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「日下力」の書籍一覧(最新発売日情報)

全5件 (2006/04/01 ~ 2017/03/07)
 日下 力(くさか つとむ、1945年1月 - )は、日本の国文学者、早稲田大学名誉教授。
 新潟県佐渡生まれ。1971年、早大大学院修士課程修了。1972年、岩手大学教育学部助手、1974年、専任講師、1977年助教授。1977年、日本古典文学会賞、早大窪田空穂賞受賞。1979年、早大文学部助教授、1984年、教授。文学学術院教授。1998年、「平治物語の成立と展開」で早大文学博士。2013年早大を退任。中世軍記物語が専門。
引用元:Wikipedia 2019/08/03
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日下力/著
出版日 : 2017/03/07
出版社 : 笠間書院
ISBN : 9784305708366

戦争の引き起こす悲しみや苦悩は、世界で、どう語りつがれてきたのだろうか。 人間の歴史において戦争とは何であったのか。それを知るために、この国のいくさの物語を、世界の戦争文学のなかで捉え直す。わが国の人々が生み出した戦争文学から何がわかるか。 日本の軍記物語と西欧の叙事詩を中心に、戦いを題材とした世界のさまざまな作品との比較を試み、それぞれの独自性を明らかにすることで、『平家物語』ひいては日本自体を見つめていく視点を得る。 比較される世界の文学作品は、『ギルガメシュ』『イリアス』『オデュッセイア』ギリシア悲劇『歴史』『戦史(歴史)』『アナバシス』『アルゴナウティカ』『ガリア戦記』『アエネーイス』『内乱―パルサリア―』『狂えるオルランド』『エルサレム解放』『ラーマーヤナ』『マハーバーラタ』『ベーオウルフ』『アーサー王物語』『オシアン』『シャー・ナーメ(王書)』『ロランの歌』『イーゴリ遠征物語』『ブィリーナ』『エル・シードの歌』『ニーベルンゲンの歌』『三国志演義』『ウズ・ルジアダス』『カレワラ』『ゲセル・ハーン物語』『マナス』等。 【戦乱のあとに相次いで生まれたこの国のいくさの物語は、戦いのなかで味わわされた様々な苦悩をストレートに見つめ、普遍的なものに昇華させ、混じりけのない言葉で表現しようとしたものであったと知らされる。文学としての稀有な価値も、おそらくはそこにある。】…第五章より
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日下力/著
出版日 : 2016/12/22
出版社 : KADOKAWA
ISBN : 9784044000349

貴族の世から武士の世へ。変換期を迎えた中世社会を描き出す!
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日下力/著
出版日 : 2015/09/24
出版社 : KADOKAWA
ISBN : 9784044001216

武士の時代の幕開けを告げる物語!
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日下力/監修 鈴木彰/編集 三澤裕子/編集
出版日 : 2015/08/23
出版社 : 汲古書院
ISBN : 9784762936197

人間はいくさ・戦争とどのように関わってきたのか― 「戦後七十年」のいま、中世の文学・芸能といくさの関わりかたから見つめ直す
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日下力/著
出版日 : 2006/04/01
出版社 : 笠間書院
ISBN : 9784305002747

平家物語全12巻のエッセンスを本書一冊で読む。それが「転読」。女性の祈りとともに、いくさの物語が閉じられる平家物語は、何を語り継ごうとしたのか。巻一から巻十二まで、ポイントを丁寧に読みながら、面白さを語り伝える。新説多数収録。

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