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「白石一郎」の書籍一覧(最新発売日情報)

全14件 (1990/04/10 ~ 2016/06/15)
 白石 一郎(しらいし いちろう、1931年(昭和6年)11月9日 - 2004年(平成16年)9月20日)は日本の作家。
 
 釜山広域市の生まれで本籍は壱岐市。終戦までは釜山、戦後は佐世保市で育つ。長崎県立佐世保北高等学校、早稲田大学政治経済学部卒業。
 大学在学中より、懸賞小説に応募を始めた。卒業後はタイヤ販売に従事するが、性に合わずに帰郷。父の経理事務所で働くかたわら、創作活動に励んだ。1955年、「臆病武者」が地方新聞の懸賞に一席入選。作家デビューを果たす。以後、一貫して歴史・時代小説を執筆。2002年に食道がんの宣告を受け、2004年9月20日肺炎により死去。
 代表作は直木賞を受賞した『海狼伝』で、ほかにも「海」を舞台にした(または「海」を冠した)作品がいくつかあり、海洋時代小説の第一人者として知られる。このような「海」についてのこだわりは、壱岐出身という自身の生い立ちや「苦心して書き上げた書下ろし長篇小説に『海と虹の城』というタイトルをつけてベテランの編集者に手渡したところ、『海はやめましょう。タイトルに海という字がつく本は売れないんです』」と言われ、それ以来、「そんな馬鹿な!という口惜しまぎれの反発心が、根深く心のどこかに」あったことに起因している(カッコ内引用は『水軍の城』より)。
 直木賞には、「孤島の騎士」(1970)、「火炎城」(1974)、「一炊の夢」「幻島記」(1975)、「サムライの海」(1980)、「島原大変」(1982)、「海賊たちの城」(1984)と相次いで候補作となったが、いずれも落選。『海狼伝』(1987)での受賞は、実に候補にあがること八回目、最初の候補作「孤島の騎士」から十七年を経てのことであった。余談だが、「孤島の騎士」は当時選考委員であった海音寺潮五郎に激賞されている。
 双子の息子、白石一文・白石文郎とも作家として活動している。一文とは親子二代での直木賞作家となっている。
引用元:Wikipedia 2019/08/03
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出版日 : 2016/06/15
出版社 : 講談社
ISBN : 9784062934060

黒田藩の要職を歴任し、いまは隠居の身の十時半睡だが、相談される藩士がらみの珍事雑事を巧みにさばく連作シリーズの1作目。
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出版日 : 2016/02/10
出版社 : 文藝春秋
ISBN : 9784167905521

黄金丸の船頭として海を駆ける笛太郎。シャムでの実の父親との邂逅は、宿命の対決の始まりだった――。傑作海洋冒険小説の新展開。
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出版日 : 2015/12/04
出版社 : 文藝春秋
ISBN : 9784167905149

日本の海賊の姿を生き生きと活写し、海に生きる男たちの夢とロマンを描いた海洋冒険時代小説の最高傑作。第97回直木賞受賞作。
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出版日 : 2007/08/03
出版社 : 文藝春秋
ISBN : 9784167370282

寛政4年、島原の前山が大噴火、地震と津波を誘発し、城下町は一夜にして砂漠と化した。大自然の猛威を描く表題作ほか中短篇全4作
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出版日 : 2006/09/05
出版社 : 文藝春秋
ISBN : 9784167370275

剣友・源吾の首をとった窃盗団の頭領、張竹芳を追って、卯之助と正五郎は上海へ。そして事件帖はついにクライマックスを迎える
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出版日 : 2005/04/08
出版社 : 文藝春秋
ISBN : 9784167370268
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出版日 : 2005/04/08
出版社 : 文藝春秋
ISBN : 9784167370251

さまざまな苦難の果てに日本に漂着したウィリアム・アダムスは、家康と対面、幕府覇権の確立に大きく貢献する。著者畢生の超大作
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出版日 : 2003/09/02
出版社 : 文藝春秋
ISBN : 9784167370237

義侠心にあつく、滅法腕っぷしも強い岡っ引の衣笠卯之助。維新前夜の横浜を舞台につぎつぎ難事件を解決してゆく痛快熱血事件帖!
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出版日 : 1998/01/09
出版社 : 文藝春秋
ISBN : 9784167370190
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出版日 : 1998/01/09
出版社 : 文藝春秋
ISBN : 9784167370183

シャムに渡ってアユタヤの日本人町の頭領となった山田長政は内戦の鎮圧が国王に認められて宮廷の武将としての頂点に立った。異国で波瀾の生涯を送った男の夢と冒険。(縄田一男)
出版日 : 1995/03/10
出版社 : 文藝春秋
ISBN : 9784167370138

志摩の土豪から身を起こした九鬼嘉隆は織田信長の知遇を得て運命がひらけた。織田水軍の総大将として海戦に明け暮れた戦国大名の数奇な人生を描く柴田錬三郎賞受賞作。(縄田一男)
出版日 : 1993/07/10
出版社 : 文藝春秋
ISBN : 9784167370114

黄金丸の船大将・笛太郎は、シャムを本拠地とする実父と宿命的な対決をする。海賊の生態を描いて、海洋時代小説の金字塔となった直木賞受賞作「海狼伝」の続篇。(縄田一男)
出版日 : 1991/05/10
出版社 : 文藝春秋
ISBN : 9784167370077

蒙古兵の槍で孫の恨みを晴らそうとする老人の執念を描く表題作ほか、「人名の墓」「巨船」「長すぎた夢」「三十人目の女」「鉄砲修業」「献上博多」など六篇の物語。(秋山駿)
出版日 : 1990/04/10
出版社 : 文藝春秋
ISBN : 9784167370053

対馬で育った少年笛太郎が、史上名高い村上水軍の海賊集団に加わり、“海のウルフ”として成長していく青春を描きながら、海賊の生態を活写した直木賞受賞作。(尾崎秀樹)

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