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「寮美千子」の書籍一覧(最新発売日情報)

全5件 (2015/07/31 ~ 2019/01/18)
 寮 美千子(りょう みちこ、1955年 - )は、日本の作家。幼年童話からジュブナイル小説・絵本・詩・純文学・ノンフィクションまで手がけ、題材も先住民文化から宇宙天文まで幅広い。
 
 千葉県立千葉高等学校卒。高校時代は弓道部に所属。中央大学文学部中退。外務省・広告制作会社・フリーランスのコピーライターを経て、1986年、毎日童話新人賞を受賞、童話作家としてデビュー。2005年、泉鏡花文学賞を受賞。2006年以降、奈良市に在住。
引用元:Wikipedia 2019/08/03
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寮美千子/文 小林敏也/画
出版日 : 2019/01/18
出版社 : ロクリン社
ISBN : 9784907542665

「ねえ、どうして?」 男の子がお父さんに聞きました。 アイヌの深い知恵に学ぶ命の物語。 アイヌに伝わる早口言葉を元に描かれた物語です。 親と子の対話を通じて、知恵の神髄に近づいていきます。 ストーリーは軽やかにテンポ良く、ユニークな飛躍を繰り返していき、 独特の面白みを醸し出しています。 【本書あとがきより】 アイヌの人々は、北の大地の先住民。はるかな昔から、大自然のふところで、豊かな暮らしを営んできた人々です。それは、大地から奪うのではなく、大地の恵み、それをもたらしてくれるカムイ(アイヌにとっての神)に 心から感謝する暮らし。人々が捕る鮭や鹿はカムイが遣わしてくれたもの、人々が捕る熊は客となって来てくれたカムイ自身と考え、心から感謝を捧げてきたのです。彼らは、一本の木を切り倒す時でさえ、深い祈りを捧げてきました。そんな人々の心の中には、とても豊かな、まるで天に輝くきら星のような物語の世界がありました。それは、北の大地からの贈り物。21世紀の今日、あまりにも多くの問題を抱えこみ、道に迷っているわたしたちへの、すばらしい贈り物なのです。(寮美千子)
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寮美千子/文 上村恭子/絵
出版日 : 2018/05/07
出版社 : ロクリン社
ISBN : 9784907542597

切なく美しい物語。いま、よみがえる。 どんなに辛くても、決して清らかな心を失わなかった──。 忘れてはならない日本の名作。 むかしむかし、大臣の娘として生まれた中将姫。 小さい頃に母親を亡くし、その後新しいお母さんと幸せに暮らしていました。 ある日、帝の前でお琴を見事に演奏し、とてもほめられた中将姫。 すると、その姿を見たお母さんの中に、嫉妬の炎が燃え始めます。 そして弟が生まれると、お母さんは恐ろしい計画を企てるのでした──。 歌舞伎、講談、人形浄瑠璃など、 かつてさまざまな形で語られていた名作を 子どものための読み物に。
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寮美千子/文 小林敏也/画
出版日 : 2018/02/08
出版社 : ロクリン社
ISBN : 9784907542566

わたしは、だれかの命をもらって生きている、生かされている。 そう気づいたとき、人はもっとやさしくなれる。 他者にも、大地にも、自分自身にも──。 先住民族アイヌの深い知恵に学ぶ、命と魂の物語。 お父さんが狩りから帰ってくると、ふところには小さな子熊がいた──。 男の子は、子熊と一緒に食事をし、相撲を取り、川で遊び家族のように暮らした。 子熊が大きくなってきたある日、お父さんが言った。 「そろそろ、この子をカムイの国へ送ってさしあげよう」 子熊を数年育てた後に屠殺する儀式「イオマンテ」。 そこには自然に対する感謝や畏敬の念が強くこめられています。 アイヌが長年大切にしてきた知恵に学ぶ、命にまつわる物語です。 ※本書は2003年にパロル舎より刊行された『イオマンテ』を一部加筆修正し、新装にしたものです。
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出版日 : 2016/06/30
出版社 : ロクリン社
ISBN : 9784907542290

備後は三次のお侍、平太郎は怖いもの知らず。あるきっかけで、妖怪たちが屋敷に毎日毎晩訪れるようになってしまいました。一泡吹かせてやろうと、妖怪たちは平太郎に果敢に挑みますが…。“実話”として伝わる、ユーモラスな怪談物語「稲生物怪録絵巻」の絵をそのまま生かして、楽しい絵本に。
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寮美千子/文 クロガネジンザ/絵
出版日 : 2015/07/31
出版社 : ロクリン社
ISBN : 9784907542191

怖いもの知らずのお侍、平太郎の屋敷には、ある出来事をきっかけに毎晩いろんな妖怪が現れるようになりました。 妖怪たちは、あの手この手を使って平太郎を怖がらせようと挑んできます。妖怪と平太郎の1ヶ月におよぶ根比べ! 江戸時代にほんとうにあった怪談話……といわれています。 広島県三次市に伝わる「稲生物怪録絵巻」を元に、いくつものお話しをあわせて、一つにしたものです。

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