全5件 (2007/11/26 ~ 2020/12/17)
出版社 : 幻冬舎
ISBN : 9784344037298
マスクを下ろして、
キスをする。
コロナ禍、猛スピードで変わる世界。
最新恋愛小説。
さようなら2020年。
過去最大に炎上している地獄のようなリプライ欄。キリはスマホを伏せて、
サイとのキスをまた思い返す。
Chapter6.Pandemic.
女って、なんなんだ。すぐに愛が欲しいと叫び出す究極のエゴイスト。
女の「好き」ってなんなんだ。その一瞬は本気なんだよ。そこが一番怖ぇんだ。
Chapter8.Break!
芸能人のセックススキャンダルなんて、人々の暇つぶしの話題としてのみ消費され、
光の速さで過去になる。でも、人は意外と忘れはしない。
死ぬまでそいつらは、ボクの恋の生き証人になってくれる。
Chapter11. Revenge Porn.
時よ、止まれーー。
Chapter13. To Be Continued.
出版社 : 小学館
ISBN : 9784093863728
『AneCan』人気連載が待望の書籍化!
『AneCan』連載中、大反響を巻き起こしたLiLyの連作短編、書籍化! 舞台は、表参道。テーマは「女の自意識」。水曜の午後に表参道ですれ違う、他人同士の6人を、香水BLACK MUSKの香りが繋いでゆく。華やかな外見からはうかがい知れない「心の闇」を、鮮やかに描き出す衝撃作。濃厚なパルファム×過剰な自意識。『薄れれば薄れるほどに、優しく香るBLACK MUSK』。その甘くて苦い味わいをお楽しみください。
●登場人物●
中村愛、26歳/“フツウ”で終わりたくない、読者モデル/ブロガー
若林リカ子、34歳/一人息子の教育に“命”をかける、専業主婦
南野晃、26歳/自己啓発本が累計100万部売れた、エッセイスト
藤巻結花、29歳/表参道ヒルズに住む、今は“落ち目”の元トップモデル
倉林美千子、39歳/明日40歳になる、既婚/子供なし、アパレルブランドPR
渡辺香波、23歳/美人ではないのにやたら男受けする、美容師アシスタント
【編集担当からのおすすめ情報】
『AneCan』で大人気だった連作短編「ブラックムスク」がいよいよ書籍化となりました!
著者LiLy氏の代表作『パープルレイン』(2008)、『グリーンライト』(2009)に続くLiLy「色シリーズ」待望の3部作目となります。
帯にはLiLy氏の友人であり、写真家の蜷川実花氏が寄稿。
LiLyファンのみならず、世の中のすべてのアラサー女子のバイブルになること、必至です!
出版社 : 小学館
ISBN : 9784094087901
クールじゃなきゃ嫌。だから私は、嘘をつく
「おしゃれ」と「キャリア」と「恋愛」、どれかひとつだけではクールじゃない。全部手に入れないと意味がない――。
リコ、24歳。高校卒業と同時に上京し、池袋でひとり暮らししながら、渋谷109でショップ店員として働いてきた。女友達に些細な見栄をはることで、積み重なっていく小さな嘘。ブランド品を買うことでどんどん増えていく借金。自分をカッコよく見せるためについたはずの嘘が、どんどん彼女を孤独にしていく…。そんなリコが、ある日、恋愛対象にすらならないはずの高校生、タカノと出会って……。
2007年に刊行後、ベストセラーとなったLiLyの処女小説が待望の文庫化!
【編集担当からのおすすめ情報】
主人公・リコは、 自分のことをカッコよく見せたいというプライドから、小さな嘘をつく癖がついて、ついには誰にも本当のことが話せなくなってしまった女の子。
この作品は、単行本発売時から、文庫化を望む声が非常に多く寄せられていました。
"オトナの女の子"たちの悩みや迷い、強がりがリアルに描かれている本作は、華奢なピンヒールをはいて頑張ってるワーキングガールの背中を、「大丈夫、あなただけじゃないよ!」と、そっと押してくれるパワーを持っています。
出版社 : 小学館
ISBN : 9784093862257
六本木で恋に夢につまずく6人の女性の物語
金曜日の六本木、どしゃぶりの深夜。ウェイトレス、キャバクラ嬢、ラジオDJ、OL、ダンサー、ネイリスト。同じ日、同じ街で交差する6人の女は、夢に、恋に、仕事につまずいていく。そこには、ひとつとして同じ時間は流れていない。それぞれの人生、物語が存在する。共通するのは、多くの女性が抱く“他人に見せない、見せたくはない”苦しみ、“自分らしく生きることのツラさ”。それらがリアルに、カッコよく描かれた6人の女性の物語に、読者はいつしか自分を重ね見る。涙を誘いながらも、女性の力強さと未来を夢見させる短編集。
【編集担当からのおすすめ情報】
本書に登場する6人の女性達は、生い立ち、年齢、職業…すべて違い、お互いを知らない同士だけれど、街の中で何度かすれ違います。
そこは、独特の空気感が漂う六本木という街。
作者LiLyさんが描くリアルな六本木で、決してカッコよくはないけれど、懸命に生きようとする女性たちの姿とココロが、真に迫って描かれています。
出版社 : 小学館
ISBN : 9784093862011
携帯サイトでみんなが泣いた24歳の物語
“おしゃれ”と“キャリア”と“恋愛”、どれかひとつだけではクールじゃない。全部手に入れないと意味がない――。
里子、24歳。高校卒業と同時に上京し、池袋でひとり暮らししながら、渋谷109でショップ店員として働いてきた。女友達への対抗心から、些細な見栄をはることで積み重なっていく小さな嘘、少しずつ増えていく借金。自分をカッコよく見せるためについたはずの嘘が、どんどん彼女を孤独にしていく……。そんな里子が、ある日、恋愛対象にすらならないはずの高校生、タカノと出会って……。 ピンヒールで背伸びした“大人の女の子”が、今、ほんとうの自分を探しはじめた。
【編集担当からのおすすめ情報】
主人公の里子は、 自分のことをカッコよく見せたいというプライドから、小さな嘘をつく癖がついて、ついには誰にも本当のことが話せなくなってしまった女の子。作者のLiLyさんは、「たった11センチ、ヒールの高さぐらいは自分を大きくみせたいと思ったために足元がグラついて、今にも、細いピンヒールのようにポキッと、ココロが心が折れちゃいそうな状態の女の子って、自分も含め、いま、多いような気がした」と言います。"オトナの女の子"たちの悩みや迷い、強がりがリアルに描かれた本作。毎日、華奢なピンヒールをはいて頑張ってるワーキングガールの背中を、「大丈夫、あなただけじゃないよ!」と、そっと押してくれるパワーを持っています!