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「安倍雄太郎」の書籍一覧(最新発売日情報)

全4件 (2018/02/22 ~ 2019/07/26)
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出版日 : 2019/07/26
出版社 : 小学館
ISBN : 9784093865456

日舞に魅了された男子学生の恋と友情! 一目惚れした清香に誘われて舞い上がり、興味のなかった日本舞踊の発表会を見た大学生の駿介。だが駿介は、清香とともに舞台に立つ吉樹から目が離せなくなってしまう。華やかな舞台で堂々と踊る吉樹に比べて、まるで冴えない自分……。清香に「踊りの上手い人が好き」と言われた駿介は、二人がいる日舞教室に通うことを決意する。 下心たっぷりの稽古通いが始まるが、容赦なく欠点を指摘する吉樹とはソリが合わず、喧嘩ばかり。しかも清香は吉樹ばかり気にしている。憎いライバルだが、吉樹の踊りの上手さは認めざるを得ず、駿介にはモヤモヤが募った。 そんななか、発表会で駿介は「橋弁慶」を踊ることに。参考にと見せられたビデオの中で、のびのびと弁慶を踊る少女に感動する駿介。昔、教室にいた女の子らしいが――。 芸事には縁のなかった男子が飛び込んだ、厳しくも魅力的な日舞の世界。 駿介は吉樹と上手く踊ることができるのか。日舞の名取でもある著者がリアルに描く、恋と友情の日舞男子小説! 【編集担当からのおすすめ情報】 著者の安倍さんご自身が、藤間流・名取の日舞男子です。踊りの紹介では、どこがこの演目の胆かがわかりやすく説明され、踊り方の欠点なども具体的に示されています。日本舞踊の魅力がよく分かる、日舞小説です。
安倍雄太郎/著 ミキワカコ/イラスト
出版日 : 2019/04/05
出版社 : 小学館
ISBN : 9784094066227

日舞男子の孤独と恋と、青春! 知り合ったばかりの清香に誘われて舞い上がり、興味のない日本舞踊の発表会を見学した大学生の駿介。だが、清香が踊る「吉野山」を見ながら、一緒に舞う男から目が離せなくなってしまう。男は、清香が通う日舞教室の師匠の息子で、大学生の橘吉樹。同年代のくせに華やかな舞台で堂々と踊る吉樹と、まるで冴えない自分とを比べて衝撃を受ける駿介。さらに清香から「自分より踊りの上手い人が好き」と言われ、駿介は清香の日舞教室に通いはじめる。 下心たっぷりの稽古通いだったが、教室には当然、吉樹がいる。最初から気が合わない吉樹とは、ことあるごとに衝突して口喧嘩ばかり。しかも清香は吉樹ばかり気にしている様子。憎いライバルの吉樹だが、彼の踊りだけは認めざるを得ず、駿介はもやもやが募る。 そんな中、駿介が発表会で「橋弁慶」の弁慶役を踊ることになった。師匠から参考に、と見せられたビデオの映像の中で、弁慶をのびのびと踊る少女に感動する駿介。昔、教室に通っていた女の子らしいが――。 芸事には縁のない男子が飛び込んだ、厳しくも魅力的な日舞の世界。恋と友情と孤独が炸裂する、日舞男子小説・誕生!
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安倍雄太郎/著 げみ/イラスト
出版日 : 2018/10/05
出版社 : 小学館
ISBN : 9784094065725

恋心と才能への嫉妬の狭間で揺れる青春純愛 人気絶頂の女性作家、27歳の冬月朧が死んだ。朧が死んだ日、朧と大学文芸部の同期だった朔太郎は、朧に会いたいと言われていたがむげに断っていた。 二人は大学時代、お互いのために小説を書くことがなにより楽しく、夏休みもカフェで小説を書き合い、やがて互いに恋心を抱くように。そんな中、朧だけが小説家デビュー。以来ずっと朔太郎は、朧の才能への嫉妬を抱くようになってしまう。そしてぎくしゃくした関係が何年も続いていたなかでの、朧の死。朔太郎は朧の死をどう受け止めていいのかわからない日々を過ごしていた。そんなある日、朧が死んだ日に会いたがっていたカフェに、朔太郎は足を運んだ。するとそこには朧そっくりの少女がいて…! 恋心と才能への嫉妬の狭間で失った大切な恋を描いた、青春純愛! 小説に引き寄せられ、小説に引き裂かれた恋とは!? 切ない恋に涙があふれる!
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安倍雄太郎/著 LAL!ROLE/イラスト
出版日 : 2018/02/22
出版社 : 小学館
ISBN : 9784094064957

第18回小学館文庫小説賞受賞、泣ける恋! 3月23日、僕は高円寺に引っ越した。駅を出ると、炭に焼かれる焼き鳥の匂いが鼻腔をくすぐり、路上ライブの弾き語りが響いてくる。僕の社会人生活がいよいよここから始まるんだと思いながら眠った深夜、幽霊のアカネが現れた。この世を彷徨い続ける彼女はここに置いてくれと懇願してきた。正直に言おう、僕は極度の怖がりである。生きてる人間は怖いが、死んでる人間なんて気絶する。とにかく呪いが怖い僕に選択肢などない。アカネを追い払えず幽霊と同居することになったのだ。その結果、僕はアカネにどうしようもなく恋してしまった。 これは、12月24日深夜に彼女をあの世に見送るまでの、僕の恋の日記であり、彼女を取り巻く人達の話だ。 ――アカネ、僕は君をどうすれば引き留められたのかな。 第18回小学館文庫小説賞受賞作!

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