【お知らせ】当サイトは、2024年2月末日をもって終了いたします。その後、しばらくしたのちサイトは閉鎖されます。

「柴崎友香」の書籍一覧(最新発売日情報)

全26件 (2008/10/10 ~ 2024/03/11)
 柴崎 友香(しばさき ともか、本名同じ、1973年10月20日 - )は、日本の小説家。
 
 大阪府大阪市大正区出身。大阪府立市岡高等学校、大阪府立大学総合科学部国際文化コース人文地理学専攻卒業。
 母は広島県呉市の出身で、祖父は『わたしがいなかった街で』に書かれた通り、広島市の原爆ドーム近くのホテルでコック (職業)として働き、広島市への原子爆弾投下の直前、呉市に移り難を逃れ、後に大阪に出た。『わたしがいなかった街で』に出てくる「赤い橋」は音戸大橋を指す。
 小学校4年生の国語の教科書で、"たった三行でわたしに小説を書き続けるエネルギーをくれたのはジャン・コクトーの「シャボン玉」という詩だった"庭は入れません
周囲(まわり)をくるくる回っています
同時に、コクトーが初めて書いた小説『ポトマック』もこの詩と同じ"世界のきらめきへの感動に満ちた眼差し"があるという。という。高校時代から小説を書き始める。大学卒業後は4年ほど機械メーカーでOLとして勤めた。
 1998年、「トーキング・アバウト・ミー」で第35回文藝賞の最終候補になる(受賞者は鹿島田真希)。1999年、短編「レッド、イエロー、オレンジ、オレンジ、ブルー」が『文藝別冊 J文学ブック・チャートBEST200』に掲載されて作家デビューする。
 2004年、『きょうのできごと (小説)』が田中麗奈と妻夫木聡の主演で行定勲監督により『きょうのできごと (小説)#映画版』のタイトルで映画化。2006年に第24回咲くやこの花賞(文芸その他部門)を受賞し、『その街の今は』で第23回織田作之助賞大賞を受賞。2007年、『その街の今は』で第136回芥川龍之介賞候補、第57回芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞。同年、『また会う日まで』で第20回三島由紀夫賞候補、「主題歌」で第137回芥川龍之介賞候補。
 2006年より名久井直子、長嶋有、福永信、法貫信也とともに同人作家として同人活動も行なっている。作家の保坂和志から高い評価を受けるが、三島由紀夫賞選考では保坂との作風の類似も指摘されている(福田和也の評)。
 2010年、「ハルツームにわたしはいない」で第143回芥川龍之介賞候補、『寝ても覚めても』で第32回野間文芸新人賞受賞。2014年、「春の庭」で第151回芥川龍之介賞受賞。
 2018年、『寝ても覚めても』が東出昌大主演で濱口竜介監督により映画化。同作は第71回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に出品された。
引用元:Wikipedia 2019/08/03
cover
柴崎友香/本文
出版日 : 2024/03/11
出版社 : 筑摩書房
ISBN : 9784480439437

映画館、喫茶店、地下街の噴水広場、島、空港……様々な場所の人間と時間の不思議を描き話題となった新感覚の物語集。一篇を増補。解説 深緑野分
出版日 : 2023/12/05
出版社 : 集英社
ISBN : 9784087718560

あれから何年経ったのだろう。あれって、いつから? どのできごとから?日本を襲った二つの大地震。未知の病原体の出現。誰にも流れたはずの、あの月日――。別々の場所で暮らす男女三人の日常を描き、蓄積した時間を見つめる、著者の最新長編小説。始まりの前の続き、続きの後の始まりを見下ろし、あの中のどこかにわたしもいる、と思った。(一穂ミチ・作家)【著者略歴】柴崎友香(しばさき・ともか)1973年、大阪府生まれ、東京都在住。大阪府立大学卒業。1999年「レッド、イエロー、オレンジ、オレンジ、ブルー」が文藝別冊に掲載されデビュー。2007年『その街の今は』で芸術選奨文部科学大臣新人賞、織田作之助賞、咲くやこの花賞を受賞。2010年『寝ても覚めても』で野間文芸新人賞、2014年『春の庭』で芥川賞を受賞。その他に『パノララ』『千の扉』『百年と一日』ほか、エッセイに『よう知らんけど日記』など、著書多数。
cover
出版日 : 2020/10/22
出版社 : 中央公論新社
ISBN : 9784122069756

夫・一俊と共に都営団地に住み始めた永尾千歳、39歳。一俊からは会って4回目でプロポーズされ、なぜ結婚したいと思ったのか、相手の気持ちも、自分の気持ちも、はっきりとしない。二人が住むのは、一俊の祖父・日野勝男が借りている部屋だ。勝男は骨折して入院、千歳に人探しを頼む。いるのかいないのか分からない男を探して、巨大な団地の中を千歳はさまよい歩く。はたして尋ね人は見つかるのか、そして千歳と一俊、二人の距離は縮まるのか……。 三千戸もの都営団地を舞台に、四十五年間ここに住む勝男、その娘の圭子、一俊、友人の中村直人・枝里きょうだい、団地内にある喫茶店「カトレア」を営むあゆみ、千歳が団地で知り合った女子中学生・メイ。それぞれの登場人物の記憶と、土地の記憶が交錯する。
cover
出版日 : 2020/07/15
出版社 : 筑摩書房
ISBN : 9784480815569

代々「正」の字を名に継ぐ銭湯の男たち、大根のない町で大根の物語を考える人、解体する建物で発見された謎の手記……新感覚短編集。
cover
出版日 : 2020/02/21
出版社 : KADOKAWA
ISBN : 9784041084397

芥川賞作家が「誰かの不在の場所」を見つめつつ怖いものを詰め込んだ物語
cover
出版日 : 2019/06/08
出版社 : 毎日新聞出版
ISBN : 9784620108414

大阪で、のんびり一人暮らし歴を更新し続ける春子。突然訪れた「ご近所づきあい」、その行方は…? 芥川賞作家が放つ女性必読の一冊
cover
柴崎友香/著 東出昌大/著
出版日 : 2018/08/31
出版社 : KADOKAWA
ISBN : 9784040650630

芥川賞作家の挑戦作! 俳優・東出昌大を主人公に描いた“新しい純文学”
出版日 : 2018/08/07
出版社 : 河出書房新社
ISBN : 9784309416311

十年前、京都の引っ越しパーティーに居合わせた男女。30代になった彼らが、今宵再会する……行定勲監督がいち早く、紙上映画化!
cover
出版日 : 2018/07/31
出版社 : 新潮社
ISBN : 9784103018339

世界中から来た36人の作家と小説を読み、議論をし、街を歩き、大統領選挙を経験した作家が感じた現在のアメリカを描く連作小説集。
出版日 : 2018/07/06
出版社 : 河出書房新社
ISBN : 9784309416243

京都で開かれた引っ越し飲み会に集まった男女のせつない一夜。行定勲監督で映画化された本篇に、映画から生まれた番外篇を増補!
出版日 : 2018/06/06
出版社 : 河出書房新社
ISBN : 9784309416182

運命の人は二人いた……芥川賞作家の代表長篇が濱口竜介監督・東出昌大主演で映画化。マンガとコラボした書き下ろし番外篇を増補。
cover
出版日 : 2018/01/16
出版社 : 講談社
ISBN : 9784062938433

一軒家の増築部を間借りすることになった28歳の「わたし」が、ヘンテコな一家と暮らすうちに変ってゆく──芥川賞作家の新感覚長編
cover
出版日 : 2017/10/06
出版社 : 中央公論新社
ISBN : 9784120050114

夫・一俊と共に都営団地に住み始めた永尾千歳、40歳。一俊からは会って4回目でプロポーズされ、なぜ結婚したいと思ったのか、相手の気持ちも、自分の気持ちも、はっきりとしない。 二人が住むのは、一俊の祖父・日野勝男が借りている部屋だ。勝男は骨折して入院、千歳に人探しを頼む。いるのかいないのか分からない男を探して、巨大な団地の中を千歳はさまよい歩く。はたして尋ね人は見つかるのか、そして千歳と一俊、二人の距離は縮まるのか……。 三千戸もの都営団地を舞台に、四十五年間ここに住む勝男、その娘の圭子、一俊、友人の中村直人・枝里きょうだい、団地内にある喫茶店「カトレア」を営むあゆみ、千歳が団地で知り合った女子中学生・メイ。それぞれの登場人物の記憶と、土地の記憶が交錯する。
cover
出版日 : 2017/04/07
出版社 : 文藝春秋
ISBN : 9784167908270

アパートの住人の好奇心が、堆積した時間と記憶をひもといていく芥川賞受賞作「春の庭」はじめ、街の息遣いが聞こえる小説集。
cover
出版日 : 2017/02/25
出版社 : KADOKAWA
ISBN : 9784041048313

芥川賞作家が「誰かの不在の場所」を見つめつつ怖いものを詰め込んだ怪談集
cover
出版日 : 2017/01/25
出版社 : KADOKAWA
ISBN : 9784041048276

週末は、いつもより、少しだけ特別な日。輝いて見える日。
出版日 : 2016/07/06
出版社 : 河出書房新社
ISBN : 9784309414645

十歳から十九歳の日々を自由に時を往き来しながら描く、不思議な魅力に満ちた、芥川賞作家の代表作。有栖川有栖氏、柴田元幸氏絶賛!
cover
出版日 : 2015/04/08
出版社 : 筑摩書房
ISBN : 9784480432599

珠子、かおり、夏美。アラサー三人、出会い、迷い、いろいろ考えた、それぞれの一年間。移りゆく季節の中で、日常の細部が輝く傑作。解説 江南亜美子
cover
出版日 : 2015/01/15
出版社 : 講談社
ISBN : 9784062192255

友人の家に間借りすることになった主人公。個性豊かな家族に囲まれ、過去に傷を見つめ直す主人公。芥川賞受賞後初の長篇力作。
cover
出版日 : 2014/11/28
出版社 : 新潮社
ISBN : 9784101376424

わたしは、かつて誰かが生きた場所を、生きている――。新芥川賞作家の比類なき軌跡。
cover
出版日 : 2014/09/29
出版社 : 河出書房新社
ISBN : 9784309023236

あれから十年。30代になった男女が飲み会に集まった。行定勲監督で映画化された名作のその後を描く、感動の芥川賞受賞第一作!
cover
出版日 : 2014/07/28
出版社 : 文藝春秋
ISBN : 9784163901015

あの水色の家の中を覗いてみたい――一人の女性の好奇心が、街に積もる時間と記憶の物語をひもといていく。鮮烈な文学のパノラマ。
cover
出版日 : 2014/05/08
出版社 : 河出書房新社
ISBN : 9784309412931

あの人にそっくりだから恋に落ちたのか? 恋に落ちたからそっくりに見えるのか? めくるめく10年の恋を描く野間文芸新人賞受賞作
cover
出版日 : 2012/08/10
出版社 : 講談社
ISBN : 9784062773416

目の前にある現実が、ふと夢のように思える。夢に見る情景はどこかすごくリアル。夢と現実の裂け目からあふれ出す豊かな世界を描く。
出版日 : 2011/03/15
出版社 : 講談社
ISBN : 9784062769068

焦点を結びにくい気分や空気感を独特の感覚ですくい上げて、じんわりと心に沁みる作品集。
cover
出版日 : 2008/10/10
出版社 : 文藝春秋
ISBN : 9784163274805

30歳を目前にした会社員・果絵とその恋人、友人らとの静かなやりとりの中で大切なものが輝き始める。新鋭の集大成的傑作誕生!

ピックアップ