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「野坂昭如」の書籍一覧(最新発売日情報)

全7件 (2005/06/11 ~ 2018/10/11)
 野坂 昭如(のさか あきゆき、1930年(昭和5年)10月10日 - 2015年(平成27年)12月9日)は、日本の作家、歌手、作詞家、タレント、政治家。
 放送作家としての別名は阿木 由起夫(あき ゆきお)、シャンソン歌手としての別名はクロード 野坂(クロード のさか)、落語家としての高座名は立川 天皇(たてかわ てんのう)、漫才師としての野末陳平とのコンビ名はワセダ中退・落第(わせだちゅうたい・らくだい)。
 
 父は土木技師で戦後に新潟県副知事 (日本)を務めた野坂相如(すけゆき)。当時野坂家の住いは東京市麹町区隼町だったが、産み月近くなって両親が別居。昭如は神奈川県鎌倉市小町で誕生した。実母ぬいは自身を産んだ2月後に死別。生後半年で神戸市の張満谷(はりまや)家へ養子に出される。
 11歳の時、戸籍謄本を偶然に見て、自分が養子であることを知り、後には妹2人も別々に養子として入る。
 その後、上の妹を病気で、1945年の神戸大空襲で養父を、下の妹を疎開先の福井県で栄養失調で亡くした。後に福井県で妹を亡くした経験から贖罪のつもりで『火垂るの墓』を記した。終戦時から大阪府守口市などを2年間転々とする。
 なお、『火垂るの墓』の後、「空襲で父母をなくした」と長らく詐称していたが、養父は実際に空襲で行方不明となっていたが、養母は大怪我をしながら生きており、元から一緒に暮らしていた養祖母も健在だった。(1973年発表の「アドリブ自叙伝」で告白)。
 
 養祖母と養母と昭如は、守口市の親戚宅に頼ってくらしていた。
 大阪市立高等学校在学中の17歳の1947年10月、養母の実家を頼り上京。しかし、11月に窃盗をはたらき、多摩少年院東京出張所に送致されるが、実父が保証人となり釈放され、野坂姓に戻る。新潟高等学校 (旧制)文乙(ドイツ語クラス)に編入。なお、旧制高校文甲(英語クラス)の上級生に丸谷才一がいた。
 旧制高校在学中に学制改革が起き、1949年に新制新潟大学に入学するも3日で退学。「多くの同級生が東京の大学へ入り、夏休みに戻って来ても、相手にしてもらえない、後で知ったのだが、酒に溺れて気が狂ったという噂が立っていた」(『赫奕たる逆光』)。上京し果物屋でアルバイトをするが、1950年、シャンソン歌手を志して早稲田大学第一文学部仏文科に入学。早稲田大学時代の友人には中島敏行(詩人、皆生温泉の旅宿「海潮園」主人)、斎藤保(のち新聞記者)らがいた。新潟の禅寺・大栄寺で修行した後、父の参議院出馬にスタッフとして参加。
引用元:Wikipedia 2019/08/03
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出版日 : 2018/10/11
出版社 : 小学館
ISBN : 9784093523486

多彩な野坂ワールド!オリジナル編集短編集 徹底的に現実を拒否し、次々に湧き上がるおぞましき妄想を、世紀の美女・モンローに仮託して謳い上げた作家自身の“私小説”である表題作「マリリン・モンロー・ノー・リターン」。 ほかに老いと介護をテーマとした「死の器」、大学落研の青春を描いた「ああ軟派全落連」、原発建設がもたらす悲劇を描いた「乱離骨灰鬼胎草」、怪奇幻想小説「砂絵呪縛後日怪談」等々、遠国の美女への願望、女たちの執念、反逆的なヒューマニズムや現実逃避をテーマとして、多面性に富んだ作家・野坂昭如ワールドが味わえるP+D BOOKSオリジナル編集版。
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野坂昭如/著 原田康子/著 氷室冴子/著 小池真理子/著 佐々木譲/著 高橋克彦/著 ほか
出版日 : 2018/08/21
出版社 : 集英社
ISBN : 9784087457834

名作短掌編を精選したアンソロジー「短編伝説」シリーズの掉尾を飾る一冊。今回のテーマは「別れ」。赤川次郎、浅田次郎、小川洋子、北方謙三ら錚々たるメンバーによる別離のドラマ。(解説/吉野仁)
出版日 : 2017/06/06
出版社 : 河出書房新社
ISBN : 9784309415376

大阪を舞台に、とむらい師たちの愚行と奮闘、笑いと悲しみを通じて「生」の根源を描く表題作のほか、初期代表作を収録。
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出版日 : 2016/08/31
出版社 : 新潮社
ISBN : 9784103166115

前人未到の傑作「骨餓身峠死人葛」、最後の小説「戦争童話 石のラジオ」、さらに大島渚殴打事件を巡る随筆等。必読のコレクション!
野坂昭如/著 黒田征太郎/著
出版日 : 2015/07/23
出版社 : 世界文化社
ISBN : 9784418155125

戦争によって常に弱いものの命が無残にも奪われ、もてあそばれていく様を伝える、戦争を知らない子どもだちに伝えたい戦争童話集。
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出版日 : 2007/12/06
出版社 : 文藝春秋
ISBN : 9784167119140

「118歳死刑囚の長生きの秘密は?」「老人に勃起テストが義務化!」などなど、ノサカが現代日本を痛烈に哄笑する痛快作6篇
野坂昭如/著 町田康/解説
出版日 : 2005/06/11
出版社 : 講談社
ISBN : 9784061984080

「家庭篇」から始まり告白的「私篇」、そして巨大都市・東京の行末を暗示する「山椒媼」まで饒舌かつ猛スピードで語られる14の断章

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