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「村田喜代子」の書籍一覧
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全15件 (1998/11/10 ~ 2023/08/10)
村田 喜代子(むらた きよこ、1945年4月12日 - )は、日本の小説家。日本芸術院会員、梅光学院大学文学部客員教授。福岡県中間市在住。旧姓は貴田。
福岡県八幡市 (福岡県)(現在の北九州市八幡西区)出身。両親の離婚後生まれたため、戸籍上は祖父母が父母となる。市役所のミスで一年早く入学通知が来たため、1951年小学校入学。八幡市立花尾中学校卒業後、鉄工所に就職。1967年結婚し、二女を出産。
1977年「水中の声」で第7回九州芸術祭文学賞最優秀作を受賞。これを境に本格的な執筆活動に入る。1985年からタイプライターによる個人誌『発表』を作成し『文學界』同人雑誌評に送付。『発表』2号(1985年12月)掲載の「熱愛」が同人雑誌推薦作として『文學界』1986年4月号に転載され、第95回芥川賞候補となる(該当作なし)。続いて「盟友」(『文學界』1986年9月号) が第96回芥川賞候補となる(該当作なし)。1987年、「鍋の中」(『文學界』5月号)で第97回芥川賞を受賞した。
1991年に黒澤明が「鍋の中」を『八月の狂詩曲』として映画化した際には不満で、「ラストで許そう黒澤明」を『別冊文藝春秋』同年夏号に寄稿した。
やや怪奇味を帯びた作風だが、『龍秘御天歌』(1998年)ではリアリズムに転じた。
『百年佳約』(2003年『西日本新聞』に連載)の挿絵を担当したスペイン在住の画家堀越千秋とは親友。
2017年、日本芸術院会員に選ばれる。
2018年現在、川端康成文学賞、紫式部文学賞選考委員。
物心がつく前から吃音があり、成人後も治っていない。子どもの頃は悩んだが、社会人になってからはたいして気にならなくなったという。
引用元:
Wikipedia
2019/08/03
1. 新古事記
村田喜代子
/著
出版日 :
2023/08/10
出版社 : 講談社
ISBN : 9784065326831
原爆開発の地に流れる密やかな平和な時間。物理学者の夫と共にそこに居合わせた最初期日系移民の末裔の数奇な物語。
2. 文庫 焼野まで
村田喜代子
/著
出版日 :
2019/11/07
出版社 : 朝日新聞出版
ISBN : 9784022649379
3. 飛族
村田喜代子
/著
出版日 :
2019/03/14
出版社 : 文藝春秋
ISBN : 9784163909899
朝鮮との国境近くの島でふたりの老女が暮らす。九二歳と八八歳。厳しい海辺暮らしとシンプルに生きようとする姿! 傑作長編小説。
4. エリザベスの友達
村田喜代子
/著
出版日 :
2018/10/31
出版社 : 新潮社
ISBN : 9784104041053
介護施設に集う認知症の母の目に映るのは、かつて彼女が一番輝いていた時代。女性たちの人生に戦中戦後の日本が去来する傑作長編。
5. 火環 八幡炎炎記 完結編
村田喜代子
/著
出版日 :
2018/05/18
出版社 : 平凡社
ISBN : 9784582837735
著者初の本格自伝的小説・完結編。戦後の激動のなか、炭鉱の町で育ったヒナ子は映画の脚本家を目指して密かに上京をもくろむが……。
6. ゆうじょこう
村田喜代子
/著
出版日 :
2016/01/28
出版社 : 新潮社
ISBN : 9784101203515
妊娠、殺人、逃亡、そしてストライキ……熊本の廓に売られてきた海女の娘イチが目の当りにした遊女たちの悲哀を描く、連作短編集。
7. 八幡炎炎記
村田喜代子
/著
出版日 :
2015/02/13
出版社 : 平凡社
ISBN : 9784582836837
製鉄の町・八幡を舞台にした著者初の自伝的小説。敗戦の年に生まれたヒナ子は複雑な家庭環境のなか、祖父母のもとでたくましく育つ。
8. 光線
村田喜代子
/著
出版日 :
2015/01/05
出版社 : 文藝春秋
ISBN : 9784167902896
原発事故のニュースを見ながら、自分の癌に放射線治療を受ける――表題作「光線」をはじめ、震災後の生き方を短篇の名手が問う八篇。
9. 屋根屋
村田喜代子
/著
出版日 :
2014/04/23
出版社 : 講談社
ISBN : 9784062187749
屋根修理の職人に誘われ、「私」は夢の中でフランスの大聖堂の屋根を訪れる。屋根屋と中年主婦の夢の中でのファンタジックな邂逅。
10. ゆうじょこう
村田喜代子
/著
出版日 :
2013/04/26
出版社 : 新潮社
ISBN : 9784104041046
赤ん坊を産んだ花魁。廓から逃亡した娼妓。そして廓の女たちによるストライキ――幼くして廓に売られたイチが見た女たちの生きざま。
11. 光線
村田喜代子
/著
出版日 :
2012/07/12
出版社 : 文藝春秋
ISBN : 9784163815503
東日本大震災後に癌が発覚。自身の病気と天災がもたらした不幸が重なりあうとき、作家は何を感じたのか? 心に深く沁み入る8篇
12. ドンナ・マサヨの悪魔
村田喜代子
/著
出版日 :
2009/05/15
出版社 : 文藝春秋
ISBN : 9784163281902
「愚かな老女よ」。娘のお腹のなかの赤ん坊が、突然マサヨに語りかけてきた。彼はいったい何者なのか。生命誕生の神秘を描く傑作
13. 村田喜代子傑作短篇集 八つの小鍋
村田喜代子
/著
出版日 :
2007/12/06
出版社 : 文藝春秋
ISBN : 9784167318543
デビュー30周年、実力派女流作家の精髄を示す短篇集。「鍋の中」「蟹女」「望潮」「白い山」など各種文学賞受賞作を中心に8作を収録
14. 龍秘御天歌
村田喜代子
/著
出版日 :
2004/10/08
出版社 : 文藝春秋
ISBN : 9784167318536
十七世紀、強制連行された朝鮮人陶工が死んだ。火葬か土葬か、読経か哭踊か。村の大騒動を描く歴史物語。芸術選奨文部大臣賞受賞
15. 蕨野行
村田喜代子
/著
出版日 :
1998/11/10
出版社 : 文藝春秋
ISBN : 9784167318031
押伏村には、六十歳を越えると蕨野へ棄てられる掟がある。老人たちの悲惨で滑稽な集団生活。死してなお魂は生き永らえるのか——
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