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「桜木紫乃」の書籍一覧(最新発売日情報)

全33件 (2007/11/28 ~ 2023/12/22)
 桜木 紫乃(さくらぎ しの、1965年4月19日 - )は、日本の小説家、詩人。北海道釧路市生まれ。江別市在住。
 
 釧路市立北中学校卒業。北海道釧路東高等学校卒業。中学生の時に原田康子の『挽歌 (小説)』に出会い文学に目覚める。高校時代は文芸クラブに所属。高校卒業後、裁判所でタイピストとして勤めたが、24歳で結婚して退職し、専業主婦となる。夫の転勤に従って釧路市、網走市、留萌市などに住む。27歳で男児を出産。2人目の子供(女児)を出産直後に小説を書き始め、原田康子も所属した文芸誌「北海文学」の同人として活動。2007年に『氷平線』で単行本デビュー。
 金澤 伊代名義で詩人としても活動しており、詩集も刊行している。
 ゴールデンボンバー (バンド)のファンとしても知られており、直木三十五賞受賞の記者会見では鬼龍院翔が愛用しているタミヤロゴ入りTシャツを着用したほど。のちにラジオ「鬼龍院翔のオールナイトニッポン」で鬼龍院翔とは初対面も果たした。ストリップ (性風俗)のファンでもあり、札幌道頓堀劇場に通っていた。
 2013年9月25日、釧路市観光大使に任命される。
 日本放送協会北海道地方放送番組審議会の委員なども務めた。
 
 作品のほとんどは北海道、特に釧路市近辺を舞台としている。「新官能派」のキャッチコピーでデビューした性愛文学の代表的作家であるが、人間の本能的な行為としての悲哀という描き方であり、過激さは低い。実家は理容室であったが、15歳のときに父親が釧路町に「ホテルローヤル」というラブホテルを開業し、部屋の掃除などで家業を手伝っていたという経験が性愛への冷めた視点を形成したという。代表作『ホテルローヤル』をはじめ、いくつかの作品に同名のラブホテルが登場する。
引用元:Wikipedia 2019/08/03
出版日 : 2023/12/22
出版社 : KADOKAWA
ISBN : 9784041141007

あの冬の1か月、たしかに僕らは家族だった。
桜木紫乃/著 中川正子/写真
出版日 : 2023/10/13
出版社 : KADOKAWA
ISBN : 9784041126530

だいじょうぶ。 わたしたちには、いまを乗り越える力がある。
出版日 : 2023/09/15
出版社 : 毎日新聞出版
ISBN : 9784620108704

“渋谷駅毒ガス散布事件”に巻き込まれ、他人の名前で生き続けることになった女性の逃亡と成長の半生を描く直木賞作家の傑作長編
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出版日 : 2023/06/20
出版社 : 集英社
ISBN : 9784087445343

【第15回中央公論文芸賞受賞作】 「ママがね、ボケちゃったみたいなんだよ」妹からの電話で実家の状況を知った智代。かつて横暴だった父が、母の面倒をみているという。関わり薄くいられのも、お互いの健康あればこそだった。長男長女、墓守、責任という言葉に距離を置いてきた日々。妹は二世帯同居を考えているようだ。親孝行に名を借りた 無意識の打算はないか。家族という単位と役割を、北海道を舞台に問いかける傑作長編。 【著者略歴】 桜木紫乃(さくらぎ・しの) 1965年北海道生まれ。2002年「雪虫」で「オール讀物」新人賞を受賞。07年に同作を収録した単行本『氷平線』を刊行。13年『ラブレス』で島清恋愛文学賞を受賞。同年、『ホテルローヤル』で第149回直木賞を受賞し、ベストセラーとなる。他の著書に『起終点駅 ターミナル』『無垢の領域』『蛇行する月』『裸の華』『緋の河』『孤蝶の城』など。
桜木紫乃/著 オザワミカ/イラスト
出版日 : 2021/03/26
出版社 : 集英社
ISBN : 9784082990282

“安心していいよ、それは私達の大切な順番だから。"直木賞作家・桜木紫乃による初の絵本。小説『家族じまい』のもう一つの物語。
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出版日 : 2021/02/26
出版社 : KADOKAWA
ISBN : 9784041111123

「血のつながり」はなくても、そこには家族があった。
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出版日 : 2020/07/16
出版社 : KADOKAWA
ISBN : 9784041095973

直木賞作家・桜木紫乃が創作の苦しみを克明に描く、新たな到達点!
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出版日 : 2019/12/06
出版社 : 小学館
ISBN : 9784094067231

刑事の血、女の血。 「あなたは、誰が産んでもうちの娘です」 北海道釧路市の千代ノ浦海岸で男性の他殺死体が発見された。被害者は札幌市の元タクシー乗務員滝川信夫、八十歳。北海道警釧路方面本部刑事第一課の大門真由は、滝川の自宅で北原白秋の詩集『白金之独楽』を発見する。滝川は青森市出身。八戸市の歓楽街で働いた後、札幌に移住した。生涯独身で、身寄りもなかったという。真由は、最後の最後に「ひとり」が苦しく心細くなった滝川の縋ろうとした縁を、わずかな糸から紐解いてゆく。 二人デ居タレドマダ淋シ、 一人ニナツタラナホ淋シ、 シンジツ二人ハ遣瀬ナシ、 シンジツ一人ハ堪ヘガタシ。 (北原白秋「他ト我」より) 北海道警釧路方面本部。新たな刑事の名は、大門真由。 【編集担当からのおすすめ情報】 柴咲コウ主演で、ドラマ化された(ABC創立65周年スペシャルドラマ「氷の轍」) 直木賞作家渾身の長編ミステリー、ついに文庫化! ロングセラー文庫『凍原 北海道警釧路方面本部刑事第一課・松崎比呂』以来 となる、北海道警釧路方面本部シリーズ最新作! 解説は、ドラマ「氷の轍」にも出演した塩見三省さん。
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出版日 : 2019/06/27
出版社 : 新潮社
ISBN : 9784103277255

絶対に、書きたかった――。新聞連載終了時の講演に1300人が集まった、破格の小説力。気高く、強く、美しい、この人生を見よ!
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出版日 : 2019/03/20
出版社 : 集英社
ISBN : 9784087458497
出版日 : 2018/12/14
出版社 : 光文社
ISBN : 9784334912550
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出版日 : 2018/11/06
出版社 : 小学館
ISBN : 9784094065787

女の人生は、惚れた男で決まる。 北海道最東端・根室は、国境の町である。戦前からこの町を動かし、人格者として知られる河之辺水産の社長には、三人の娘がいた。 長女智鶴は政界を目指す大旗運輸の御曹司に嫁ぎ、次女珠生は料亭「喜楽楼」の芸者を経て相羽組組長の妻となり、三女早苗は金貸しの杉原家の次男を養子にして実家の家業を継ぐことになっている。 昭和四十一年の国政選挙で、智鶴の夫・大旗善司は、北方領土の早期返還を公約に掲げ、初当選を果たした。選挙戦を支えたのは、珠生の夫である相羽重之が海峡でロシアとせめぎ合いながらかき集めた汚れ金だった。三姉妹はそれぞれの愛を貫き、男たちの屍を越え生きてゆく。 直木賞作家が贈る波瀾万丈エンタメ! 【編集担当からのおすすめ情報】 桜木版「宗家の三姉妹」! 北海道・根室海峡。三姉妹の愛と憎しみの華が咲く。
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出版日 : 2018/07/31
出版社 : 新潮社
ISBN : 9784103277248

一緒に暮らすと決めたあの日から、少しずつ幸せに近づいていく。そう信じている。名手が辿り着いた夫婦の幸福のかたちに、あなたは?
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出版日 : 2017/11/09
出版社 : 文藝春秋
ISBN : 9784167909550

貧しさから這い上がり夜の支配者となった男。彼は外道を生きる孤独な男か? 女たちの夢の男か? 謎の男をめぐる八人の女の物語。
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出版日 : 2017/09/29
出版社 : KADOKAWA
ISBN : 9784041046005

直木賞作家の新たな到達点! 書くことに取り憑かれた女はどこへ向かうのか
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出版日 : 2016/12/01
出版社 : 文藝春秋
ISBN : 9784167907464

釧路で書道教室を開く夏紀。認知症の母が言った謎の地名に導かれ、自らの出生の秘密を探る。しかしその先には、封印された過去が。
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出版日 : 2016/09/27
出版社 : 小学館
ISBN : 9784093864503

シンジツ一人ハ堪ヘガタシ。 二人デ居タレドマダ淋シ、 一人ニナツタラナホ淋シ、 シンジツ二人ハ遣瀬ナシ、 シンジツ一人ハ堪ヘガタシ。 (北原白秋「他ト我」より) 北海道釧路市の千代ノ浦海岸で男性の他殺死体が発見された。被害者は札幌市の元タクシー乗務員滝川信夫、八十歳。北海道警釧路方面本部刑事第一課の大門真由は、滝川の自宅で北原白秋の詩集『白金之独楽』を発見する。滝川は青森市出身。八戸市の歓楽街で働いた後、札幌に移住した。生涯独身で、身寄りもなかったという。真由は、最後の最後に「ひとり」が苦しく心細くなった滝川の縋ろうとした縁を、わずかな糸から紐解いてゆく。 北海道警釧路方面本部。新たな刑事の名は、大門真由。 【編集担当からのおすすめ情報】 ロングセラー文庫『凍原 北海道警釧路方面本部刑事第一課・松崎比呂』以来となる、北海道警釧路方面本部の女性刑事を主人公とした長編ミステリ-!
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出版日 : 2016/06/24
出版社 : 集英社
ISBN : 9784087716658

怪我で引退した元ストリッパーのノリカは故郷で、自分の店を持つことを決意する。ダンサーを募集すると、二人の若い女性が現れて……。師匠から弟子につなぐ踊り子の矜持を鮮やかに描いた傑作長編。
出版日 : 2016/06/17
出版社 : 双葉社
ISBN : 9784575518948
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出版日 : 2016/01/28
出版社 : 新潮社
ISBN : 9784101254838

北の大地で男と女の嫉妬と欲望が蠢めき出す。子どものように無垢な若い女性の出現によって――。余りにも濃密な長編心理サスペンス。
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出版日 : 2015/09/24
出版社 : 小学館
ISBN : 9784093864206

今日から海峡の鬼になる。記念碑的傑作誕生 舞台は、国境の町・根室 男の屍を越えて生きてゆく女たち。 北海道最東端・根室は、国境の町である。戦前からこの町を動かしてきた河之辺水産社長には、三人の娘がいた。長女智鶴は政界入りを目指す運輸会社の御曹司に嫁ぎ、次女珠生はヤクザの姐となり、三女早苗は金貸しの次男を養子にして実家を継ぐことになっている。昭和四十一年の国政選挙で、智鶴の夫・大旗善司は道東の票をまとめ当選を果たした。選挙戦を支えたのは、次女・珠生の夫で相羽組組長の相羽重之が国境の海でかき集めた汚れ金だった。珠生は、大旗当選の裏で流された血のために、海峡の鬼となることを誓う。 【編集担当からのおすすめ情報】 桜木版『ゴッドファーザー』であり、 桜木版『極道の妻たち』であり、 桜木版『宋家の三姉妹』! 2015年11月7日(土)映画公開の 『起終点駅(ターミナル)』(小学館文庫)と合わせて、 大々的に宣伝展開予定です!
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出版日 : 2015/06/25
出版社 : 集英社
ISBN : 9784087453256

北国のラブホテルの一室で、心をも裸にして生々しく抱き合う男と女。互いの孤独を重ねる中に見えてくるそれぞれの人生の大切な断片を切り取る。第149回直木賞受賞作の文庫化。(解説/川本三郎)
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出版日 : 2015/03/06
出版社 : 小学館
ISBN : 9784094061369

直木賞作家桜木紫乃作品、初の映画化原作! 「かたちないもの」 笹野真理子は函館の神父・角田吾朗から「竹原基樹の納骨式に出席してほしい」という手紙を受け取る。 「海鳥の行方」 道報新聞釧路支社の新人記者・山岸里和は、釧路西港の防波堤で石崎という男と知り合う。「西港で釣り人転落死」の一報が入ったのはその一月後のことだった。 「起終点駅(ターミナル)」 映画化原作 表題作 鷲田完治が釧路で法律事務所を開いてから三十年が経った。国選の弁護だけを引き受ける鷲田にとって、椎名敦子三十歳の覚醒剤使用事件は、九月に入って最初の仕事だった。 「スクラップ・ロード」 飯島久彦は地元十勝の集落から初めて北海道大学に進学し、道内最大手・大洋銀行に内定した。片親で大手地銀に就職するのは、当時異例中の異例のことだった。 「たたかいにやぶれて咲けよ」 道東の短歌会を牽引してきた「恋多き」歌人・中田ミツの訃報が届いた。ミツにはかつて、孫ほどに歳の離れた男性の同居人がいたという。 (「潮風(かぜ)の家」 久保田千鶴子は札幌駅からバスで五時間揺られ、故郷の天塩に辿り着いた。三十年前、弟の正次はこの町で強盗殺人を犯し、拘留二日目に首をくくって死んだ。 【編集担当からのおすすめ情報】 「始まりも終わりも、ひとは一人。 だから二人がいとおしい。生きていることがいとおしい」 ――桜木紫乃
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出版日 : 2015/01/24
出版社 : 株式会社 KADOKAWA
ISBN : 9784041023846
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出版日 : 2014/12/05
出版社 : 文藝春秋
ISBN : 9784163901794

貧民窟で母親の閨の相手をした多指症の男娼が指を切り落とし、釧路の夜の支配者へのしあがる――著者新境地の傑作ノワール、誕生。
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出版日 : 2014/05/28
出版社 : 新潮社
ISBN : 9784101254821

夫が自動車事故で意識不明の重体。看病する妻の日常に亀裂が入り、闇が流れ出した――。驚愕の結末、深い余韻。傑作長編ミステリー。
cover
出版日 : 2013/11/28
出版社 : 新潮社
ISBN : 9784101254814

旅芸人、流し、仲居、クラブ歌手……歌を心の糧に波乱万丈な生涯を送った女の一代記。著者の大ブレイク作となった記念碑的な長編。
出版日 : 2013/10/15
出版社 : 双葉社
ISBN : 9784575238358
cover
出版日 : 2013/07/31
出版社 : 新潮社
ISBN : 9784103277231

悪意などないのに――兄の、書道家とその妻の日常を「無垢な女」が歪ませる。心の中の隠しておきたい部分を抉り出す本年度最注目作。
cover
出版日 : 2012/06/06
出版社 : 小学館
ISBN : 9784094087321

少女は、刑事にならねばならなかった。 1992年7月、北海道釧路市内の小学校に通う水谷貢という少年が行方不明になった。両親、警察関係者、地元住民の捜索も実らず少年は帰ってこなかった。最後に姿を目撃した同級生の杉村純少年によると、貢少年は湿原のほうへ向かっていったという。 それから17年、貢の姉・松崎比呂は刑事となって札幌から釧路の街に帰ってきた。その直後、釧路湿原で他殺死体が発見される。被害者は、会社員・鈴木洋介34歳。彼は自身の青い目を隠すため、常にカラーコンタクトをしていた。比呂は先輩刑事である片桐周平と鈴木洋介のルーツを辿るように捜査を進めてゆく。 事件には、混乱の時代を樺太、留萌、札幌で生き抜いた女の一生が、大きく関係していた。 『起終点駅(ターミナル)』で大ブレイク! いま最注目の著者唯一の長編ミステリーを完全改稿。待望の文庫化! 【編集担当からのおすすめ情報】 最新作『起終点駅(ターミナル)が、大増刷につぐ大増刷!!! 「王様のブランチ」で特集され大ブレイク! いまもっとも書店員・書評家・編集者の注目を集める作家・桜木紫乃がおくる、唯一の長編ミステリー!
出版日 : 2012/04/10
出版社 : 文藝春秋
ISBN : 9784167836016

直木賞候補作『LOVELESS』で脚光を浴びた、著者のデビュー作。北の大地に生きる男と女の「生」と「性」を大胆に描く全6篇
cover
出版日 : 2008/10/09
出版社 : 文藝春秋
ISBN : 9784163275703

釧路で書道教室を開く篠塚夏紀は、出生の謎をとくために根室へ向かう。新官能派女流作家が、北海道を舞台に描く書下ろしミステリー
cover
出版日 : 2007/11/28
出版社 : 文藝春秋
ISBN : 9784163265407

北の農村を覆う閉塞感と、虚無的で乾いたセックス……。現代に甦る『楢山節考』ともいうべきオール讀物新人賞作家のデビュー作品集

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