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「樋口有介」の書籍一覧(最新発売日情報)

全25件 (2004/04/06 ~ 2023/10/31)
 樋口 有介(ひぐち ゆうすけ、1950年 - )は日本の小説家・推理作家。群馬県前橋市生まれ。群馬県立伊勢崎東高等学校卒業。國學院大學文学部哲学科中退。
 
 中学を卒業後、高校にも行かずに母親の実家の看板屋を手伝うなどして過ごしていたが、短期間通った夜学の友達から、当時の自分の学力でも入れるだろうという高校の存在を聞き、進学を決意。そして勉強の代わりに今まで読んだこともなかった小説を読んでみたところ1冊で夢中になり、16歳で作家を目指す。こつこつ執筆し、年に2回ある文學界新人賞に毎回応募し続ける。大学中退後は世界各地を放浪。劇団員、業界誌記者など様々な職業を経験しながらも小説は書き続けるが芽が出ず、そのうち長い間交際していた女性とも別れることになり、秩父地方の廃村にこもって執筆に没頭する。気の済むまで書いても実らなければその時他の道を考えようと思っていたが、5年目にあたる昭和63年(1988年)、『ぼくと、ぼくらの夏』が第6回サントリーミステリー大賞の読者賞を受賞し、作家デビューすることになる。
 当初は純文学作家を目指していたが結果は実らず、やけを起こして書いたのが『ぼくと、ぼくらの夏』だったという。そのためデビュー当時はミステリには疎く、食べていくためにテレビの2時間のミステリ番組を毎日のように見て勉強することとなる。
 青春ミステリ、または中年を主役にした青春ハードボイルド小説を得意とする。。
引用元:Wikipedia 2019/08/03
出版日 : 2023/10/31
出版社 : 東京創元社
ISBN : 9784488459192

暑い夏、ぼくが出会ったのは、彼女と殺人事件だった・・・・・・「君がシャーロック・ホームズで、おれがワトソンだ」青春ミステリの金字塔毎夏、読み返したくなる不朽の名作暑い夏休みの朝、高校2年の戸川春一は同級生・岩沢訓子が、稲城大橋から飛び降り自殺をしたことを、刑事である父親から知らされる。あんなまじめそうな子が、自ら命を絶つなんて。その日の午後、彼女の死を偶然に出会った酒井麻子に伝えると、なぜか一緒に事件を探る羽目に。麻子は訓子とは中学からの親友で、高校入学後から距離をおかれて悩んでいたという。二人の探偵行は、新たな事件を引き起こし……。決して古びない瑞々しい文体で評判となった、青春ミステリの傑作。
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出版日 : 2020/12/08
出版社 : 文藝春秋
ISBN : 9784167916107

「あの人」から逃げるために母親と二人、転々としてきた無戸籍児の玲菜。突然姿を消した母親を追って玲菜が辿り着いた真実とは――。
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出版日 : 2019/11/13
出版社 : 祥伝社
ISBN : 9784396345860
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出版日 : 2019/07/20
出版社 : 東京創元社
ISBN : 9784488025618

おなじみのキャラクターに加え、神奈川県警の女性刑事など今回の事件も美女づくし。〈柚木草平シリーズ〉第12弾、円熟の鎌倉編。
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出版日 : 2019/05/21
出版社 : 東京創元社
ISBN : 9784488459178

月刊EYESの小高直海の同級生という女性から、2年前の女子高校生殺害事件の調査を請け負った刑事事件専門のフリーライター・柚木草平。東南アジアからの留学生支援のボランティアをしていた女子高生が殺害され、大森の神社で発見された事件だ。しかし、話を聞き始めた翌日に、関係者の一人が急死する事態となる。事故か殺人か、2年前の事件との関連性を疑う柚木だが……。女子高生殺害事件を追う所轄の女性刑事、資産家の母娘など、調査で出会う女性は美女ばかり、二つの事件に隠された真実に辿り着けるのか──。“永遠の38歳”柚木草平の軽やかな名推理。
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出版日 : 2018/08/21
出版社 : 中央公論新社
ISBN : 9784122066298

ホテルの清掃員として働きながら夜間高校に通う涼子、16歳。家には、怪我で働けなくなった父、鬱病になった母がいて、生活保護を受けている。ある日、クラスメイトからセレブばかりが集う「クラブ」に行かないかと誘われる。守らねばならないものなど何もなく、家にも帰りたくない。ちょっとだけ人生を変えてみようと足を踏み入れた「クラブ」には、小説家だという初老の男がいた。生きることを放棄しかけている親を受け入れ、人と関わらず生きる日々を夢見てきた涼子は、自らの人生に希望を見出すことができるのだろうか――。33万部超のヒットとなった『ピース』の著者が、原点に戻って描き上げた、一筋縄ではいかない一気読み「純愛」物語!
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出版日 : 2018/06/10
出版社 : 東京創元社
ISBN : 9784488459161

暑く長い夏休み、東京から小笠原へ久しぶりに帰郷した大学生の木村洋介。難病を抱える初恋の女性・丸山翔子に会うのが忍びなく、高校卒業して以来帰りにくかったのだ。ただ静かな夏休みを送りたかっただけなのに、帰郷当日から東京でつき合った中高の同級生・一宮和希にはストーカーの噂がまとわりつき、島一番の秀才と謳われた藤井智之は不可思議な言葉を呟く。平和で退屈だったはずの島に、どこか不穏な空気が漂うなか、二つの事件が続けざまに起こる――。常夏の島を舞台に、名手が伸びやかに描いた青春ミステリが、大幅改稿、決定版で登場。
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出版日 : 2018/04/20
出版社 : 中央公論新社
ISBN : 9784122065703

羽田法律事務所で調査員として働く風町サエは、殺人罪で服役経験のあるシングルマザー。 ある日、芸能界のフィクサーと呼ばれる小田崎が、羽田法律事務所を訪れた。小田崎は、アイドル候補生を店頭に立たせる安売りピザ店で大儲けをした男。店頭に立つアイドル候補生は、ファン投票の結果でメジャーグループに昇格できる仕組みで、自分が応援する候補生をメジャーにするため、ファンはピザを注文し投票券を獲得するのだ。このピザ店でアルバイトをしていたひとりの少女が自殺をし、両親が1億2千万円の賠償金を要求しているという。賠償金額を減額させたいという小田崎の依頼に調査を始めるサエだったが、次第にある人の過去にも迫ることになり――。
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出版日 : 2018/04/12
出版社 : 東京創元社
ISBN : 9784488030889

樋口有介〈柚木草平シリーズ〉最新作『うしろから歩いてくる微笑』連載スタート。第五回創元SF短編賞受賞、門田充宏の受賞後第一作掲載ほか。
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出版日 : 2018/04/11
出版社 : 祥伝社
ISBN : 9784396635435
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出版日 : 2018/01/21
出版社 : 東京創元社
ISBN : 9784488459154

大学を卒業したものの、知人のガーデニングプランナーの手伝いをする日々、そんな広也の日常が激変したのは元恋人の衝撃的な死が原因だった。二年前の学生時代になんとなく付き合い始め、数ヶ月でなんとなく別れただけの千秋が、生きたまま何者かに焼かれてしまうなんて。テレビ局に勤める姉の頼みから広也は事件を調べる中、自分の知る彼女の姿とはまったく異なる証言にただ困惑するしかなかった……。青春ミステリの名作が、大幅改稿で登場。
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出版日 : 2017/06/23
出版社 : 文藝春秋
ISBN : 9784163906713

〈あの人〉から逃れるために、母親と二人で住む場所を転々とする十四歳の玲菜には戸籍がない。ところがある日突然、母が姿を消した。
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出版日 : 2016/01/09
出版社 : 東京創元社
ISBN : 9784488025489

月刊EYESの小高直海経由で、大森で発生した未解決殺人事件を調べ始めた柚木。二年前、東南アジアからの留学生を支援する組織でボランティアをしていた女子高生が被害にあった事件だが、調べ始めたとたんに関係者が急死する事態に。事故か殺人か、二年前の事件との関連性は果たして? 美人刑事に美人母娘、美人依頼主と四方八方から美女が押し寄せる中、柚木は事件の隠された真実にたどり着けるのか──。“永遠の38歳”の青春と推理を軽やかに贈る、最新長編。柚木草平初登場作『彼女はたぶん魔法を使う』を思わせる、ファン必読の書。
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出版日 : 2014/06/20
出版社 : 新潮社
ISBN : 9784103358916

自由以外は全て与えられる福祉施設「希望の家」。老婆の死が、そこに暮らす人々の闇を炙りだす――スモールタウン・ミステリの傑作。
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出版日 : 2014/06/12
出版社 : 東京創元社
ISBN : 9784488030650

樋口有介〈柚木草平シリーズ〉新連載スタート。創立60周年記念企画・有栖川有栖×似鳥鶏「わたしの東京創元社ベスト5」トークイベントレポート掲載。本城雅人、連載最終回ほか。
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出版日 : 2014/05/11
出版社 : 東京創元社
ISBN : 9784488459147

柚木加奈子11歳、あの柚木草平のひとり娘が、殺人事件に巻き込まれた!? 親友とともに通う学習塾の先生が惨殺。ちょっと気になる彼との探偵行は果たして――。柚木草平シリーズ。
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出版日 : 2013/08/05
出版社 : 集英社インターナショナル
ISBN : 9784797672497

青春ミステリーの異才・樋口有介が初めて沖縄の「今」を題材にして書下ろした長編小説。暑熱にうだる那覇市の旧赤線街で起きた二つの殺人事件に遭遇した高校三年生の青春は、一気に泡立ってしまう。
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出版日 : 2013/01/04
出版社 : 文藝春秋
ISBN : 9784167531096

東京下町の松華学園、江戸文化研究会の部員が次々と失踪。青葉樹と元警官で作家志望の父親が事件を辿ると、そこには驚愕の事実が!
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出版日 : 2010/07/29
出版社 : 文藝春秋
ISBN : 9784163293905

東京下町の松華学園の江戸文化研究会を事件が続けて襲う。青葉樹の父は、元警察官で作家志望。この事件の元をたどると驚愕の事実が
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出版日 : 2009/07/10
出版社 : 文藝春秋
ISBN : 9784167531089

15年前に家を出たままの親父が死んで、大学生のぼくに遺されたのは、2匹の蝶の標本と、季里子という名前の美しい「妹」だった…
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出版日 : 2008/12/04
出版社 : 文藝春秋
ISBN : 9784167531072

知能は小学生程度だが幸せに暮らしていたボクさんこと福田幸男、四十歳。だが母親の遺してくれたアパートで殺人事件が起きて……
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出版日 : 2008/05/09
出版社 : 文藝春秋
ISBN : 9784167531065

暑い暑い夏休み。高校生の僕が出会った不思議な女の子と、友人の突然の死。『ぼくと、ぼくらの夏』の著者による青春小説の傑作!
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出版日 : 2007/05/10
出版社 : 文藝春秋
ISBN : 9784167531058

高校2年のけだるい夏休み、同級生の女の子が続けて死んだ…。開高健氏絶賛の、サントリーミステリー大賞読者賞受賞のデビュー作
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出版日 : 2006/10/06
出版社 : 文藝春秋
ISBN : 9784167531041

ホームレスの元刑事が、後輩のモテない女刑事に日当2000円で雇われ、一家惨殺事件の推理に乗り出した——。切ない青春ミステリー
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出版日 : 2004/04/06
出版社 : 文藝春秋
ISBN : 9784167531034

昔つきあっていた女が焼死体で発見された。元恋人の死の真相を探る就職浪人中の広也は、やがて身の毛もよだつ彼女の素顔を知る

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