【お知らせ】当サイトは、2024年2月末日をもって終了いたします。その後、しばらくしたのちサイトは閉鎖されます。

「五條瑛」の書籍一覧(最新発売日情報)

全15件 (2009/09/04 ~ 2020/12/08)
 五條 瑛(ごじょう あきら)は、日本の女流小説家。国際謀略小説を得意とする。
 剣道二段。大学時代は安全保障問題を専攻する。大学卒業後、防衛省に就職し、情報・調査専門職として勤務。主に極東の軍事情報および国内情報の分析を担当する。退職後は一般のOL職を希望していたが、フリーライターを経た後、出版社の勧めにより、1999年に朝鮮民主主義人民共和国問題を題材とした『プラチナ・ビーズ』で作家デビュー。
 尚、前職の影響もあり、個人情報の詳細に関しては秘匿する方針を貫いている。
 2001年、『スリー・アゲーツ』で第3回大藪春彦賞を受賞。
引用元:Wikipedia 2019/08/03
cover
五條瑛/著
出版日 : 2020/12/08
出版社 : 小学館
ISBN : 9784094068474

後継者はこうして殺された。迫真の諜報小説 北朝鮮のドル紙幣偽造に関与した容疑者を逮捕する作戦は、事前に漏れていた。 米海軍犯罪捜査局(NCIS)の坂下冬樹はソウルに入り、ハニートラップを仕掛けた女を追い始める。 女の部屋で、坂下は、韓国国家情報院の情報部員・洪敏成(ホンミンソン)に出会す。坂下の捜査に協力するためと洪が言うのは詭弁で、監視のための派遣だと思われた。 二人はやがて、女が兄とともに入国していたこと、兄はマレーシアの軍出身らしいことを突きとめるが‥‥。 同じ頃、長く異国に潜伏していた工作員に、北の後継者候補から脱落した男「キバノロ」に関する指令が下りる。草原で気ままに遊ぶキバノロに怪しまれずに近づける草食動物を何頭か、ただちに用意せよという内容だった。 やがてベトナム・ホーチミンの歓楽街に一人の男が現れ、多額の米ドルを手に女たちを集め、こう問いかけた。もしきみたちがもっとちゃんとした仕事を探しているなら、海外のテレビや映画に出る仕事をしてみないか? また同じ頃、ソウルのロシア大使館の改修工事が始まり、古い調度品がオークションにかけられた。その中に、一枚の美しい女の絵があった。 絵は一人の中国人が他の調度品とは比較にならないほどの高値で落札。だが、真の購入者は別にいた。 坂下の追う女はどこへ行ったのか? マレーシアの空港で首領の血を引く男が暗殺された――あの出来事はどう「実行」されたのか? そして、オークションの落札者は誰か、描かれた女の素性は? いくつもの謎が収斂し、やがて別の新たな謎がぼんやりと輪郭を見せ始める。 読後、唸ること必定! いまや日本でただ一人と言える諜報小説作家・五條瑛による、最新傑作エンターテインメント。
cover
五條瑛/著
出版日 : 2020/08/05
出版社 : 小学館
ISBN : 9784094067903

北の後継者暗殺の裏側を描いた衝撃作! 読書メーターなど、ネット・レビューでも「名作」と賞される大藪春彦賞受賞作『スリー・アゲーツ』に続く、待望のシリーズ最新作! 日本と北朝鮮、二つの国に二人の子を遺して男は死んだ。 米国国防総省(ペンタゴン)直轄の情報機関に所属する葉山隆(はやまたかし)の元に、男から52本もの古いカセット・テープが届く。 録音されていたのは男の告白。北の情報機関〈三号庁舎〉の一員として知るかぎりのすべてを語った内容だった。 その中で、北の完璧なるスパイ“石英(ソギョン)”の存在が明かされる。そして大がかりな情報網を統べるというもう一人の大物スパイ“カタツムリ”。 北が作った精巧な偽ドル紙幣“スーパーK”の流通を阻止しようと米韓合同で行われたソウルでの摘発作戦は、米韓に多数の死者を出すというさんざんな結果に終わったが(前作)、その原因は、米韓の情報網に開いた巨大な穴からの情報漏洩だったという。 葉山はその巨大な穴に、石英とカタツムリが関与していると見て、調査を始める。 一方、米日の経済制裁に反発して、北朝鮮は突然、国境近くの経済特別区・開城(ケソン)工業団地を封鎖した。 巨額の投資をしていた京星(キョンソン)グループの代表・重貞高平(しげさだたかひら)は、一千億ウォンに及ぶ損失を取り返すべく、米日にある取引を持ちかける。 その内容とは、北の後継者の一人だった“ヨハン”亡命の手引きだった。 ヨハンは、北朝鮮が国を挙げてアメリカを標的とする大量殺戮兵器を開発しているという確実な証拠を握っていた――。 「他の血を残しておけば、それは必ずや新たな災いを呼び起こす。誰かがその血を利用しようとするからだ」 日本人の想像を絶する北朝鮮という国の実態。 米韓の隙を突いてマレーシアの空港で起こる“ヨハン”暗殺事件。そして切り札をなくした取引の行方は?
五條瑛/著
出版日 : 2019/06/13
出版社 : 双葉社
ISBN : 9784575522310

葉山隆は、ある男の調査を始める。若き政治家の人生を翻弄することにもなるとも知らず…大藪春彦賞受賞作家が放つ、本格スパイ小説!
五條瑛/著
出版日 : 2018/12/07
出版社 : 徳間書店
ISBN : 9784198944186

敗戦直後の日本。復員した歌舞伎役者の目を通して、混乱期の文化の危機と国際政治の攻防戦を描く。書下し長篇サスペンス。
cover
五條瑛/著
出版日 : 2017/07/06
出版社 : 小学館
ISBN : 9784094064322

最後の最後まで、父親は父親だった――。 北朝鮮工作員が命がけで守ろうとしたもの、それは――。 旧防衛庁出身作家の渾身作にして、第3回大藪春彦賞を受賞した大傑作エンターテインメント、感動の下巻! 米国国防総省(ペンタゴン)直轄の情報機関に所属する葉山隆は、北朝鮮工作員で、偽造紙幣”スーパーK”の運び屋・チョンの足取りを追っていた。 チョンは、日本での隠れ蓑として杉川春子という女と家庭を持ち、勇気という息子をもうけていた。 勇気は、父から贈られた瑪瑙(アゲート)の石を、片時も放さずに持っていた。 葉山は、野球を通じて勇気と知り合い、聞き取り調査を進めるうち、チョンが春子と勇気に抱いている愛情は本物だという確信を深めていく。 そして、春子や勇気を囮にチョンをおびき出そうとする組織の作戦に反発し、チョンを亡命させるべく動き出す。 一方、チョンが北朝鮮に残してきた妻・光朱と娘・春花は、国境を流れる豆満江を越えようとする。 だが、渡渉の途中に北朝鮮の警備隊に見つかり銃撃され、光朱は命を落とす。 ひとり残された春花は、父に贈られた瑪瑙の石を胸に、父を待ちはじめるが‥‥。 祖国とは何か? 家族とは何か? 工作員の行為にひそむ、凄絶な悲しみが読む者の胸を打つ。 ラストは感涙必至!!
cover
五條瑛/著
出版日 : 2017/07/06
出版社 : 小学館
ISBN : 9784094064315

米国国防総省VS北朝鮮工作員 北朝鮮工作員が命がけで守ろうとしたもの、それは――。 旧防衛庁出身作家の渾身作にして、第3回大藪春彦賞を受賞した大傑作エンターテインメント、手に汗にぎる上巻!! きわめて精巧に作られた偽造紙幣”スーパーK”の運び屋と目される北朝鮮工作員が、秘密裏に日本に入国した。 来日前、ソウルで激しい銃撃戦を起こした工作員・チョンは、現場に文書を残していた。 米国国防総省(ペンタゴン)直轄の情報機関に所属するアナリスト・葉山隆に与えられたのは、”チョン文書”の解読と、日本でチョンが潜伏する場所の手がかりを探ることだった。 上司・エディからの命令に、しぶしぶ調査を進めていた葉山は、チョンと深い縁があると思われる日本人女性とその息子の存在に行きあたる。 同じ頃、在日米軍横須賀基地にある海軍調査局(NISC)に勤める坂下冬樹のもとに、岩国駐留の米兵が偽ドル札をつかまされたという情報が入る。 ストリップ劇場や米兵の集まるクラブに現れた東洋人が両替を持ちかけたものらしい。 偽ドル札は、従来水準をはるかに超える優れた代物で、大量に出回れば深刻な問題に発展することが予想された。 同時期、北朝鮮では対外情報調査部に勤める夫を持つ女性・李光朱と、その娘・春花が、長期帰郷の名目で平壌(ピョンヤン)から北へ向かっていた。 二人は白頭山(ペクトウサン)を望む山あいの町・茂山(ムサン)にたどり着く。 十月十日の朝鮮労働党創立記念日、二人は中朝国境を越える準備をしていた。
五條瑛/著
出版日 : 2016/08/05
出版社 : 徳間書店
ISBN : 9784198941307

表沙汰にできない揉め事を解決するプロ集団。死期迫った老ヤクザからの奇妙な依頼が事件の始まりだった。書下し長篇ピカレスク。
五條瑛/著
出版日 : 2016/06/23
出版社 : 双葉社
ISBN : 9784575239683
五條瑛/著
出版日 : 2016/01/14
出版社 : 双葉社
ISBN : 9784575518559
五條瑛/著
出版日 : 2015/02/10
出版社 : 光文社
ISBN : 9784334768690
五條瑛/著
出版日 : 2014/07/07
出版社 : 双葉社
ISBN : 9784575516906
五條瑛/著
出版日 : 2014/06/11
出版社 : 徳間書店
ISBN : 9784198638108

だし抜くかだし抜かれるか。大藪賞作家が活写する長篇ポリティカル・ピカレスク。
五條瑛/著
出版日 : 2014/02/07
出版社 : 徳間書店
ISBN : 9784198937935

「失うものは何もない」。テロリストが仕掛けた三重四重の罠から、天才・成嶋の知は国際空港を守れるか。シリーズ最大の攻防戦!
cover
五條瑛/著
出版日 : 2013/07/05
出版社 : 小学館
ISBN : 9784094088397

「標的は日本のどこだ?」衝撃の諜報小説! 標的は、日本のどこだ? 「米中の戦争は破滅につながる。 それを回避するために我々は犠牲をさし出す。 最後まで、日本人は騙しとおせ!」 これが諜報だ! これが防諜だ! これが謀略だ! そしてこれが情報小説だ! 世界の破滅。その可能性が最も高まったキューバ危機以後、米ソ間で結ばれた密約があった。ソビエト解体後、密約の履行は米国と欧州の一部の先進国が主催する“会議”に引き継がれた。 会議の目的は、局地戦争が破滅的な事態に発展するのを防ぐこと。だが、その目的の履行のために信じがたい犠牲を、会議は求めていた。その会議が開かれた。 途端、内容が流出し、秘密を知る一部の人間と、関係国の情報機関が一斉に動き出した――。 インテリジェンスに無知なこの極東の島国が、大国に強いられる犠牲とは?衝撃の“本格情報小説”、文庫で初登場!!
cover
五條瑛/著
出版日 : 2009/09/04
出版社 : 文藝春秋
ISBN : 9784167721022

ストリートギャングの柾人は、なぜか政治・思想犯専用の刑務所に入れられる。K七号施設と呼ばれるそこには、恐るべき秘密が——

ピックアップ