大森 寿美男（おおもり すみお、1967年8月3日 - ）は日本の脚本家、演出家、映画監督。
　神奈川県出身。
　
　10代で演劇活動を始め、劇団「自家発電」を旗揚げし、作・演出を手掛ける。1990年代前半には渡辺えり主宰の「劇団3○○（さんじゅうまる）」の公演『1の1の6』（1990年）、『クレヨンの』（1991年）、『月に眠る人』（1993年）等に出演。1997年には『男的女式（おとこてきおんなしき）』が第3回日本劇作家協会日本劇作家協会新人戯曲賞にノミネートされる。同年オリジナルビデオ『静かなるドン』で脚本家としてデビューした。
　『泥棒家族』（日本テレビ放送網）、『トトの世界』（NHK衛星第2テレビジョン）において“社会に対する確かな視線”が評価され、当時史上最年少で第19回（2000年度）向田邦子賞を受賞した。
　コメディから時代劇まで幅広いジャンルをこなす。映画では特に篠原哲雄が監督を務めた作品を多く手掛けている。
　2009年10月公開の『風が強く吹いている#映画』で映画監督としてもデビューし、第31回（2009年）ヨコハマ映画祭および第19回（2009年度）日本映画批評家大賞において新人監督賞を受賞。