全4件 (2016/07/25 ~ 2019/11/18)
出版社 : ワック
ISBN : 9784898314845
出版社 : 論創社
ISBN : 9784846018221
男と女、再会、愛人。毎日を生きる人々。光芒を放つ文章でおくる静謐な愛と生の物語。極限までそぎ落とした言葉の力!
出版社 : 小学館
ISBN : 9784094065732
孤独を見つめる作家が描いた最高傑作!
少年の頃に足を怪我し、父を亡くし母親の手で育てられたわたしは、母に気兼ねする内向的な性格になっていた。そして、親しかった友人の自死と、恩師とも言える神父の失踪。若き日の二つの喪失を抱えて生きるわたしの前に現れたのが、教え子である女子大生の真琴だった。
心ざわめくわたしは、真琴に勧められるままに山陰の神社を巡る旅に出ることになった。それが、二つの喪失に関しての謎を解き明かすことになるとは――。
波風の立たないように静かに暮らしていたわたしに、大きな転機が訪れる。
構想6年。美しい文章で綴られた著者の最高傑作。
【編集担当からのおすすめ情報】
2年前の単行本発刊時には、東京新聞、毎日新聞、週刊読書人など各紙書評で紹介されました。
解説は、文芸評論家の富岡幸一郎さんです。
出版社 : 小学館
ISBN : 9784093864442
孤独を見つめる作家が描いた最高傑作!
少年の頃に足を怪我し、そして母親の手で育てられたわたしは、母親に気兼ねし内向的な性格になっていた。大学で学んだ中世哲学を専攻し、大学で教鞭をとっていた。わたしは、若い頃に二つの大きな“喪失”を経験していた。 親しかった友人の謎の死。そして、恩師とも言える神父の失踪。
ある日、わたしの前に現れたのが、女子大生・真琴だった。心ざわめくわたしは、真琴に勧められるままに、神社を巡る旅に二人で行くことになる。
静かに暮らすわたしに大きな転機が訪れる。
【編集担当からのおすすめ情報】
脚本家・映画監督の荒井晴彦さん推薦コメントを寄せてくださいました。
構想6年。煌めく言葉で紡ぎ出された、著者の最高傑作です。