戦後、焼け跡で少年はただひとり生きる。家族が戻ってくると信じて……。松本清張賞受賞作家が描く「孤児文学」。

超法規的特務機関が国家・法律を越え、テロ事件に挑む！　三ケ月連続刊行「ラバーズ」シリーズ第三弾！

超法規的特務機関が国家・法律を越え、テロ事件に挑む！　三ケ月連続刊行「ラバーズ」シリーズ第二弾！

超法規的特務機関が国家・法律を超え、テロ事件に挑む！　三ケ月連続刊行「ラバーズ」シリーズ第一弾！

なぜ墜ちた? 海軍機事故の謎が、昭和の闇を斬り裂く! 血盟団事件から五・一五事件へ。 大義とは、真実とは何か? 憂国の若き熱情が燃え上がる長編サスペンス! FX次期主力戦闘機選定問題が過熱するさなか、ルポライター朝生紀美の乗る車が不審車に追われて川に転落、大破した。彼女はある覚書を探し求めていた。昭和初年に一人の憲兵が書き残したというそれには、軍部台頭の背景にあった、帝国海軍の新型機採用を巡る陰謀が記されているという。だが、航空ジャーナリスト篠津敏道の実家に保管されていた覚書は阪神淡路大震災で焼失していた。写しの存在を知った篠津は昭和の闇を追い始め、やがて暗黒の時代を翔け抜けた若者たちの物語を知ることとなった。そこには、日本が奈落への道を墜ちていく契機となった血盟団事件当夜、皮肉な再会を果たした兄弟の、正義を求めた真摯な闘いが描かれていた……。