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「新美南吉」の書籍一覧(最新発売日情報)

全17件 (1998/06/01 ~ 2023/10/28)
 新美南吉(にいみ なんきち、1913年7月30日 - 1943年3月22日)は、日本の児童文学作家。本名は新美正八(旧姓:渡邊)。愛知県半田市出身。雑誌『赤い鳥』出身の作家の一人であり、彼の代表作『ごん狐』(1932年)はこの雑誌に掲載されたのが初出。結核により29歳の若さで亡くなったため、作品数は多くない。童話の他に童謡、詩、短歌、俳句や戯曲も残した。彼の生前から発表の機会を多く提供していた友人の巽聖歌は、南吉の死後もその作品を広める努力をした。
 半田市名誉市民。出身地の半田には、新美南吉記念館のほか、彼の実家や作品ゆかりの場所を巡るウォーキングコースも作られている。半田市は生誕100周年にあたる2013年に新美南吉生誕100年記念事業を各種行った。
 
 1913年7月30日、畳屋を営む父・渡邊多蔵、母・りゑ(旧姓・新美)の次男として生まれる。戸籍上の出生地は多蔵の実家の半田町字西折戸61番地の3(現在の半田市新生町1丁目99番地)となっているが、実際は畳屋を営む半田町字東山86番地(現在の半田市岩滑中町〈やなべなかまち〉1丁目83番地)と推定されている。前年に生まれ18日後に死亡した兄「正八」の名をそのままつけられた。多蔵は講談好きで講談の本も良く読んでおり、講談に出てくる英雄「梁川庄八」をもじってつけた。また死んだ兄の分とあわせて二人分の知恵と身体を持つようにとの願いもこめられている。りゑは出産後から病気がちになり、1917年11月4日午前1時、29歳で死去する。多蔵は南吉を実家に預け、再婚相手を探した。1919年2月12日、多蔵は酒井志んと再婚。同月15日に異母弟・益吉が生まれている。
 1920年4月1日、半田第二尋常小学校(現・半田市立岩滑小学校)に入学。おとなしく体は少し弱かったが成績優秀だった。あだ名は「正八」をもじった「ショッパ」。
 南吉の実母・りゑの実家の新美家ではりゑの弟・鎌次郎がなくなり、跡継ぎがなくなってしまった。そこで南吉が養子に出されることになったが、当時の法律では跡取りの長男を養子に出すことを禁じていた。多蔵は、1921年7月19日志んと離婚。多蔵と南吉は祖父の六三郎の籍に入る。同月28日、8歳の南吉は祖父の孫として新美家と養子縁組させられた。南吉は養母・新美志もと二人暮らしをはじめるが、寂しさに耐えられず、5か月足らずで渡邊家に戻る。12月3日多蔵と志んは復縁したが、南吉の籍は新美家のままだった。この出来事は幼い南吉にとって大きな衝撃であった。ただし、家族仲は良く、志んは南吉を実子と同じように扱い、南吉は異母弟の益吉を良くかわいがっていた。
引用元:Wikipedia 2019/08/03
新美南吉/著 羽尻利門/イラスト
出版日 : 2023/10/28
出版社 : 新日本出版社
ISBN : 9784406067676

まっしろな雪がどっさりふった朝。子ぎつねは、かあさんぎつねにいいました。「おててがつめたい、おててがちんちんする」――。
新美南吉/著 harami/イラスト
出版日 : 2023/10/25
出版社 : 文研出版
ISBN : 9784580825154

「ごん狐」イタズラばかりしている小ぎつね・ごん。 ある日、兵十が川で魚を捕っているのを見つけ、イタズラ心から 彼が捕った魚やウナギを逃がしてしまう。 それから十日ほど後、兵十の母は亡くなった。 ごんはウナギを逃がした後悔と独りぼっちになった兵中を見てから、鰯、栗や松茸などを兵十の家に届け続けるが、しかし……。「手袋を買いに」きつねの母と子の住んでいる森に冬がやってきました。 母ぎつねは冷たくなった子ぎつねの手にあう毛糸の手袋を買ってやろうと思います。 でも昔、町へ出かけたときの怖い出来事を思い出して足が進まなくなった母ぎつねは、しかたなく、子ぎつねの手をあたためて、ひとりで町へ行かすことに……。
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新美南吉/著 長野ヒデ子/イラスト
出版日 : 2023/05/19
出版社 : のら書店
ISBN : 9784905015666

あたらしいいのちをむかえるあなたへ 作者・新美南吉が、母への思いをこめてつづった詩が絵本になりました。
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新美南吉/作 西條由紀夫/絵
出版日 : 2019/07/30
出版社 : サンライズ出版
ISBN : 9784883256624

子どもたちのなかに交じって遊ぼうとした神さまを捕まえようとした子どもたち。さて、その結末は……。
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新美南吉/作 どいかや/絵
出版日 : 2018/01/26
出版社 : あすなろ書房
ISBN : 9784751528372

新美南吉の珠玉の物語をどいかやが絵本化。初めて雪を見た子ぎつねは、まぶしさ、冷たさにびっくり仰天。そこで母さんぎつねは・・…
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新美南吉/著 千野えなが/イラスト pon‐marsh/イラスト たはらひとえ/イラスト ほか
出版日 : 2017/08/29
出版社 : 学研プラス
ISBN : 9784052046919

カラーの絵で低中学年から楽しく読める!表題作の他、「花のき村と盗人たち」「決闘」「でんでんむしのかなしみ」の計5話収録。
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新美南吉/著 西村敏雄/イラスト
出版日 : 2016/07/15
出版社 : 鈴木出版
ISBN : 9784790253068

お母さんたぬきが子どものたぬきにばけることを教えていました。子どものたぬきはゲタにばけることがとても得意でした。そこで、げたにばけて木の下にころがっていると、そこへ侍が通りかかって…。
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新美南吉/著 後藤範行/イラスト 宮川健郎/編集
出版日 : 2016/03/16
出版社 : 岩崎書店
ISBN : 9784265085033

新美南吉の名作2作品を絵どうわに。あめ玉をめぐって騒ぐ子どもを前にした侍、さてどうなる?
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新美南吉/原著 あやか/イラスト
出版日 : 2013/09/13
出版社 : 株式会社 KADOKAWA
ISBN : 9784046313423

ごんぎつねは、いつもいたずらばかりの嫌われもの。兵十の釣りをジャマしてみた次の日、村の様子がいつもとちがっていて…。「手ぶくろをかいに」「おじいさんのランプ」など、感動の名作が入った短編集!
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新美南吉/著 松成真理子/イラスト
出版日 : 2013/06/11
出版社 : 岩崎書店
ISBN : 9784265830138

手ぶくろを買いに街へ降りた子ぎつね。片方の手を人間の手に変えてもらっていたのに、帽子屋に差し出したのは間違った方の手でした。
出版日 : 2013/04/02
出版社 : ポプラ社
ISBN : 9784591913550

新美南吉の傑作童話から、「ごんぎつね」をはじめとする代表作はもちろん、埋もれた作品をも選びだし、5巻にまとめました。
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新美南吉/著 柿本幸造/著
出版日 : 2013/01/11
出版社 : 講談社
ISBN : 9784062181594

いたずら狐のごんは、兵十が病気の母親のために捕っていた魚やウナギを逃してしまいます。ごんは、なんとか償おうとしますが……。
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新美南吉/著 柿本幸造/著
出版日 : 2013/01/11
出版社 : 講談社
ISBN : 9784062181600

子狐に毛糸の手袋を買ってやろうと思った母さん狐。子狐の手を片方、人間の手に変えてお金をにぎらせ、お店に送り出しますが……。
新美南吉/著 木下順二/著 太田大八/著
出版日 : 2009/03/20
出版社 : 講談社
ISBN : 9784062826631

読みやすい総ルビ、カラーさし絵、本文中の豊富な用語解説で、文学にはじめて出会う子供の理解を助ける、日本文学全集の決定版
新美南吉/著 ささめやゆき/著
出版日 : 2008/03/29
出版社 : 講談社
ISBN : 9784062850087
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出版日 : 2006/11/15
出版社 : 角川春樹事務所
ISBN : 9784758432634

【新美南吉童話集/目次】 ごん狐 手袋を買いに 狐 和太郎さんと牛 牛をつないだ椿の木 <幼年童話> ・一年生たちとひよめ ・うぐいすぶえを ふけば ・こぞうさんの おきょう ・里の春、山の春 ・くまの こ ・げたに ばける ・さると さむらい ・ぬすびとと こひつじ ・お母さんたち ・でんでんむしの かなしみ 小さい太郎の悲しみ 久助君の話 疣 花をうめる おじいさんのランプ 解説 悲しみに耐える力・・・谷 悦子 エッセイ 思い邪(よこしま)無し・・・谷川俊太郎
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新美南吉/文 かすや昌宏/絵
出版日 : 1998/06/01
出版社 : あすなろ書房
ISBN : 9784751514566

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