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「山田太一」の書籍一覧(最新発売日情報)

全7件 (2013/04/05 ~ 2018/11/08)
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出版日 : 2018/11/08
出版社 : 小学館
ISBN : 9784093523516

昭和ホームドラマの金字塔、その原作小説 1977年夏にTBS系列で放送され、「辛口ホームドラマ」として放送史に燦然と輝く名作。その原作小説は1976~77年にかけて東京新聞ほかで連載された。 高度成長期の大企業に勤めるモーレツサラリーマンの夫・田島謙作。傍目には恵まれた貞淑な妻・則子。才気煥発な女子大生の娘・律子と気弱な高校三年生の息子・繁。一見すると、郊外の戸建て住宅に暮らす幸福そうな一家が、ある1本の電話から破綻に向かって走り出す。主婦の浮気、レイプなど当時は斬新なテーマを意欲的に描いた、脚本家・山田太一の代表作。
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出版日 : 2015/06/22
出版社 : 株式会社 KADOKAWA
ISBN : 9784047319301

「人間は変わらない」「みんなが人間を信じすぎている」のセリフが胸に突き刺さる傑作ドラマ「ナイフの行方」(NHK/2014年12月放送)のシナリオ集。作者及び制作統括近藤晋氏の超ロング解説を収録。
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出版日 : 2015/06/05
出版社 : 小学館
ISBN : 9784094061758

読む愉しみが溢れる〈物語の世界〉 1950年代と現在の東京を往還し幻想的な物語が展開する「あの街は消えた」と「読んでいない絵本」、さらに老人の白昼夢のような時間を描いた「少し早めのランチへ」(以上短篇小説)、ビジネスマンの一日に流れ込む一瞬の幸福と死を切り取った二篇のショート・ショート。全国でロングラン、好評を博した俳優座の名舞台、家族の再生を描いた傑作戯曲「黄金色の夕暮」、芸術祭優秀賞、菊島隆三賞を受賞したテレビドラマのシナリオ「本当と嘘とテキーラ」。多彩な作品を一冊にまとめた魅惑の山田太一ワールド。 解説はベストセラー『夏の庭』の著者:湯本香樹実(ゆもと・かずみ)
出版日 : 2014/04/08
出版社 : 朝日新聞出版
ISBN : 9784022647412

【文学/日本文学小説】妻を亡くしたひとり暮らしの81歳の男、ずっと独身を通してきた46歳の女性ケアマネジャー、老人介護の仕事をやめたばかりの27歳の僕……。ぬぐえない痛みを抱えた大人たちの間で、風変わりな恋がはじまる──。解説・角田光代。
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出版日 : 2013/06/06
出版社 : 小学館
ISBN : 9784094088328

戦時下にタイムスリップしてしまった家族 東京近郊に住む平凡な家族は、ある朝、戦時中(昭和19年)の日本にタイムスリップしていた――信じられないようなSF的設定で始まる問題作。家族が投げ込まれた世界は、戦時下の「食糧不足」「言論統制」「強制疎開」「大空襲」の時代だった。憎むべき〈戦争〉の時代に、〈飽食した〉現代人はどう立ち向かうのか。太平洋戦争末期、敗戦へと向かう日本を鮮烈に描きながら、驚くべき結末が待ちうける戦慄の寓話。 解説、奥田英朗
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出版日 : 2013/05/08
出版社 : 小学館
ISBN : 9784094088236

時間を逆行し生きる女性と中年男の愛の日々 数ある山田太一の小説作品の中でも、初期の最高傑作。骨折で入院中の主人公・田浦の病室に列車事故にあった患者が運び込まれる。衝立ごしに出会った女性患者・睦子との不思議な一夜から、信じられない物語が始まる。主人公が再会した彼女は「若返って」いたのだ。老女から少女、そして幼女へ、さらには……。彼女は自らの若返りを止める術を持たない。二人はいつか訪れる関係の終焉を予感しつつも、互いを愛おしみ、逢瀬を重ねる。 「これは決して悲劇ではない。著者が二人の主人公たちと我々に見せてくれた、美しく壮大な夢の景色だ」(道尾秀介「解説」より)
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出版日 : 2013/04/05
出版社 : 小学館
ISBN : 9784094088144

美少女と中年男に弄ばれる甘美で残酷な青春 1958年、東京郊外にある映画撮影所(著者が助監督として活動した松竹大船撮影所がモデル)から物語は始まる。主人公は大学を卒業したばかりの22歳の助監督。映画界は最盛期を過ぎたとはいえまだまだ活気に満ちている。新人女優として突然主人公の目の前に現れた16歳の美少女と大根役者の中年男をめぐってストーリーは展開する。ほとんどは、巨匠が監督する映画「一葉」の撮影現場である。当時の映画製作の現場が微細に生き生きと描写される(著者がこれほど詳細に映画製作の現場を描いたことはない)。最終の第12章のみ33年後という設定である。甘美な青春の日々とほのかなエロティシズム――、青春の苦さを見事に描いた傑作長篇小説。今回の再文庫化にあたって、著者による大幅な加筆訂正がほどこされた。 解説:角田光代

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