全6件 (2018/06/29 ~ 2019/05/31)
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN : 9784596518538
引きとめてほしいのは、
秘書ではなく、女として。
「突然ですが、ぼくは婚約しました。相手は秘書のアデレードです」
ボスで富豪のデンプシーに公の場で宣言され、アデレードは呆然とした。
彼にないがしろにされ、仕事を辞めたいと申し出た矢先なのに?
だがそれは、有能な秘書に退職を思いとどまらせるために、
彼女のお人好しな性格を利用した、デンプシーの巧妙な手口だった。
さらに、ひと月だけでも婚約者を装って、彼の下で働くよう命じられる。
貧民街に暮らしていた少女時代からずっと、デンプシーが好きだった。
これが愛ある本物の婚約だったなら、どれだけ幸せなことだろう……。
そんなアデレードの純情も知らず、我が道を行くデンプシーは、
これから彼の屋敷で寝泊まりしろと告げ、彼女の身も心も翻弄する――
アデレードの長年の片想いを軸に描かれる、ボスと秘書のもどかしくも甘やかな恋物語。愛を信じられない大富豪デンプシーが演じる偽りの婚約は、いったいどんな展開に……? スター作家、キャサリン・マン作『富豪が残したあの夜の証』(D-1751)の関連作。
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN : 9784596518378
名ばかりの結婚なのに、
初夜に結ばれて……。
カリブ海の島にあるリゾートホテルで働くブリアンは、
ボスのゲイブから不意にプロポーズされ、思わず息をのんだ。
黒髪と青い目のボスに愛される夢がついにかなうの?
だが詳しい話を聞いて、ブリアンはひどく動揺した。
ニューヨークの富豪一族の一員であると判明したゲイブは、
祖父から遺産相続の条件として結婚を言い渡されたという。
さらに彼は別れた妻が残した赤ん坊の母親を必要としていたので、
信頼できるブリアンが選ばれたというわけなのだ。
人知れず失望した彼女に、ゲイブは冷徹に言い放った!
「この結婚は契約に基づいたビジネスだから体の関係は含まれない」
J・ロックは『消えた花嫁と忘れじの愛』で記憶喪失に陥った悲運のヒロインをドラマティックに描きました。この作品では、彼女の夫の弟として顔を見せていたゲイブがヒーローをつとめます。名門マクニール一族の男性と契約結婚したブリアンの運命は……?
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN : 9784596518316
結婚したことさえも忘れた花嫁。
でも、交わした愛と情熱は消えず……。
花嫁のキャロラインは大富豪デイモンとの新婚旅行後に誘拐され、
幸せの絶頂からどん底へと突き落とされた。
やがて救出されるも記憶を失い、結婚や夫のことも曖昧だった。
そして実家にかくまわれたが、父から衝撃的なことを聞かされる――
おまえの夫は遺産相続のために間に合わせの結婚をしただけで、
妻の誘拐が判明しても、身代金すら払わなかったのだ、と。
お金が目的だった? 本当はわたしを愛していないの?
彼との間に授かったかわいい息子を、先日産んだばかりなのに……。
デイモンの真意を知るため、キャロラインは意を決し、
夫のもとへと戻ることにした――幼子の存在は秘密にしたまま。
確かな記憶がないキャロラインに伝えられた、衝撃の事実。幸せが指の間からこぼれ落ちゆく切なさをこらえつつ、結婚の真相を知るために夫のもとへ戻ると、意外にも温かく迎えられます。けれども、息子の存在を隠されていたことがわかると、デイモンは激怒し……。
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN : 9784596518262
ボスからのプロポーズは、
子どもに母親を与えるためだけのもの?
デリアのボスは、億万長者の会社経営者イェーガー・マクニールだ。
偶然出会った彼に苦境を救われ、秘書として雇用されて2年。
ボスは自分には手の届かない人だとあきらめていた彼女だったが、
ある日思わぬ出来事が起こり、彼の豪邸で熱く激しい夜を過ごした。
数週間後、デリアは驚愕の事態に見舞われ、イェーガーに妊娠を告げる。
すると、彼は“責任”という言葉を口にしてデリアの手の甲にキスし、
彼女を見つめて言った。「ぼくと結婚してくれるかい?」
こんな愛情の感じられないプロポーズを受け入れるなんて無理だわ!
デリアは結婚をためらうが、音信不通の名門一族と会う彼に説得され、
プライベートジェットでクリスマスシーズンのニューヨークを訪れ……。
『メールオーダー・ブライド』『この結婚は期限付き』に続いて、名門マクニール一族のいい男がヒーローを務めるロマンスをお贈りします。数々の受賞歴を誇るJ・ロックの筆才をご堪能ください。
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN : 9784596518170
1年だけの期限付きの結婚に、
愛など期待してはいけない。
イアン・マクニール! 莫大な富を誇る一家の次男がなぜここに?
高級リゾートホテルの改装の仕事でマイアミを訪れたリディアは、
関係者の会合の席に突然現れた彼を見て凍りついた。
1年前、リディアは仕事先のタヒチでイアンと出会って恋に落ち、
少しでもふたりきりになる時間があれば情熱のときを過ごした。
ところが、ある日、彼の不実の証拠を見つけて衝撃を受け、
数週間の濃密な関係に終止符を打ったのだった。
いま再びリディアの目の前に現れたイアンは、
調査の末に握った彼女の弱みを利用し、耳を疑うような提案をする。
「きみが12カ月間ぼくの妻でいてくれれば問題はすべて解決する」
『メールオーダー・ブライド』で数多くの受賞歴を誇る筆力を存分に示したジョアン・ロック。本作はその関連作で、前作で脇を固めていた富豪一家の次男イアンがヒーローを務めます。トロピカルなリゾート感あふれる契約結婚の物語をご堪能ください。
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN : 9784596518101
この婚約はお芝居なのに、
彼の熱いキスに胸を震わせている……。
ニューヨークのバレエ団に所属するソフィアは、
海外公演から戻ったばかりの空港で突然プロポーズされた。
相手は莫大な富を誇るマクニール家の三兄弟の末っ子キャメロン。
事業を相続するためには結婚が必須条件だと祖父に言い渡され、
オンラインで花嫁を紹介する業者を大急ぎで利用したという。
どういうこと? そんなところに登録した覚えはないのに。
動揺するソフィアに、空港で待ち構えていたマスコミが襲いかかる。
業者の手違いに気づいて素早く姿を消したキャメロンに代わり、
ソフィアを救ってくれたのは三兄弟の長兄クインだった。
なんと彼は、自分が本当の婚約者だと声高らかに宣言したのだ!
お待たせしました! 新作の刊行が熱望されていたJ・ロックの作品をディザイアから久々にお届けします。とっさに機転をきかせてくれたクインのおかげで、ソフィアはスキャンダルを免れ、1カ月間の偽装婚約に同意しますが、やがて彼の魅力に抗えなくなり……。