【お知らせ】当サイトは、2024年2月末日をもって終了いたします。その後、しばらくしたのちサイトは閉鎖されます。

「原民喜」の書籍一覧(最新発売日情報)

全7件 (2015/06/11 ~ 2020/08/24)
 原 民喜(はら たみき、1905年(明治38年)11月15日 - 1951年(昭和26年)3月13日)は、日本の詩人、小説家。広島で被爆した体験を、詩「原爆小景」や小説「夏の花」等の作品に残した。
 
 1905年11月15日、広島県広島市幟町(のぼりちょう)(現中区 (広島市)幟町)に生まれる。陸海軍・官庁用達の縫製業を営む父・原信吉の五男。1917年、11歳で父を亡くし、この頃から無口で内向的な性格となる。同じ年に兄・守夫と原稿綴じの家庭内同人誌『ポギー』を発刊して詩作を始める。これは後に他の兄妹も参加して、詩名を『せれなで』『沈丁花』『霹靂(へきれき)』と変えながら、断続的に約12年間続いた。1918年、死の床にあった姉ツルから聖書の話を聞き、「生まれ変わるような衝撃」を受ける。ツルの死後、形見として『聖書』を譲り受け、最晩年までツルを慕った。
 1923年広島高等師範学校付属中学(現:広島大学附属中学校・高等学校)4年を修了。大学予科の受験資格が与えられたために1年間登校せず、ロシア文学を愛読し、宇野浩二に傾倒。室生犀星、ポール・ヴェルレーヌの詩を耽読。同級生の熊平武二の誘いで同人雑誌『少年詩人』に参加する。
 1924年、慶應義塾大学文学部予科に進学。同学年には山本健吉、田中千禾夫、蘆原英了、瀧口修造、北原武夫、厨川文夫がいた。1925年、辻潤、マックス・シュティルナーに惹かれ、ダダイスムに傾斜し、1月から4月にかけて、糸川旅夫の筆名で『芸備日日新聞』にダダイスム風の詩を発表する。1926年に同人誌『春鶯囀』を創刊して熊平清一、熊平武二、山本健吉、銭村五郎、長光太らが参加。また原稿綴じ回覧雑誌『四五人会雑誌』を創刊する。在学中は一時左翼運動への関心を高め、日本赤色救援会に所属しオルグにも参加するが、組織の衰弱化・崩壊に伴い、自然に運動から離れる。1932年に慶應義塾大学英文科を卒業。卒論は「ウィリアム・ワーズワース論」。相当の身請け金を出し本牧の女性を自由にし同棲をはじめるも、半月も経たないうちに逃げられる。初夏、カルモチン自殺を図るが失敗する。
引用元:Wikipedia 2019/08/03
cover
原民喜/著
出版日 : 2020/08/24
出版社 : 本の泉社
ISBN : 9784780719789

名作「夏の花」(原題「原子爆弾」)を挟んで、戦争の日々と妻の死、8月6日の被爆、その後……時系列に佳作を編集。
cover
出版日 : 2019/07/19
出版社 : 集英社
ISBN : 9784087610475

集英社創業85周年企画『コレクション戦争と文学』(全20巻)から8冊を厳選。手に取りやすい文庫判で装い新たに毎月刊行スタート!
cover
原民喜/著 天瀬裕康/編
出版日 : 2018/05/09
出版社 : 彩流社
ISBN : 9784779124747

原爆小説の代表的作家として知られる原民喜。 戦前に描かれた瑞々しい感性のなかに潜む 幻想性豊かな初期の傑作が 読みやすい新仮名遣いによって甦る! 「原民喜」のイメージを一新する、夢の器に浸ってみたい。
cover
原民喜/著
出版日 : 2017/01/10
出版社 : 筑摩書房
ISBN : 9784480434135

表題作のほか、審判(武田泰淳)/夏の葬列(山川方夫)/夜(三木卓)など収録。高校国語教科書に準じた傍注や図版付き。併せて読みたい名評論も。
cover
原民喜/著
出版日 : 2016/08/05
出版社 : 瀬戸内人
ISBN : 9784908875021

戦後70年に話題になった原民喜(1905~1951)の文学を「新版」で刊行。原爆投下以前の広島の幼年時代を追憶する美しい短…
cover
原民喜/著
出版日 : 2015/07/31
出版社 : サウダージ・ブックス
ISBN : 9784907473051

戦後70年という歴史の節目に原民喜(1905~1951)の文学を紹介。原爆投下以前の広島の幼年時代を追憶する短編小説集。
cover
原民喜/著
出版日 : 2015/06/11
出版社 : 講談社
ISBN : 9784062902762

広島原爆投下の日を克明に描いた「夏の花」他、壮絶な体験と苦悩を刻んだ小説群。戦後70年を経て尚鮮烈な光を放つ戦争文学の金字塔

ピックアップ