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「古川薫」の書籍一覧(最新発売日情報)

全8件 (1986/07/10 ~ 2015/08/04)
 古川 薫(ふるかわ かおる、1925年6月5日 - 2018年5月5日)は、日本の小説家。妻は歌人の森重香代子。
 
 山口県下関市生まれ。軍国少年として育ち、航空機のエンジニアになるため宇部工業学校(現山口県立宇部工業高等学校)機械科を卒業。航空機会社に勤務した。1945年に召集され、沖縄戦に向かう予定だったが、その前に敗戦を迎えた。
 1952年に山口大学教育学部を卒業。教員を経て山口新聞(みなと山口合同新聞社)に入社。編集局長を経て、1965年から作家活動を始め、同年「走狗」で直木賞候補、1973年「女体蔵志」で同候補、続けて1974年「塞翁の虹」、1977年『十三人の修羅』、1978年「野山獄相聞抄」、1980年「きらめき侍」、同年「刀痕記」、1981年『暗殺の森』、1988年『正午位置』、1989年『幻のザビーネ』と、候補になること10回(最多記録)。1990年、藤原義江の伝記小説『漂泊者のアリア』で第104回直木三十五賞を受賞。受賞年齢65歳は最高齢で佐藤得二(第49回・64歳)の記録を破り、25年越しでの受賞であった。ただしその後、2010年に星川清司(第102回)が実際よりも5歳若く年齢を公表していたことが明らかとなり(受賞時68歳)、最年長受賞者の名は譲ることになった。1991年には山口県芸術文化振興奨励特別賞を受賞した。2002年『花も嵐も 女優・田中絹代の生涯』で第15回大衆文学研究賞特別賞を受賞。
 2010年より下関市立近代先人顕彰館 田中絹代ぶんか館の名誉館長に就任。「名誉館長のつぶや記」は2010年の開館当時から2018年3月20日まで更新された。
 基本的な主題は長州藩・山口県とその出身・関連人物で、幕末期の長州藩とその出身・関連人物を取り挙げた歴史小説・随筆などが作品の大多数を占める。また山口県出身の人物を扱うことが主で、郷土作家でもある。
 2018年5月5日、血管腫のため死去した。92歳没。
 2019年3月、下関市名誉市民の称号が授与される。
引用元:Wikipedia 2019/08/03
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古川薫/著
出版日 : 2015/08/04
出版社 : 文藝春秋
ISBN : 9784167904197

松陰のもとで学び、維新志士として、信念を貫く明治の政治家として「暴発」しつつ活躍した品川弥二郎の生涯に光を当てる歴史長篇。
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古川薫/著
出版日 : 2014/10/07
出版社 : 河出書房新社
ISBN : 9784309413204

2015 NHK 大河「花燃ゆ」。主人公・文の兄が、維新の革命家吉田松陰。彼女が慕った「至誠の詩人」の魂を描き尽くす評伝。
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古川薫/著
出版日 : 2014/09/02
出版社 : 文藝春秋
ISBN : 9784167901820

二〇一五年大河ドラマの主人公・文の夫であり、幕末の動乱の中、尊攘派志士として激烈に駆け抜けた久坂玄瑞の生涯を描き出した傑作。
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古川薫/著
出版日 : 2012/10/30
出版社 : 文藝春秋
ISBN : 9784163817507

松下村塾、蛤御門の変、戊辰戦争、西南戦争……。歴史の重大局面には、この男がいた。新政府の高官となった彼が追い求めた悲願とは
古川薫/著
出版日 : 2011/05/10
出版社 : 文藝春秋
ISBN : 9784167357177

戊辰戦争から日露戦争、自死の日、そして児玉源太郎との友情——動乱の幕末・明治を疾走した乃木希典の生涯とは。著者渾身の集大成
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古川薫/著
出版日 : 2002/12/06
出版社 : 文藝春秋
ISBN : 9784167357153

激動の明治時代、実に三度も首相の座に就いた桂太郎。妥協と忍従の姿勢の陰で、桂は新生日本のために様々な布石を打っていた——
古川薫/著
出版日 : 1993/05/10
出版社 : 文藝春秋
ISBN : 9784167357092

“歌に生き恋に生き”た世界的に名を馳せたオペラ歌手藤原義江。英国人の貿易商を父に、下関の琵琶芸者を母に持った義江の波瀾の人生を描いた直木賞受賞作。(田辺聖子)
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古川薫/著
出版日 : 1986/07/10
出版社 : 文藝春秋
ISBN : 9784167357030

年上の女囚高須久子との交情を通して新しい松陰像に迫る表題作、理不尽な切腹を命ぜられた長州藩の三家老の三様の死にざまを描く「見事な御最期」など歴史短篇集

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