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「朴景利」の書籍一覧(最新発売日情報)

全11件 (2016/11/17 ~ 2023/09/30)
 朴 景利(パク・キョンリ、パク・キョンニ、1926年10月28日 - 2008年5月5日)は、大韓民国の女性小説家。
 
 慶尚南道統営市生まれ。1980年から江原道 (南)原州市で執筆活動をしていた。2008年4月4日に脳卒中で入院した後、意識不明の状態になり、集中治療室で治療を受けていたが、2008年5月5日、午後3時ごろ死去した。詩人の金芝河は女婿。
引用元:Wikipedia 2019/08/03
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朴景利/著 金正出/監修 吉川凪/翻訳
出版日 : 2023/09/30
出版社 : クオン
ISBN : 9784904855584

窮乏する時代にも互いを思いやる心がある 西姫も親族も強く望む允国との結婚に良絃はついに決断を下す 18巻 あらすじ 日本の敗色は今や隠しようがなく、朝鮮でもすべての物資が欠乏している。 キリスト教徒の一斉検挙で投獄された麗玉は釈放されたものの、その凄惨な姿に明姫は衝撃を受けた。 栄光への愛と、兄嫁との葛藤に苦しむ良絃は医師となって家を出た。 晋州で寮に入り高女に通う尚義は、天皇主義者の教師に反発する内向的な少女に成長している。 統営では趙俊九が醜い様で生涯の幕を閉じ、モンチは周囲の心配をよそに子持ちの寡婦媌媌花に求婚する。 任明彬は静養のために智異山を訪れ、輝は徴用を避けて山に戻った。独立運動に関わる若者も山に逃れてきたが、過激なことを企んでいるのではないかと海道士は警戒の目を向ける。
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朴景利/著 金正出/監修 吉川凪/翻訳
出版日 : 2020/07/03
出版社 : クオン
ISBN : 9784904855522

獄中の吉祥を案じる西姫と還国に平穏は訪れるのか 新しい局面の予感で第三部が幕を閉じる <12巻 あらすじ> 還国と共に西大門刑務所で吉祥に面会した西姫は、その帰途、釜山で盲腸炎になり手術を受けた。晋州から駆けつけた朴医師はなぜか取り乱している。その晋州ではソリムの縁談が周囲に波紋を広げ、彼女に思いを寄せていた還国と舜徹も心を乱す。 独立運動に関わる錫と寛洙は執拗に警察に追われ、満州や沿海州の運動家たちも身動きが取れない。 龍井を訪れた恵観は周甲と別れてあてどない旅に出る。 平沙里では紀花が痛ましい最期を迎え、娘の良鉉は西姫の元で還国・允国の妹として暮らす。 朝鮮を離れている良鉉の父相鉉は、明姫に意外な手紙を送る。 龍が世を去り、息子の弘は龍井に移り住む決意を固める。
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朴景利/著 金正出/監修 清水知佐子/著
出版日 : 2019/12/28
出版社 : クオン
ISBN : 9784904855515

独立運動への圧力は、西姫と周囲の人々にも暗い影を落とす 複雑に絡まる運命が物語を導いていく 【11巻あらすじ】 日本の官憲による執拗な独立運動弾圧は、西姫と縁のある人々をさまざまな形で窮地に追い込む。 環(九泉)は、かつての仲間に裏切られて投獄される。その壮絶な最期は、崔参判家の悲劇の終わりを意味した。 しかし、独立運動に関連して夫の吉祥も拘束されてしまう。 西姫と吉祥の長男・還国は、思春期の悩みを抱え進路の選択に迷う一方で、間島で別れたきりになっている父親に会いたいという思いを強くしている。 西姫と姉妹のように成長して妓生・紀花となった鳳順は、心身共に病んで、平沙里の崔参判家に保護されていた。 その平沙里では農民たちの間で事件が起きた。過去からつながる運命の糸があちこちで交錯する。
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朴景利/著 金正出/監修 清水知佐子/訳
出版日 : 2018/12/31
出版社 : クオン
ISBN : 9784904855485

宿敵の趙俊九を追い詰め 西姫は帰郷に向けて大きく踏み出す 波乱含みの旅たちで第二部が完結 <08巻あらすじ> 二人の息子の母親になった西姫は、穏やかさを得たようにも見えるが、内に秘める生来の激しさと誇り高さゆえに、吉祥との間の溝は埋まらない。 崔参判家奪還のため、趙俊九を丸裸にする策謀を西姫に託された孔老人は、この仕事にのめり込む。そこには九泉(環)も一枚かんでいた。 その九泉が龍井に現れ、西姫は母を奪った男の素性を知る。独立運動で重要な役割を担う九泉との再会は、吉祥にも大きな影響を与え、ある行動に導く。彼らの周辺には、密偵・金頭洙の怪しい影が見え隠れしていた。 一方、龍の息子・弘を育ててきた月仙は不治の病の床にあり、龍との長く切ない関係も終わりを告げようとしている。
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朴景利/著 金正出/監修 吉川凪/訳
出版日 : 2018/11/30
出版社 : クオン
ISBN : 9784904855478

<7巻あらすじ> 周囲の冷たい視線を退けて吉祥を夫にした西姫は、故郷に帰るためなら親日派と見られても平気だ。 しかし、独立運動に憧れる吉祥の気持ちが離れていくことに苦しむ。 朝鮮では九泉も関わって、東学の残党を糾合した独立運動が画策されるが、先行きは見えない。 恵観和尚は、技生・紀花となった鳳順を伴い、独立運動の現状を確かめるために間島にやってきた。懐かしい人々と再会した鳳順は、流れた歳月を思い心乱れる。 一方、吉祥は金頭洙と名乗る密偵が巨福であると確信し、ついに直接対面する。 ソウルでは趙俊九の財産を巻き上げる策略に、西姫の意を受けた龍井の孔老人も加わっていた。
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朴景利/著 金正出/監修 吉川凪/訳
出版日 : 2018/07/25
出版社 : クオン
ISBN : 9784904855461

<6巻あらすじ> 西姫は吉祥と結婚することを考えていた。しかし吉祥は、会寧にいる子連れの若い寡婦と結婚するつもりだと言う。真偽を確かめるため、西姫は吉祥と会寧に行ってその寡婦に会い、帰りに事故で負傷する。一方、西姫に完膚なきまでに拒絶された相鉉は朝鮮に戻り、妓生になった鳳順(紀花)と再会する。 平沙里を出た村人たちのその後は、いずれも楽ではない。九泉(環)、恵観和尚、吉祥と親しかった寛洙は独立運動に身を投じている。苦難の時代に、それぞれ自らの道を切り開こうとする人々の姿が、壮大なスケールで描かれる。
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朴景利/著 金正出/監修 清水知佐子/訳
出版日 : 2017/11/25
出版社 : クオン
ISBN : 9784904855454

第二部に入った物語の舞台は朝鮮から豆満江を越えた満州の地、間島(カンド)だ。 趙俊九の支配から逃れて移住した西姫(ソヒ)は、この地で商売をする月仙の叔父・孔の助力を得て財を成していた。奪われた崔参判家の土地と財産を取り戻すことだけを考える西姫と、平沙里から同行してきた吉祥、龍らの間には微妙な距離が生まれる。幼い頃から続く李相鉉との愛憎も、西姫にとっては自らを奮い立たせる力の源となった。利己的な愛ゆえに孤独感にさいなまれる西姫は結婚相手を決めようとしていたが、それすらもまた、自分の目指すところに向かうための手段でしかないのか。
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朴景利/著 金正出/監修 吉川凪/訳
出版日 : 2017/11/25
出版社 : クオン
ISBN : 9784904855447

崔参判家の実権を握った趙俊九は、法外な小作料を取り立てるなど、その横暴さは目に余るものとなった。日露戦争に勝利した日本が朝鮮の主権を侵食し、日本の有力者につながる俊九の勢いは増すばかりだ。 崔参判家の跡取り娘の西姫は、俊九に反撃できない鬱憤から吉祥、鳳順にしばしば八つ当たりする。 鳳順は吉祥への思いを募らせるが、吉祥はその思いを受け入れられない。幼い頃から固い絆で結ばれていた三人の間には、微妙な亀裂が広がる。 祖国存亡の危機に重なる西姫の窮状に、彼女を支えてきた人たちは俊九に反旗を翻した。追われる身となった彼らと共に、西姫は新天地を目指す覚悟を決める。
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朴景利/著 金正出/監修 吉川凪/訳
出版日 : 2017/04/25
出版社 : クオン
ISBN : 9784904855430

崔致修殺害事件は関わった者たちの処刑で幕を下ろした。 平穏を取り戻そうとしていた平沙里は干ばつに襲われ、崔参判家の財産を狙う没落両班の趙俊九は妻子を連れて乗り込んできた。 災厄は続く。コレラの流行が多くの死者を出し、参判家の跡取り娘・西姫は後ろ盾となる人々を失った。翌年には麦が大凶作となり、趙俊九はこの機に乗じて参判家の実権を握るべく卑劣な手段で攻勢に出た。幼いながらも西姫は当主として果敢に立ち向かい、寿童、吉祥、鳳順、俊九に反発する一部の農民と共に、大胆な反撃に出た。誇り高き西姫の戦いがここから始まる。
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朴景利/著 金正出/監修 清水知佐子/訳
出版日 : 2016/11/17
出版社 : クオン
ISBN : 9784904855423

慶尚道(キョンサンド)の農村平沙里(ピョンサリ)の大地主崔参判(チェチャムパン)家で前年に起きた事件は、参判家の人々のみならず、村人にも影を落としていた。 さらに、中央の権力争いや王室の混乱は、首都から遠く離れた平沙里にも不穏な空気を伝える。村人の間では妬み、不満、欲望、対立が少しずつあらわになり、村の秩序が揺らぎ始めていた。 そんな中、参判家の当主致修(チス)は前年の事件で出奔した者たちを追って、道案内の猟師と下男一人だけを伴って智異山(チリサン)に向かったが、目的を果たせぬまま帰ってきた。 動乱の世にも、村の変化にも関心を持たない致修は、欲望に駆られた者たちの極悪非道な謀議によって、大きな災厄に見舞われることになる。
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朴景利/著 金正出/監修 吉川凪/訳
出版日 : 2016/11/17
出版社 : クオン
ISBN : 9784904855416

朝鮮半島南部の農村平沙里(ピョンサリ)に君臨する大地主崔(チェ)参判(チャムバン)を軸とした壮大な物語は、朝鮮王朝末期の1897年の秋夕(チュソク)に始まる。 村の日常には小さな諍いもあるが、村人や参判家の使用人たちは、各々の葛藤を抱えながらも懸命に生きていた。しかし、参判家で起きた前代未聞の事件が人々を動揺させる。 そんな中でも自分の殻に閉じこもり続ける参判家の当主致修は、母尹(ユン)氏夫人との間に長年にわたる確執があり、その発端となった暗い秘密も徐々に明かされる。 一方では、参判家の乗っ取りを企てる者たちがうごめいていたが、致修(チス)の幼い一人娘西姫(ソヒ)は、まだ自分を待ち受ける過酷な運命を知らない。

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