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「飯嶋和一」の書籍一覧(最新発売日情報)

全7件 (2003/04/04 ~ 2019/09/06)
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出版日 : 2019/09/06
出版社 : 小学館
ISBN : 9784094066852

第19回司馬遼太郎賞受賞作、待望の文庫化 全島蜂起! 幕末の隠岐「島後」に吹き荒れた叛乱の嵐――本物の歴史小説の凄みと醍醐味を、ぜひとも味わっていただきたい。 第19回司馬遼太郎賞受賞作、待望の文庫化! 弘化三年(一八四六)日本海に浮かぶ隠岐「島後」に、はるばる大坂から流された一人の少年がいた。 西村常太郎、十五歳。大塩平八郎の挙兵に連座した父・履三郎の罪により、数え六つの年から九年に及ぶ親類預けの果ての「処罰」だった。 ところが案に相違して、大塩の乱に連座した父の名を、島の人々が敬意を込めて呼ぶのを常太郎は聞いた。 翌年、十六歳になった常太郎は、狗賓が宿るという「御山」の千年杉へ初穂を捧げる役を、島の人々から命じられる。下界から見える大満寺山の先に「御山」はあったが、そこは狗賓に許された者しか踏み入ることができない聖域だった。 やがて常太郎は医術を学び、島に医師として深く根を下ろすが、災禍に痛めつけられ、怒りに染まっていく島民らの姿を目の当たりにする。
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出版日 : 2018/06/29
出版社 : 新潮社
ISBN : 9784103519423

罪なくして徳川家を追われ、秀吉の天下統一と朝鮮出兵の暴挙に翻弄されながら屈しなかった男。一生に一度出会えるかどうかの大傑作。
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出版日 : 2018/06/29
出版社 : 新潮社
ISBN : 9784103519416

罪なくして徳川家を追われ、秀吉の天下統一と朝鮮出兵の暴挙に翻弄されながら屈しなかった男。一生に一度出会えるかどうかの大傑作。
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飯嶋和一/著 北方謙三/著
出版日 : 2015/05/12
出版社 : 集英社
ISBN : 9784081570416

ジャンルを越え、小説の面白さを追求する画期的アンソロジー『冒険の森へ 傑作小説大全』第11巻。 ヘミングウェイの文体を想起させる、無駄な描写を削ぎおとした2長編を中心に、「復活する男」たちの物語を全13編収録。 無駄な描写を削ぎおとした2長編が柱である。 「男の復活」物語といえば、まずヘミングウ ェイの「老人と海」が想起されるが、ビルド ゥングス・ロマンの変型である。そのテーマ に沿った傑作を並べられた幸福を喜びたい。 [収録作] 【長編】 飯嶋和一 「汝ふたたび故郷へ帰れず」 北方謙三 「檻」 【短編】 隆慶一郎 「ぼうふらの剣」 白石一郎 「秘剣」 浅田次郎 「門前金融」 乃南アサ 「彫刻する人」 藤原伊織 「雪が降る」 東野圭吾 「誘拐天国」 【掌編】 星新一 「使者」 城昌幸 「スタイリスト」 眉村卓 「拾得物」 景山民夫 「ボトムライン」 大沢在昌 「二杯目のジンフィズ」
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出版日 : 2015/01/28
出版社 : 小学館
ISBN : 9784093863445

歴史小説の巨人、6年ぶりの新刊!! 弘化三年(1846)日本海に浮かぶ隠岐「島後」に、はるばる大坂から流された一人の少年がいた。西村常太郎、十五歳。大塩平八郎の挙兵に連座した父・履三郎の罪により、六つの年から九年に及ぶ親類預けの果ての「処罰」だった。 ところが案に相違して、島の人々は常太郎を温かく迎えた。大塩の乱に連座した父の名を、島の人々が敬意を込めて呼ぶのを常太郎は聞いた。 翌年、十六歳になった常太郎は、狗賓が宿るという「御山」の千年杉へ初穂を捧げる役を、島の人々から命じられる。下界から見える大満寺山の先に「御山」はあったが、そこは狗賓に許された者しか踏み入ることができない聖域だった。 やがて常太郎は医術を学び、島に医師として深く根を下ろすが、徐々に島の外から重く暗い雲が忍び寄っていた。 『神無き月十番目の夜』『雷電本紀』『始祖鳥記』『黄金旅風』『出星前夜』と、いずれも歴史小説の金字塔となり得る傑作ばかりを書き続けてきた作家・飯嶋和一。 いつの頃からか、書評家や書店員のあいだで、「飯嶋和一にハズレなし」と語られるようになった作家の6年ぶりの新刊です。 今回も超弩級の大作です。存分にお楽しみください!
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飯嶋和一/著 柏井壽/著 窪美澄/著 小森陽一/著 翔田寛/著 嶽本野ばら/著 長岡弘樹/著 ほか
出版日 : 2013/04/05
出版社 : 小学館
ISBN : 9784094120455

【脳裏】 真相を知ったまさ音は久秀に夜襲をかけるが…!? 花村萬月『弾(だん)正星(じょうぼし)』第十三回・・・・・005 【監視】 美貌は、いかなる招待状にもまさる推薦状である 長岡弘樹『告発』第三回・・・・・043 【挑発】 もう父のことを知ろうとしないほうがいいのかもしれない はらだみずき『ワイプアウト!』第十一回・・・091 【差別】 男のソウルフードは、おふくろの味! 柏井 壽『鴨川食堂』第五話・・・・・117 【溜息】 テレビ番組で全国に恥を晒した市長は… 室積 光『埋蔵金発掘課長』第五回・・・・・165 【姑息】 借金を取り立てに行った爺ぃはとんだ疫病神だった 嶽本野ばら『金融の要(かなめ)』第四話2・・・・・221 【亀裂】 轟音とともに地上に現れた巨大な塊の正体 小森陽一『銀色の巨人』第七回・・・・・243 【驚愕】 捜査記録には必ず見落としがある 翔田 寛『誘拐時効』第十回・・・273 【窮乏】 再びの課税に農民たちの怒りが募る 飯嶋和一『灯守(ひも)り』第十一回・・・・・319 【書評エッセイ】 今回は「女二人」というくくりで選んでみた本を紹介 窪 美澄『脳感読書ナビ』第十回・・・・・204 【コラム】 ニッポン列島縦断! 書店業務熱血日誌 第十五回・・・・・212 「STORY BOX」新装刊のお知らせ・・・・343
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出版日 : 2003/04/04
出版社 : 小学館
ISBN : 9784094033120

伝説の作家のあの「血のたぎる傑作」が遂に文庫化! 自然の息吹とボクサーの鼓動が響く名編。故・江藤淳氏が文藝賞の選評で「いつの間にか引き込まれていた」「現代の只中に活きている」と語った、伝説の作家の出世作が遂に文庫化。負け犬同然にリングを去ったミドル級ボクサー・新田駿一は、当てもなく帰った故郷の島でジムの会長の訃報に遭い再起を決意した―。文藝賞受賞の表題作他、小説現代新人賞受賞のデビュー作など、著者の現代小説すべてを収録した決定版!

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