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「小山田浩子」の書籍一覧(最新発売日情報)

全7件 (2013/03/29 ~ 2023/10/30)
 小山田 浩子(おやまだ ひろこ、1983年11月2日 - )は、日本の小説家。広島県広島市佐伯区生まれ。広島大学文学部日本文学語学講座卒業。広島市在住。広島東洋カープのファンとしても知られる。英国文芸誌『GRANTA』に短編が掲載されたり、オーストリアで開かれた文学イベント「Literature in autumn:Echoes from Japan」に青山七恵、辻仁成、ドリアン助川、中村文則、柳美里らと共に招待されるなど海外でも高く評価されている
 
 大学卒業後、編集プロダクション、大手自動車メーカー子会社など職場を転々とする。
 2010年、「工場」で第42回新潮新人賞を受賞。
 2013年、単行本『工場』で第26回三島由紀夫賞候補、第30回織田作之助賞受賞、第4回広島本大賞(小説部門)受賞。
 2014年、「穴」で第150回芥川龍之介賞を受賞。同年、第30回県民文化奨励賞(第30回記念特別賞)を受賞。
引用元:Wikipedia 2019/08/03
出版日 : 2023/10/30
出版社 : 新潮社
ISBN : 9784101205441

「絶対に無理はしないでください」豪雨に見舞われた地区にボランティアとして赴いた〈私〉は、畑に流れこんだ泥を取り除く作業につく。その向こうでは、日よけ帽子をかぶった女性が花の世話をしていた。そこはまるで緑の小島のようで――。被災地支援で目にした光景を描いた表題作のほか、広島カープを題材にした3作など14編を収録。欧米各国で翻訳され、世界が注目する作家の最新作品集!
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出版日 : 2020/12/23
出版社 : 新潮社
ISBN : 9784101205434

私は夫と離婚をする。そのことを両親に報告せねばならない。実家へ向かう路線バスのなかで、老人たちがさかんに言い交わす「うらぎゅう」。聞き覚えのない単語だったが、父も母も祖父もそれをよく知っているようだ――。彼岸花。どじょう。クモ。娘。蟹。ささやかな日常が不条理をまといながら変形するとき、私の輪郭もまた揺らぎ始める。自然と人間の不可思議が混然一体となって現れる15編。
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出版日 : 2018/08/29
出版社 : 新潮社
ISBN : 9784101205427

大河が南北を隔てる巨大工場は、ひとつの街に匹敵する規模をもち、環境に順応した固有動物さえ生息する。ここで牛山佳子は書類廃棄に励み、佳子の兄は雑多な書類に赤字を施し、古笛青年は屋上緑化に相応しいコケを探す。しかし、精励するほどに謎はきざす。この仕事はなぜ必要なのか……。緻密に描き出される職場に、夢想のような日常が浮かぶ表題作ほか 2 作。新潮新人賞、織田作之助賞受賞。
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出版日 : 2018/03/30
出版社 : 新潮社
ISBN : 9784103336433

ままならない日々を生きる人間のすぐそばで、虫や草花や動物達が織り成す、息をのむような不可思議な世界。15篇を収める初短篇集。
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出版日 : 2016/07/28
出版社 : 新潮社
ISBN : 9784101205410

黒い獣を追い私は穴に落ちた。不思議な出来事と風変わりな人々が田舎町の日常に夢幻を誘う。奇想と魅惑にあふれる芥川賞受賞作。
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出版日 : 2014/01/24
出版社 : 新潮社
ISBN : 9784103336426

仕事を辞め、夫の田舎に移り住んだ夏。奇妙な獣の姿を追う私は、得体の知れない穴に落ちた。芥川賞受賞作を含む、待望の第二作品集。
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出版日 : 2013/03/29
出版社 : 新潮社
ISBN : 9784103336419

何を作っているのかわからない巨大な工場。敷地に棲む、謎の動物達。労働と生活の不条理を途方もなく奇妙な想像力で乗り越える三篇。

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