始めようじゃないか――俺たちの『完戦常勝譚』を！

「皇国時代に俺の副官をやってくれていたナミルだ。よろしくな」 リオス、そしてロダムの地の奪還を目指すアルクスたちに合流した、栗色の髪を持つ少女、ナミル。 「うう、本当に美人だよお」 「ふん……。あの女は、仕事もできるんやな」 アルクスからの信任厚い才媛の登場にレーナとラシーヌは戦々恐々。 功を焦る二人は、早速ロダム攻略の先鋒を志願するが――。 「堅将ポルタハの守る堅城を正攻法で攻めるのは、言うまでもなく自殺行為だ。策は考えてあるんだろうな？」 「大丈夫！ 私たちの力だけで、必ず取り戻して見せるんだから！」 英雄王が落ちこぼれの三姫を導く、無双破軍ファンタジー戦記、第2弾！！

大軍を屠り、駄姫を導く――これが絶対的チート！！！ 無双破軍ファンタジー戦記、ここに開幕！！

私がテイラの「「「一番よ！」」」

な、なんて破廉恥な――悔い改めなさい！！

「土地を所有する者は産出物の権利を有するのです。 つまり――テイラの所有権は私にございます」

「すげえ、ハーレム築き放題じゃん！」