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「大江健三郎」の書籍一覧(最新発売日情報)

全34件 (1963/07/02 ~ 2019/09/12)
 大江 健三郎(おおえ けんざぶろう、1935年1月31日 - )は、日本の小説家。昭和中期から平成にかけて活躍した現代日本文学の頂点に立つ作家の一人である。愛媛県出身。東京大学仏文学科卒業。 1994年、ノーベル文学賞受賞。
 
 愛媛県喜多郡内子町(旧大瀬村)出身。東京大学文学部フランス文学科卒。大学在学中の1958年、「飼育 (小説)」により当時最年少の23歳で芥川龍之介賞を受賞。ジャン=ポール・サルトルの実存主義の影響を受けた作家として登場し、戦後日本の閉塞感と恐怖をグロテスクな性のイメージを用いて描き、石原慎太郎、開高健とともに第三の新人の後を受ける新世代の作家と目される。
 その後、豊富な外国文学の読書経験などにより独特の文体を練り上げていき、核兵器や国家主義などの人類的な問題と、故郷である四国の森や、知的障害者である長男(作曲家の大江光)との交流といった自身の「個人的な体験」、更に豊富な読書から得たさまざまな経験や思想を換骨奪胎して織り込み、それらを多重的に輻輳させた世界観を作り上げた。作品の根幹にまで関わる先人たちのテクストの援用、限定的な舞台において広く人類的な問題群を思考するなどの手法も大きな特徴として挙げられる。1994年、日本文学史上において2人目のノーベル文学賞受賞者となった。
 主な長編作品に『芽むしり仔撃ち』『個人的な体験』『万延元年のフットボール』『洪水はわが魂に及び』『同時代ゲーム』『新しい人よ眼ざめよ』『懐かしい年への手紙』など。1995年に『燃えあがる緑の木』三部作完結、これをもって最後の小説執筆としていたが、親友の武満徹への弔辞で発言を撤回し執筆を再開。以降の『宙返り (大江健三郎の小説)』から、『取り替え子 (小説)』に始まる『おかしな二人組(スウード・カップル)』三部作などの作品は自ら「後期の仕事(レイト・ワーク)」と位置づけている。また戦後民主主義の支持者として社会参加の意識が強く、国内外における問題や事件への発言を積極的に行っているが、その独特の視座における発言が議論を呼ぶこともある。身長172センチ。2002年アメリカ芸術科学アカデミー外国人会員選出。
引用元:Wikipedia 2019/08/03
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出版日 : 2019/09/12
出版社 : 講談社
ISBN : 9784065090145

「たとえ神なしでも私達の教会は『魂のこと』をする場所です」。登場人物の一人一人に著者が自身を重ねて書いた隠れた傑作『宙返り』
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出版日 : 2019/08/11
出版社 : 講談社
ISBN : 9784065090138

構想六年! 魂の救済を希求する長編『燃え上がる緑の木』三部作。〔救い主〕の受難と再出発。神なくして「救い」は可能なのか?
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出版日 : 2019/07/12
出版社 : 講談社
ISBN : 9784065090121

過激派を材とした『河馬に噛まれる』。彷徨する現代人の魂を描く『懐かしい年への手紙』。青年の活躍を瑞々しく語る『キルプの軍団』
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出版日 : 2019/06/12
出版社 : 講談社
ISBN : 9784065090114

荒廃した地球から百万人を「新しい地球」に送り出す『治療塔』とその続編『治療塔惑星』。著者唯一のファンタジー『二百年の子供』
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出版日 : 2019/05/12
出版社 : 講談社
ISBN : 9784065090107

女性的なるものの力に宿る希望と再生を主題にした4つの傑作長編小説。大江文学の新しさと命への希求が代えがたい読書体験をもたらす
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出版日 : 2019/04/12
出版社 : 講談社
ISBN : 9784065090091

四国の森の神話と歴史、大日本帝国に抗う姿を描く『同時代ゲーム』。権力から独立した森の理想郷を描く『M/Tと森のフシギの物語』
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出版日 : 2019/03/10
出版社 : 講談社
ISBN : 9784065090084

原発事故から書かれた『晩年様式集(イン・レイト・スタイル)』と国家の暴力に対抗する老人の愚行を描く『さようなら、私の本よ!』
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出版日 : 2019/02/10
出版社 : 講談社
ISBN : 9784065090077

亡くなった親友との関係を描く『日常生活の冒険』と『取り替え子』。死んだ母親と去った友人の「真実」を探す『憂い顔の童子』
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出版日 : 2019/01/12
出版社 : 講談社
ISBN : 9784065090060

80年代初頭から90年代初頭の10年間に書かれた中期短編18作。大江文学の充実を顕す、漲る小説的想像力を見よ!
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出版日 : 2018/12/12
出版社 : 講談社
ISBN : 9784065090053

自らの精神の源流としての「深くて暗いニッポン人感覚」につながる、父性と天皇制に真っ向から立ち向かう作品群
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出版日 : 2018/11/11
出版社 : 講談社
ISBN : 9784065090046

戦争に間に合わなかった青年、現実から疎外され続ける青年を、戦後世代の共通体験としてリアリスティックに描く初期作品群
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出版日 : 2018/10/12
出版社 : 講談社
ISBN : 9784065090039

障害を持って生まれた子供をめぐる作品群。大江文学最大にして最重要テーマのひとつ、共生と希望!
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出版日 : 2018/09/12
出版社 : 講談社
ISBN : 9784065090022

1958年、大学在学中の当時史上最年少23歳で芥川賞を受賞した「飼育」をはじめ、デビュー前後の鮮烈な初期作品群を収録。
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出版日 : 2018/07/10
出版社 : 講談社
ISBN : 9784065090015

ノーベル賞授賞理由となった『万延元年のフットボール』、「大洪水」をテーマに黙示録的に書かれた『洪水はわが魂に及び』を収録。
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出版日 : 2018/07/10
出版社 : 講談社
ISBN : 9784065090008

青年の苦悩、政治と性、共生、神なき祈り、魂の救済――文学の最前線を走り続けてきたノーベル文学賞作家ついにその全貌をあらわす。
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出版日 : 2016/11/15
出版社 : 講談社
ISBN : 9784062935333

未曾有の社会的危機と自らの老いへの苦悩。次世代に送る謎めいた詩。厳しい現実から希望を見出す、著者最新にして「最後の小説」。
出版日 : 2015/06/12
出版社 : 河出書房新社
ISBN : 9784309728926

女性原理を主軸にした二作、「人生の親戚」と「治療塔」を中心に、初期傑作短編とエッセイを収録し、作家の全体像を提示する。
出版日 : 2013/10/25
出版社 : 講談社
ISBN : 9784062186315

3.11後の緊迫状況を舞台に選んで語る新しい物語。一見“私小説”、しかし実は・・・老境の円熟を拒否してカタストロフに挑む傑作
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出版日 : 2012/12/14
出版社 : 講談社
ISBN : 9784062774321

終戦の夏、父はなぜ洪水の川に船出したのか? ノーベル賞作家が生涯をかけて模索してきた「父の水死」という主題をめぐる長編小説。
出版日 : 2009/12/15
出版社 : 講談社
ISBN : 9784062154604
出版日 : 2009/02/13
出版社 : 講談社
ISBN : 9784062762724

国際的な作家である古義人と建築家の繁。この「おかしな二人組」は幼い頃から因縁があり、時を経て病院のベッドで再会を果たした。
出版日 : 2008/08/12
出版社 : 講談社
ISBN : 9784062761246

地球環境の悪化はさらに進む。世界宗教、新しい地球、予戒、向こう側の知性体――前作『治療塔』を凌駕する圧倒的スケールの作品。
出版日 : 2008/02/15
出版社 : 講談社
ISBN : 9784062759816

新しい地球に行った「選ばれた者」、汚染された地球で生き続ける「残留者」。10年後、「治療塔」の秘密が解き明かされる。
出版日 : 2007/08/10
出版社 : 講談社
ISBN : 9784062758086

高校生の僕は刑事の叔父とディケンズの『骨董屋』を読み進めるうちに事件に巻きこまれる。人間の悪と罪、ゆるし、癒しとは何か。
大江健三郎/著 リービ英雄/解説
出版日 : 2007/03/06
出版社 : 講談社
ISBN : 9784061984677

W・ブレイクの預言詩に導かれ、障害を持って生まれた長男との共生の中で、真の幸福、家族の絆について思いを巡らす感動の連作短篇。
大江健三郎/著 小野正嗣/解説
出版日 : 2007/01/16
出版社 : 講談社
ISBN : 9784062756082

四国の森の奥に時の権力から独立したユートピアがつくり出される。奇想天外な物語は、いつしか我々の生きる時代に照応していく。
大江健三郎/著 小嵐九八郎/解説
出版日 : 2006/05/16
出版社 : 講談社
ISBN : 9784062753920

リンチ殺人と山荘銃撃戦。70年代の衝撃的事件を文学の仕事として受けとめた連作集を復刊。「生」への励ましと祈りを込めた問題作。
大江健三郎/著 リービ英雄/解説
出版日 : 2005/11/15
出版社 : 講談社
ISBN : 9784062752565

滑稽かつ悲惨な老年の冒険を通じて、死んだ母親と去った友人の「真実」に辿りつくまで。「取り替え子」から続く、感動の長編小説。
出版日 : 2004/04/15
出版社 : 講談社
ISBN : 9784062739900

“まだ生まれて来ない者”達への希望を拓く感動の長篇。かけがえのない友の死を濾過し、ひときわ澄んだ光を放つ、大江文学の到達点!
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出版日 : 1982/03/29
出版社 : 新潮社
ISBN : 9784101126111
出版日 : 1975/11/27
出版社 : 新潮社
ISBN : 9784101126098
出版日 : 1972/04/03
出版社 : 新潮社
ISBN : 9784101126074
出版日 : 1968/04/29
出版社 : 新潮社
ISBN : 9784101126043
出版日 : 1963/07/02
出版社 : 新潮社
ISBN : 9784101126029

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