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「阿川弘之」の書籍一覧(最新発売日情報)

全8件 (2007/05/15 ~ 2017/11/08)
 阿川 弘之(あがわ ひろゆき、1920年(大正9年)12月24日 - 2015年(平成27年)8月3日)は、日本の小説家、評論家。
 広島県名誉市民。日本芸術院会員。日本李登輝友の会名誉会長。文化勲章受章。代表作に、『春の城』『雲の墓標』のほか、大日本帝国海軍提督を描いた3部作(海軍提督三部作)『山本五十六』『米内光政』『井上成美』など。
 法学者の阿川尚之は長男、タレント・エッセイストの阿川佐和子は長女。
 
 自身は『私の履歴書』では、〔私の「履歴」を一と言で記せば、「地方の平凡な中流階級に生まれ、小学校から大学まで、ごく平坦平凡な学生生活を送り、戦争中は海軍に従軍して多少の辛酸を嘗めたが、戦後間もなく志賀直哉の推輓により文壇に登場、以来作家としてこんにちに至る」、これだけである〕と回顧している。
 
 阿川甲一の長男として広島市白島九軒町土手通り(現中区 (広島市)白島 (広島市))に生まれた(本籍地は山口県美祢郡伊佐町(現美祢市伊佐町)。
 
 偕行社附属済美小学校、広島大学附属中学校・高等学校、広島高等学校 (旧制)を経て東京大学文学部国文科を繰り上げ卒業。卒業論文の表題は「志賀直哉」。
 
 1942年(昭和17年)9月海軍予備員として海軍に入隊する。
 1943年(昭和18年)8月に海軍少尉任官、軍令部勤務を命ぜられた。大学在学中に中国語の単位を取ったことでわずかだが中国語ができたため、特務班の中でも対中国の諜報作業担当であるC班に配属される。
 中尉に進級した直後の1944年(昭和19年)8月「支那方面艦隊司令部附」の辞令が出る。
 
 1946年(昭和21年)2月「ポツダム進級」という身分で、長江を上海市へ下り、3月末博多へ上陸復員する。広島市への原子爆弾投下により焼き尽くされた故郷の街を見る。家は丸焼けだったが、両親は無事だった。実家の川向こうの牛田 (広島市)の、雨漏りのするボロ家にのがれて、中風の父親と、白内障の母親と甥にあたる若者と三人でひっそり暮らしていた。
引用元:Wikipedia 2019/08/03
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出版日 : 2017/11/08
出版社 : 筑摩書房
ISBN : 9784480434784

敗戦のどん底のなかで、国産航空機誕生の夢を実現させようとする男たち。仕事に家庭に恋に精一杯生きた昭和の人々を描いた傑作小説。解説 阿川淳之
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出版日 : 2017/05/10
出版社 : 筑摩書房
ISBN : 9784480434449

五十代にして「末の末っ子」誕生を控えた作家・野村耕平は、執筆に雑事に作家仲間の交際にと大わらわ。昭和ファミリー小説の決定版!解説 阿川淳之
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出版日 : 2016/10/06
出版社 : 筑摩書房
ISBN : 9784480433893

文豪が残した昭和のエンタメ小説! 時は昭和30年代、知り合った自動車解体業「ぽんこつ屋」の若者と女子大生。その恋の行方は?解説 阿川佐和子
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出版日 : 2016/04/06
出版社 : 筑摩書房
ISBN : 9784480433558

会社が倒産した! どうしよう? 美味しいカレーライスの店を始めようと、若い男女の恋と失業と起業の奮闘記。昭和娯楽小説の傑作。解説 平松洋子
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出版日 : 2015/08/28
出版社 : 新潮社
ISBN : 9784101110196

詩情と諧謔に満ちた短篇小説の名品や、日本語の粋を尽した随筆を収録。長い歳月をかけて多様な角度から描きあげた自画像的作品集。
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出版日 : 2013/04/26
出版社 : 新潮社
ISBN : 9784103004189

「我が文筆生活を締め括る最後の一冊となるだらう」…短篇の名品、文学仲間を偲ぶ対談など多様な角度から描いた作家の自画像的文集。
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出版日 : 2012/02/11
出版社 : 講談社
ISBN : 9784062901499

広島に生まれた著者の家族史を、丹念にたどり、独特のおかしみを湛えた文章で綴った連作長篇小説。阿川弘之の自伝的代表作品。
出版日 : 2007/05/15
出版社 : 講談社
ISBN : 9784062757201

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