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「紀田順一郎」の書籍一覧(最新発売日情報)

全6件 (1985/09/10 ~ 2023/10/19)
出版日 : 2023/10/19
出版社 : 東京創元社
ISBN : 9784488406080

神保町は聖地か、魔都か!?「本集めの極意はね、殺意です。単なる熱意だけでは到底駄目なんですよ」怪物級の愛書家が跋扈する本の街を舞台に贈る連作ミステリ空前の古書ブームが到来する中、百貨店の古書販売催事で知り合った詩集の収集家・大沢について、不穏な噂を耳にした古書愛好家の喜多。その後大沢が現れた入札会で、稀覯書が消えるという怪事件が起き……。古書収集の極意は「殺意」と豪語するコレクターの闇を描く「展覧会の客」ほか、古書の交換会やパソコンによる文献整理など、昔と今が交錯する神保町を活写した三話を収録。■目次第一話 展覧会の客第二話 『憂鬱な愛人』事件 第三話 電網恢々事件あとがき 文庫版刊行にあたって 解説 北原尚彦
出版日 : 2023/09/28
出版社 : 東京創元社
ISBN : 9784488406073

禁書出版人を探せ生死不明、正体不明の男を探してくれ――戦後に禁本を出版していた謎の人物を追い、古本屋探偵・須藤は本の街を彷徨う〈古書店ミステリ〉唯一の長編本の街・神保町で古本屋を営む須藤の元に、著名な蔵書家から三十年近く前に失踪したある人物を探して欲しいという依頼が舞い込んだ。その人物の名は森田一郎といい、闇市の時代に日本の文化復興に尽力するという名目で稀覯書――猥褻文書出版に携わり、結局は検挙され有罪となったのち、姿を消したという。左翼劇団の俳優や中国のスパイだったという噂のある謎の男を、須藤は古書を糸口に探索に乗り出す。ロス・マクドナルドを彷彿とさせる傑作長編。(『古本屋探偵の事件簿』分冊版)
出版日 : 2023/09/28
出版社 : 東京創元社
ISBN : 9784488406066

本の探偵――なんでも見つけます東京・神田神保町で古本屋を営む須藤康平。彼が出会う奇人・稀書を巡る怪事件――〈古書店ミステリ〉の傑作3編を収録神保町の一角で“本の探偵”の看板を掲げる変わり者の古書店店主・須藤康平。刊行後の半世紀に亘って誰も目にしたことがないといわれる稀覯本『ワットオの薄暮』を巡り神保町の猛者達が策略を巡らす表題作のほか、幼少期に読んだ本を探す女と古書街に通い詰める不気味な老人を結ぶ接点が、慄然たる犯罪を引き起こす「書鬼」、脅迫状が挟まったまま売却された文献を巡る古書業界間の駆け引きを活写する「無用の人」の三編を収録。(『古本屋探偵の事件簿』分冊版)
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出版日 : 2014/02/28
出版社 : 東京創元社
ISBN : 9784488070748

古書店での万引きの意外な真相、古書展でいつも同じ本を買う老人の秘密とは? 網棚に忘れられた本にはさまれた名刺は何を意味するのか。 書物の達人紀田順一郎が選びに選び抜いた、傑作アンソロジー日本篇。
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出版日 : 2014/02/28
出版社 : 東京創元社
ISBN : 9784488070731

滑稽でもあり悲しくもある書痴たちの諸相を、書物の達人紀田順一郎が選びに選び抜いた、傑作アンソロジー。ある人は身につまされ、ある人は笑い転げ、書物の魔力に改めて溜息をつくこと間違いなし。
出版日 : 1985/09/10
出版社 : 文藝春秋
ISBN : 9784167394011

世界最大の古書街・神田神保町の住人、須藤泰平が巻き込まれた2つの事件。蔵書家、愛書家の愛憎と執念渦まく古書の世界に展開する、絢爛たる推理とペダントリー

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