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「綿矢りさ」の書籍一覧(最新発売日情報)

全21件 (2010/08/30 ~ 2023/12/05)
 綿矢 りさ(わたや りさ、1984年2月1日 - )は、日本の小説家。
 
 京都府京都市生まれ。父は着物会社に勤めるサラリーマン、母は英語教師の家庭に育つ。
 京都市立紫野高等学校在学中に「インストール (小説)」で第38回文藝賞受賞。受賞当時17歳であり、第18回(1981年)の堀田あけみ(『アイコ十六歳』)以来20年ぶりの最年少タイ記録として話題となった。同作品で2002年に第15回三島由紀夫賞候補。選考委員の福田和也、島田雅彦より高い評価を受ける。同作品の単行本は、2年後の芥川龍之介賞受賞や映画化の効果も相まって、2008年までに70万部が発行されるベストセラーとなった。
 2002年に早稲田大学教育学部国語国文学科へ入学。在学中は千葉俊二ゼミに所属。大学在学中の2003年に『蹴りたい背中』で第25回野間文芸新人賞の候補となり、2004年に同作品で第130回芥川龍之介賞受賞(当時19歳)。金原ひとみ(当時20歳)「蛇にピアス」と同時受賞であり、それまでの最年少記録(第56回(1967年)・丸山健二の23歳0ヶ月)を大幅に更新。芥川賞受賞作と選評が掲載された月刊『文藝春秋 (雑誌)』2004年3月号は、雑誌としては異例の初回刷80万部、最終的には118万5000部を記録し、1990年12月号「昭和天皇独白録」収録号の105万部を抜き最多発行部数を更新した。単行本は芥川賞受賞作としては1976年受賞の村上龍『限りなく透明に近いブルー』(131万部)以来、28年ぶりのミリオンセラーとなった。2004年末までの発行部数は127万部。
 2006年3月に早稲田大学を卒業。以降、京都で専業作家として活動に入る。
 『蹴りたい背中』で2005年度早稲田大学小野梓記念賞<芸術賞>を受賞。同年末に3年半ぶりの長編となる『夢を与える』を発表。
 2008年、第26回京都府文化賞奨励賞を受賞。同年、世界経済フォーラム(ダボス会議)のYoung Global Leadersの1人に選出される。同年春より読売新聞で書評委員を務める。
 2010年、『勝手にふるえてろ』が第27回織田作之助賞大賞候補。
 2012年、『かわいそうだね?』で第6回大江健三郎賞を受賞。同年、京都市芸術新人賞を受賞。
引用元:Wikipedia 2019/08/03
出版日 : 2023/12/05
出版社 : 集英社
ISBN : 9784087718577

味わい尽くしてやる、この都市のギラつきのすべてを。コロナ禍の北京で単身赴任中の夫から、一緒に暮らそうと乞われた菖蒲(アヤメ)。愛犬ペイペイを携えしぶしぶ中国に渡るが、銀座のクラブ出身の菖蒲、タダじゃ絶対に転ばない。過酷なはずの隔離期間も悠々とこなし、美酒・美食・珍味・辛麺に溺れ、ブランド物を買い漁り、現地で若い「お友だち」を作り、駐妻ライフを徹底堪能せんとする。誰よりもフラットに北京を「視察」する菖蒲がたどり着く境地とは……? 著者自身の中国滞在経験とその観察力が炸裂する、一気読み必至の“痛快フィールドワーク小説”!【著者略歴】綿矢りさ(わたや・りさ)1984年、京都府生まれ。2001年『インストール』で文藝賞を受賞しデビュー。04年『蹴りたい背中』で芥川龍之介賞受賞。12年『かわいそうだね?』で大江健三郎賞、同年に京都市芸術新人賞、20年『生のみ生のままで』で島清恋愛文学賞受賞。他の著書に『勝手にふるえてろ』『私をくいとめて』『オーラの発表会』『嫌いなら呼ぶなよ』など。
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出版日 : 2020/02/20
出版社 : 集英社
ISBN : 9784087440775

女性たちはひたむきに生きている──。姉妹、妻、母親、さまざまな女性たちの視線から世界を切り取る短編集。著者新境地の全8編。
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出版日 : 2019/06/26
出版社 : 集英社
ISBN : 9784087711882

「私たちは、友達じゃない」 25歳、夏。恋人と出かけたリゾートで、逢衣(あい)は彼の幼なじみと、その彼女・彩夏(さいか)に出逢う。芸能活動をしているという彩夏は、美しい顔に不遜な態度で、不躾な視線を寄越すばかりだったが、四人で行動するうちに打ち解けてゆく。 東京へ帰った後、逢衣は彩夏と急速に親しくなった。やがて恋人との間に結婚の話が出始めるが、ある日とつぜん彩夏から唇を奪われ、「最初からずっと好きだった」と告白される。 彼女の肌が、吐息が、唇が、舌が、強烈な引力をもって私を誘う――。 綿矢りさ堂々の新境地! 女性同士の鮮烈なる恋愛小説。 【著者プロフィール】 綿矢りさ(わたや・りさ) 1984年京都府生まれ。早稲田大学教育学部卒業。2001年『インストール』で第38回文藝賞を受賞しデビュー。2004年『蹴りたい背中』で第130回芥川賞を受賞。2012年『かわいそうだね?』で第6回大江健三郎賞を受賞。
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出版日 : 2019/06/26
出版社 : 集英社
ISBN : 9784087711899

「どんな場所も、あなたといれば日向だ」 互いに男の恋人がいるのに、止めようもなく惹かれあう逢衣(あい)と彩夏(さいか)。 女性同士、心と身体のおもむくままに求め合い、二人は一緒に暮らし始めた。芸能活動をしていた彩夏の人気に火が付き、仕事も恋も順調に回り始めた矢先、思わぬ試練が彼女たちを襲う。切ない決断を迫られ、二人が選んだ道は……。 今まで裸でいても、私は全然裸じゃなかった。常識も世間体も意識から鮮やかに取り払い、一糸纏わぬ姿で抱き合えば、こんなにも身体が軽い――。 女性同士のひたむきで情熱的な恋を描いた、綿矢りさの衝撃作! 【著者プロフィール】 綿矢りさ(わたや・りさ) 1984年京都府生まれ。早稲田大学教育学部卒業。2001年『インストール』で第38回文藝賞を受賞しデビュー。2004年『蹴りたい背中』で第130回芥川賞を受賞。2012年『かわいそうだね?』で第6回大江健三郎賞を受賞。
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出版日 : 2019/03/28
出版社 : 新潮社
ISBN : 9784101266534

京都に生まれ育った奥沢家の三姉妹。長女の綾香はのんびり屋だが、結婚に焦りを感じるお年頃。負けず嫌いの次女、羽依は、入社したばかりの会社で恋愛ざたといけず撃退に忙しい。そして大学院に通う三女の凜は、家族には内緒で新天地を夢見ていた。春の柔らかな空、祇園祭の宵、大文字焼きの経の声、紅葉の山々、夜の嵐山に降る雪。三姉妹の揺れる思いを、京の四季が包みこむ、愛おしい物語。
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出版日 : 2017/12/05
出版社 : 集英社
ISBN : 9784087711288

母親を亡くした二十代の「私」は、「絶対に長生きするからね」と父に誓ったのに、交通事故に遭ってしまう。激痛の嵐の中、目を開けると二メートルほど下に自分の身体を見下ろしていて……(「意識のリボン」)。 表題作ほか、姉妹、妻、母親――様々な女たちの視線から世界を切り取り、 人生を肯定するあたたかさを感じさせる、全八編の短編集。
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出版日 : 2017/10/13
出版社 : 講談社
ISBN : 9784062937719

28歳OL、彼氏無し。素敵な服で武装して、欲しいものを手に入れたい! 複雑な女子の友情を、コミカルでブラックに描く小説集。
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出版日 : 2017/01/06
出版社 : 朝日新聞出版
ISBN : 9784022514455

【文学/日本文学小説】黒田みつ子、もうすぐ33歳。男性にも家庭にも縁遠く、一人で生きていくことに、なんの抵抗もないと思っている。ただ時々、迷ってしまうことも。そんな時は、もう一人の自分「A」に脳内で相談をするのだが……。著者初の新聞連載小説。
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出版日 : 2016/09/30
出版社 : 新潮社
ISBN : 9784103326236

私はここが好きだけど、いつか旅立つときが来る。京都を舞台に、人生に恋に悩みながらもまっすぐ生きる三姉妹を描く現代版『細雪』。
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出版日 : 2015/12/24
出版社 : 新潮社
ISBN : 9784101266527

巨大地震に襲われた近未来のキャンパスで、若者はカリスマ的リーダーに希望を求めるが……極限状態での絆を描く異色の青春小説。
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出版日 : 2015/10/29
出版社 : 講談社
ISBN : 9784062197571

28歳彼氏なし、洋服好きOLと幼なじみのタレント。女性ストーカーとイケメン陶芸家。読みだしたら止まらない2年ぶり最新小説!
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綿矢りさ/著 金原ひとみ/著 町田康/著 保坂和志/著 堀江敏幸/著 星野智幸/著 ほか
出版日 : 2015/08/11
出版社 : 講談社
ISBN : 9784062902823

1975年以降に発表された名作を5年単位で厳選する全8巻シリーズ第6弾。新世紀を迎えた、現代小説の相貌とは――
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出版日 : 2015/05/08
出版社 : 文藝春秋
ISBN : 9784167903602

煮え切らない男・絃と煮詰まった女・奈世が繰り広げる現代の同棲物語。トホホ笑いの果てに何かが吹っ切れる、迷える男女に贈る一冊。
出版日 : 2015/03/06
出版社 : 河出書房新社
ISBN : 9784309413549

綿矢りさが贈る、とびきりの世にも奇妙な物語。「ほとんど私の理想そのものの「怖い話」なのである。ーー森見登美彦氏(解説)」
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出版日 : 2015/01/28
出版社 : 新潮社
ISBN : 9784101266510

華やかな女子高生が、哀しい眼をした地味男子に恋をした。でも彼には恋人がいた。傷つけて傷ついて、身勝手なはじめての恋。
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出版日 : 2013/12/04
出版社 : 文藝春秋
ISBN : 9784167840020

私の彼は元彼女と同棲中……話題を呼んだ表題作と、女子同士の複雑な友情を描く「亜美ちゃんは美人」を収録。大江健三郎賞受賞作。
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出版日 : 2013/07/31
出版社 : 新潮社
ISBN : 9784103326229

激震に見舞われた首都は、ふたたび巨大地震に襲われるのか? 21世紀後半のキャンパスを舞台に描かれる、未来版「罪と罰」。
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出版日 : 2012/12/12
出版社 : 文藝春秋
ISBN : 9784163878706

この道は結婚に繋がってないの? よくある同棲生活を通じて、どうしようもない男女のすれ違いや結婚観が浮かび上がる連作2篇。
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出版日 : 2012/08/03
出版社 : 文藝春秋
ISBN : 9784167840013

賞味期限切れの片思いと好きでもない現実の彼氏。どっちもほしい、どっちも欲しくない。迷いながら、ぶつかりながら、不器用に進んでいく
出版日 : 2011/10/31
出版社 : 文藝春秋
ISBN : 9784163809502

私の彼は元彼女と同棲中……週刊誌連載時から話題を呼んだ表題作と、女子同士の複雑な友情を描く「亜美ちゃんは美人」の2篇収録
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出版日 : 2010/08/30
出版社 : 文藝春秋
ISBN : 9784163296401

片思い以外経験ナシの26歳女子が、時に悩み時に暴走しつつ「現実」の扉を開けてゆくキュートで奇妙な恋愛小説。3年ぶりの注目作!

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