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「小池真理子」の書籍一覧(最新発売日情報)

全43件 (2002/04/10 ~ 2023/10/30)
 小池 真理子(こいけ まりこ、1952年10月28日 - )は、日本の小説家、随筆家。夫は同じく小説家の藤田宜永。主な長編作品に『恋 (小池真理子)』『無伴奏』『水の翼』『瑠璃の海』『望みは何と訊かれたら』などがあり、「短編の名手」と謳われ、『妻の女友達』『水無月の墓』『怪談 (小池真理子の小説)』など、短編集も多く上梓している。山本周五郎賞、島清恋愛文学賞、渡辺淳一文学賞選考委員。
 
 1952年(昭和27年)、東京都中野区に、父・小池清泰と母・増子の長女として生まれる。父・清泰は、東北帝国大学を卒業後、昭和石油に勤務しており、またロシア文学、ドイツ文学に傾倒していたため、多くの蔵書があり、朝日歌壇への投稿歴がある。。1959年(昭和34年)、大田区立久原小学校に入学。ピアノを習い始める。1962年(昭和37年)、『なかよし』『りぼん』などに掲載された少女漫画の影響を受けて、自分でストーリーを考えて漫画を描く。学校の図書館で本を借り、読書を楽しむ。小学6年の時、新潮文庫の『赤毛のアン』を読んで感動する。1965年(昭和40年)3月、父の転勤で、兵庫県西宮市に転居、私立甲子園学院中学校・高等学校に入学。この頃から、父の蔵書を読み始める。デーヴィッド・ハーバート・ローレンス『チャタレイ夫人の恋人』を読んでいた時、「まだ早い」と父に叱られる。1967年(昭和42年)4月、西宮市立瓦木中学校に編入。1968年(昭和43年)4月、兵庫県立鳴尾高等学校に入学。同年9月、父の転勤で、宮城県仙台市に転居、宮城県仙台三桜高等学校に編入。全共闘運動など日本の学生運動が盛んだった時期であり、小池もヘルメットを被って街頭デモに参加したり、自身の高校で「制服廃止闘争委員会」を結成したりしていた。また、高校時代には多感な想いの中で仙台の季節を味わいつつ、散文や詩を書いていた。高校卒業後は1年間、予備校での浪人生活を送った。1972年(昭和47年)4月、成蹊大学文学部英米文学科に入学。吉祥寺で1人暮らしを始める。大学在学中から作家となることを志し、小説を書き始める。1976年(昭和51年)3月、大学を卒業。同年4月、本に近い場所ということから、出版社に就職、編集者となる。
 1977年(昭和52年)7月、出版社を退職し、フリーの編集者、ライターになる。エッセイ集『知的悪女のすすめ』の企画をいくつかの出版社に持ち込み始める。山手書房(当時)で、自分で書けばいい、と言われ、自ら企画に沿ったエッセイを書く。1978年(昭和53年)7月、エッセイ集『知的悪女のすすめ』が刊行、ベストセラーとなり、エッセイストとしてデビュー。続けて関連のエッセイ集を発表する。1985年(昭和60年)、『第三水曜日の情事』を上梓、小説家デビューを果たす。コンスタントに推理小説、サスペンス作品を発表する。1984年、藤田宜永と夫婦になる。1989年(平成元年)、「妻の女友達」で第42回日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞。1990年(平成2年)、1万冊近い蔵書と愛猫ゴブのため、藤田宜永とともに長野県軽井沢町に移住。同時期に、ミステリーから恋愛小説へと新境地を開き、1995年(平成7年)には『恋 (小池真理子)』で第114回直木三十五賞を受賞。その後も数々の文学賞を受賞。2012年には、『無花果の森』で第62回芸術選奨文部科学大臣賞(文学部門)を受賞する。また、文学賞の選考委員も務めている。2008年1月に軽井沢の自宅で火災が発生。また、父・清泰を2009年3月に、母・増子を2013年8月に亡くす。近年の作品には、こうした経験が反映されており、人の生や死、老いなど、人生の折々で体験することをすくい取った作品が多くなっている。
引用元:Wikipedia 2019/08/03
出版日 : 2023/10/30
出版社 : 新潮社
ISBN : 9784101440293

昭和38年11月、三井三池炭鉱爆発と国鉄の多重衝突という、戦後事件史に残る大事故が同日に発生。「魔の土曜日」と言われたその日の夜、12歳の百々子の両親は何者かに惨殺された。裕福な家庭に生まれ育ち輝かしい未来が約束されていた少女を襲った悲劇。事件は拭えぬ悪夢として胸のうちに巣食い、彼女の運命をも揺るがしていく――。一人の女性の数奇な生涯を描破した著者畢生の大河小説。
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出版日 : 2023/06/09
出版社 : 文藝春秋
ISBN : 9784163917047

日々老いを感じつつ山裾の町で暮らす雪代。ある日やってきた植木屋の青年に興味を惹かれるが、彼の恋人は初老の現役風俗嬢だという。
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出版日 : 2020/12/10
出版社 : 双葉社
ISBN : 9784575524284

平凡な日常生活と隣り合わせの底知れぬ不幸。それは音もなく、ひたひたと近づいてくるのであった。予測不能のサスペンス短編集!
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出版日 : 2020/09/10
出版社 : 双葉社
ISBN : 9784575523973

唐沢慎介の息子たちの嫁と、後妻の車椅子の美しい連れ子。雪に閉ざされた別荘で四人に不穏な速達が。美しい長編サスペンスの傑作!
出版日 : 2019/10/10
出版社 : 双葉社
ISBN : 9784575522730

一生に一度でいい、こんな恋愛がしてみたい──甘美で切ない大人の恋愛と、耽美で幻想的な世界を見事に融合させた極上の長編小説。
出版日 : 2018/12/13
出版社 : 双葉社
ISBN : 9784575521696

才色兼備の姉と正反対の妹。しかし姉は、母の死、恋人との別離から過食に走り、見るも無惨な姿に変貌していく。そんな姉の世話をする妹は──(「贅肉」)。平凡な人間の、ほんの少しの心の揺らぎが、事件の加害者になったり被害者になったりする。そんな日常に潜む恐怖を描く傑作サスペンス集!
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出版日 : 2018/10/27
出版社 : 新潮社
ISBN : 9784101440286

軽井沢にほど近い、別荘と住宅が混在する静かな森の一画。 2 匹の猫と暮らす59歳の幸村鏡子は、夫を亡くして以来、心身の不調に悩んでいた。意を決してクリニックを受診し、独身で年下の精神科医、高橋と出会う。少しずつ距離を縮め合い、幸福な時を紡ごうとしていた矢先、突然、高橋は鏡子の前から姿を消してしまった……。それぞれの孤独を生きる男女の心の揺れを描いた濃密な心理サスペンス。
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出版日 : 2018/05/25
出版社 : KADOKAWA
ISBN : 9784041070314

事故で生まれた奇妙な“家族”――人間の極限の心理を描く名作サスペンス!
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出版日 : 2018/03/09
出版社 : 文藝春秋
ISBN : 9784163908052

定年後、小説講座で教えながら独り暮らす男が不治の病に侵された時、死をどう迎えるか。『沈黙のひと』と並ぶ傑作感動長編!
cover
出版日 : 2017/11/29
出版社 : KADOKAWA
ISBN : 9784041058619

甘く冷たい恐怖に本能が歓ぶ、大人のための幻想怪奇小説集。
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出版日 : 2017/11/15
出版社 : 講談社
ISBN : 9784062937474

小池真理子の新たな到達点。男は抗い、女はたゆたう。生まれてから死ぬまでの「時間」を見つめて書かれた珠玉の作品集!
cover
出版日 : 2017/09/20
出版社 : 集英社
ISBN : 9784087456349

お風呂場から隣室で椅子に座っている女性の足が見えた遠い昔の記憶。その女の人は誰だったんだろう──。此の世に残した甘美な想いが恐怖に変わる幻想怪奇小説集、連続刊行第3弾!(解説/東雅夫)
cover
出版日 : 2017/08/22
出版社 : 集英社
ISBN : 9784087456240

日常の裏側に死者たちは佇む。生きていた時に抱いていた想念が幻となってこの世に残っている者たちを誘う。闇の中で死者たちが開く異界への扉。恐怖と官能を湛えた極上の幻想奇譚集。(解説/東雅夫)
cover
出版日 : 2017/07/20
出版社 : 集英社
ISBN : 9784087456080

送別会の幹事だった私は、忘れ物の黒いカーディガンを渡された。だが、それを着ていた出席者はいなかった……。名手が描く、死者と生者の世界が交錯する、珠玉の幻想怪奇短編集。(解説/東雅夫)
cover
出版日 : 2017/02/10
出版社 : 文藝春秋
ISBN : 9784167907884

刹那の欲望、嫉妬、別離、性の目覚め…。著者がこれまで一貫して描き続けてきた人間存在のエロス、生と死の根幹に迫る圧巻の短篇集。
cover
出版日 : 2016/10/20
出版社 : 集英社
ISBN : 9784087455007

優しかった叔父、中学時代の友人、淡い恋心を抱いた妹の家庭教師、恋人の兄……律子とかかわり、世を去った人たち。死者と感応するちからをもつ少女の魂の軌跡を描く切ない連作集。(解説/稲葉真弓)
出版日 : 2016/10/13
出版社 : 双葉社
ISBN : 9784575519334
cover
出版日 : 2015/11/25
出版社 : KADOKAWA
ISBN : 9784041036204

他人を尾行し、秘密を知ること――それは、震えるほどの興奮。
出版日 : 2015/09/10
出版社 : 双葉社
ISBN : 9784575518160
出版日 : 2015/06/09
出版社 : 双葉社
ISBN : 9784575658941
cover
出版日 : 2015/05/08
出版社 : 文藝春秋
ISBN : 9784167903589

亡き父が遺した日記には娘への愛、家族との不仲、そして恋人との心の交流が記されていた。生と死、家族を問い直す魂を揺さぶる傑作!
cover
出版日 : 2015/02/18
出版社 : 講談社
ISBN : 9784062193788

義母の葬式で、男が思い浮かべた“女”の姿は――。生と死、愛と性、男と女を見つめ続けた珠玉の8篇を収めた最新作品集。
cover
小池真理子/著 石田衣良/著 桐野夏生/著 村山由佳/著 桜木紫乃/著 林真理子/著 ほか
出版日 : 2015/02/06
出版社 : 文藝春秋
ISBN : 9784167903077

疲れた主婦を癒す指圧院、美しい教師と生徒ばかりのアートスクール、挿入のないセックスを追求するカップル。九つの極上の官能短編。
cover
出版日 : 2014/07/25
出版社 : 集英社
ISBN : 9784087715675

送別会の幹事だった私は、忘れ物として黒い女性用のカーディガンを渡された。だが、それを着ていた出席者はいなかった……。名手が描く、死者と生者の世界が交錯する、珠玉の幻想怪奇短編集。
cover
出版日 : 2014/04/30
出版社 : 新潮社
ISBN : 9784101440279

夫の暴力から逃れ、失踪した新谷泉。追いつめられ、過去を捨て、全てを失って絶望の中に生きる男と女の、愛と再生を描く傑作長編。
cover
出版日 : 2014/04/09
出版社 : 文藝春秋
ISBN : 9784163900469

刹那の欲望、嫉妬、別離、性の目覚め……著者がこれまでテーマにしてきた人間存在のエロス、生と死の根幹に迫る圧巻の短篇集。
出版日 : 2014/02/10
出版社 : 双葉社
ISBN : 9784575516500
cover
出版日 : 2013/05/28
出版社 : 新潮社
ISBN : 9784101440262

唇から全身がとろけそうなくちづけ、人生でもっとも幸福なくちづけ。くちづけが織りなす大人の男女の営みを描く九つの恋愛小説。
cover
出版日 : 2013/02/08
出版社 : 文藝春秋
ISBN : 9784167542078

異父兄の存在を亡き母から知らされ、榛名は兄のいるプラハに向かう。そこで初めて知ったのは、両親の過去であり家族の真の姿だった。
cover
出版日 : 2012/11/28
出版社 : 文藝春秋
ISBN : 9784163758404

亡き父が遺した日記には娘への愛、家族との不仲、そして恋人との魂の交流が記されていた。生と死、家族を問い直す入魂の感動作
cover
出版日 : 2011/11/25
出版社 : KADOKAWA
ISBN : 9784041000359

甘美な異界への扉が、今開かれる――。シリーズ第2作。
cover
出版日 : 2010/04/14
出版社 : 文藝春秋
ISBN : 9784163291000

異父兄がいることを生前の母に知らされた主人公は妹であることを隠し、兄をガイドに雇ってプラハを旅する。そこで初めて知る家族の姿
cover
出版日 : 2009/08/04
出版社 : 文藝春秋
ISBN : 9784167542061

失ったものの大きさに喘ぎながらも、光に希望を託し、ひとりで生きてゆこうとする女たちのささやかなプライドを描く傑作短篇集
cover
小池真理子/著 村上龍/著
出版日 : 2008/12/04
出版社 : 文藝春秋
ISBN : 9784167542054

人生の味わいと愛の深奥を描く「冬の花火」。大人の切なくもひたむきな恋心を描く「時の銀河」。大人の男女を描く2つの珠玉の短篇
出版日 : 2008/06/13
出版社 : 講談社
ISBN : 9784062760706

人生の喜びも悲しみも知り尽くし、豊饒の時を迎えようとする女たちが織りなす、極上の物語世界。大人のための小説集。
cover
出版日 : 2007/03/09
出版社 : 文藝春秋
ISBN : 9784167542047

愛する術も、思い切る術も、ひとりで生きる術も識っている。だからこそ……。女たちの心が胸に迫る、小池真理子の恋愛作品集第3弾
cover
出版日 : 2007/01/12
出版社 : 文藝春秋
ISBN : 9784163255606

闇夜の蛍、霧に浮かぶ花火、東京湾の夜景……。イルミネーションに託して、ひとりで生きる女たちの仄かなプライドを描いた傑作短篇集
cover
出版日 : 2006/01/11
出版社 : 文藝春秋
ISBN : 9784167542030

冬の京都、山間の雪の宿で、別れるための4日間を過ごす……女と男の性愛と恋情の極みを静かに奏であげる。これぞ恋愛文学の極致
出版日 : 2005/12/15
出版社 : 講談社
ISBN : 9784062752695
cover
小池真理子/著 片岡忠彦/著 片岡忠彦/著・イラスト
出版日 : 2005/09/22
出版社 : KADOKAWA
ISBN : 9784041494158

男は庭を造り、女に捧げ、女はすべてをかなぐり捨てた。
cover
出版日 : 2004/06/10
出版社 : 文藝春秋
ISBN : 9784167542023

若くもなく、老いてもいない。過去を懐かしみはしない。明日に期待もしない。ただ天の刻に身をゆだねる女達が織りなす六つの恋
cover
出版日 : 2004/01/12
出版社 : 文藝春秋
ISBN : 9784163225005

秘めた関係を断ち切って故郷に戻った女の心の空ろを、細やかな筆致で描く表題作他五篇を収録。独りで生きる女の恋情鮮やかな短篇集
cover
出版日 : 2002/04/10
出版社 : 文藝春秋
ISBN : 9784167542016

老作家の許で密かな妄想を紡ぐ秘書、年下の青年の「手」に惹かれる中年女性……。エロスには様々な形がある。妖しく艶めかしい六篇

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