郎は、バレエダンサーへの道に迷う高校生。
師をなくした彼がひとり踊る真夜中の神社に、死に瀕した魔女が降って来た。
現代社会の影に巣食う魔法結社『魔女の森』と戦っていた魔女、ポワール=グレイグース。
寿郎が死に逝くポワールを抱き締め、心からの涙を流した時、奇跡が起こる。
ポワールは寿郎に憑りつく魂だけの存在に、寿郎は何故か、女の子に変身してしまう。
魂はふたつ、体はひとつ……ふたりのおかしくも奇妙な同居生活が始まった。
だが、ポワールには秘密が、たったひとつの戦う理由があった。
『魔女の森』の追手は非情にも、ふたりに迫っていく―――。
感動は論理に惹かれ、論理は感動に恋をする。
魔法が繋げるロジック・エモーション・ハイブリッド。
ニコイチの魔法少年少女による舞踏劇《タンツテアター》、開演。
当ページの書影は、サークルDIMENCIA発行同人誌《ニコイチの魔法 イラストワークス》の表紙を引用したものです。
イラストの権利はイラスト担当者『うずしおぽーん』に帰属し、無断転載は禁じられています。
サークルDIMENCIAウェブサイトにて、イラストワークス収録内容を一部ご覧になれます。