大学生の維月は誕生日に藍堂という美貌の男に救われ彼の里へ。そこは巨躯の鬼が住む世界。維月は彼の花嫁として初夜を迎えることに…

稀少な雪豹の獣人で愛玩用に密輸されかけた過去を持つ白野は、自分を保護してくれた研究者の息子・在臣を密かに想い続けていたが…？

正義漢ゆえに貧乏な無役の若旗本が連れ帰った「ご隠居」はスーパー爺さんだった！ 心に花が咲く新シリーズ第４弾！

旅籠付きの小料理屋のどか屋。今日ものどか屋に、さまざまな人々が訪れる！

失脚した田沼意次の甥で世を憚る身の竜の之介が将軍の奥小姓に。将軍家に害をなす輩を人知れず駆逐せよ！大型新人の新シリーズ第２弾

書下し。事故にあって、始まった入院生活。担当看護師の体を使った世話に思わぬ体験をしてしまうが……

書下し。デブでモテない青年が、無謀にも超美女に恋をしてしまう。だが彼女は、好きにさせる代わりに……と驚くべき条件を──

小説古典落語シリーズ第二弾。三遊亭円朝の「牡丹灯籠」を、普段演じられる怪談噺の前半だけではなく仇討ち噺の後半とあわせて小説化

正社員昇格のノルマは、ワゴン車いっぱいのアダルトグッズを売りさばくこと。しかも新規顧客開拓のため、東京ではなく地方で――やけに給料のいい栄太の転職先は思いっきりブラックだった。西から東に飛び込み営業を始めたものの、荷台に一杯の女性向けセックストイを前に絶望的になる。精魂尽き果てて入った博多の小料理屋の女将に話をすると、同情だけではない人妻たちの好奇心と渇望が次から次へ……。淫情紀行！ 第一章　博多の女将 第二章　親不孝通りの若妻 第三章　出雲の人妻ツアー 第四章　芦屋夫人 第五章　大阪の女 第六章　名古屋の社宅妻 第七章　鎌倉住職夫人 第八章　東京の美人課長

大学も通わず、ジャズの流れるバーでのバイト兼店長の仕事に、健吾は身を沈めていた。試験前には店の客でもある、官能小説家志望の一風変わった仏文科同級生の柚季がノートを持ってきてくれる…。父親が雪山で遭難し、学費を稼ぐために始めたのだが、どこかで心地よい生活に流されていく日々だった。ある夜、父親の愛人だったという奈美がフラリと店に現れてから、彩りが濃くなる性春は――。佐々木浩久監督、映画化作品。 目　次 第一章　ラ・フランスの香り 第二章　灼熱の日々 第三章　十六夜と待宵月 第四章　イチョウ並木 第五章　割れたヴェネチアングラス 第六章　頂上へ！ エピローグ

旧ソ連モスクワ。退廃的な日々を送る過激な音楽教師マリーナが、30番目の恋によって模範工員となる。『青い脂』と並ぶ初期代表作。

小説投稿サイト・エブリスタに集まった10万作超から厳選した、お腹も心も幸せになる短編集。

小説投稿サイト・エブリスタに集まった10万作超の中から選ばれた、異世界での活躍に、興奮で胸が高鳴る短編集！

三十三歳の遼賀が受けた胃癌宣告。迫りくる死の恐怖の中で思い出すのは、十五歳の頃、弟の恭平と雪山で遭難したあの日。感動長編。

大切な子どもたちに、自分を守り人を傷つけない「知恵と勇気」を与えたい! 面白くて役に立つ&大人にも新鮮でためになる、すべての子どもに贈る1冊。 世界中で問題になっている、子どもの間での/子どもに対する、イジメや暴力。親やまわりの人たちが気をつけていても、社会の変化でSNSやゲームなど、子どもの世界は知らないところで広がっていて、危険は高まる一方です。じゃあ、どうやって身を守ることを教えればいい? のびのびと育てられる? そんな思いを形にしたのがこの本です。 キーワードは、タイトルの言葉、「同意」です。 著者のレイチェルは、世界的な超人気動画、「Tea Consent(お茶と同意)」を作ったアニメーター。自身の娘が「学校で突然男の子にキスされた」と話すのを聞いて、「子どもこそ『同意』を知るべき!」と、まず子どもむけのビデオを作り、この本を作りました。 楽しいイラストと文で著者が紹介するのは、「同意」と「バウンダリー(境界線)」という、耳に新しい言葉。それは、健やかな人間関係を育む基本の知識。 子どもたちが自分のこころとからだを大切にすることを知り、身近な危機に気づき、身を守れるようになることや、自分に向けて起こされたアクションに対して「いいよ」、「いや」、「ダメ」、「助けて!」などの意思を表すために必要なものです。 大切なのは、おたがいに相手の「同意する/同意しない」を必ず確かめて、尊重すること。それって実は、大人にとっても難しいことかもしれません。でも、この本ではとてもシンプルにわかります。そう、子どもたちだけでなく、実はそれを学んで来なかった、多くの大人たちにも、とても役に立つ一冊なのです! 小学2年生くらいからひとりで読める本ですが、大人と一緒ならもっと小さくてもOK。 まずは、この本に出てくるいろんな「キミ」と仲良しになるところから始まって、気づけば自分なりの「バウンダリー」や「同意」のありかたが身につくはず。 それは、生涯にわたって子どもを守る、大切な宝物になるのです。 ◆普段から読んでいると、こんなとき、きっと役に立ちます! ・イジメにあったとき ・トラブルで困っているとき ・友だちや親子間、恋人と、学校や職場での、人間関係がうまくいかないとき ◆大切な子どもをこんなふうに育てたいなら、ぜひ! ・自分を大切にして自信が持てる子どもに ・自分を押しころさず、友だちや家族と気持よい関係が保てる子に ・人に思いやりをもって接し、励ましあうことができる子に ・その子らしく、幸せにのびのびと生きていけるように! ・犯罪や暴力の被害者、加害者にならない!

目にするものはすべて詩であり、手に触れるものはすべて痛みである。 不正義、不条理に満ちた世界で人びとはいかに生きるか。 歴史に翻弄される民族を見つめ、人類の希望を「橋」の 詩学として語り続けたノーベル文学賞作家アンドリッチ── 「橋」、短編小説八篇、散文詩『エクス・ポント（黒海より）』 と「不安」、エッセイ三篇を収録した精選作品集。 歴史の不条理を、若きアンドリッチは身をもって体験した。第一次大戦中の思想犯としての獄中生活は、戦争という外的世界を凝視させると同時に、「幽閉された者」の精神的な内的世界へと作家を招き入れる。歴史と魂の問題は、作家の生涯を通じて、詩学を支える二本の柱となった。この詩学の魅力は、新現実主義と形而上主義の両面を持ちあわせ、見える世界と見えない世界を結び合わせる力にある。集団と自我、天と地、魂と肉体、異なる二つのものを引き裂くもの、繫ぎ合わせるものに、作家は光をあてる。アンドリッチの問いかけは、人はどう生きるべきかではなく、人々はどう生きるかという人類的な問題である。──「訳者解題」より

自爆テロで吹き飛んだ遺体の残骸から生み出された怪物が、人間達に復讐を誓う。アラブ小説国際賞など複数の賞を受賞した怪作。

「４３歳のおばさんか。熟れてて孕ませがいがあるね」排卵日をチェックして種付け姦を繰り返す悪魔婿。狂気は妻の姉、家政婦へ！

「何年もしてなかったから…」隣に住む２８歳は寂しげなシングルマザー。彼女の母、幼なじみ、女教師、女上司…淫らな牝たち！

「息子の性処理はママの仕事よ。いっぱい出して」何をやっても許してくれる３４歳は女の体の仕組みまで教えてくれる。

「お父様のが奥に当たって、こんなの初めてっ」魅力的すぎる２５歳の子宮へ白濁を注ぎこむ。さらなる標的は隣家の美人妻！

「せっかくだから浴衣を着たまま、シテみる？」秋祭りの帰り、堅物だった女教師が見せた痴態。上品さに潜む未亡人たちの淫性。

「イッちゃうっ…ごめんね、さやかちゃんっ」空閨を貫かれ、娘に詫びながら達する未亡人。毒牙は長女、純真な女子学生へ…。

SF 大好き理論派女子高生の巻き込まれ異世界ライフ 今度はモグラ狩りに迷宮探索!? 本当は地味な生活がいいんですけど…… 当初に望んでいた地味な生活とは異なるものの、 知り合いも増えた異世界での日々をそれなりにつつがなく送っている美咲。 獣人のマリアとその愛娘エリーを同居生活の一員に加え、 さらににぎやかで平和な毎日を過ごしていきたかったのだが、 モグラの魔物と戦ったり、傭兵仲間と迷宮に潜ったり、 奇妙なアーティファクトを発見したり……と、やっぱり地味とは無縁な生活が待ち受けていたようで!? 第６回ネット小説大賞受賞作。

俳人・夏井いつき氏推薦！　死の間際にいる父、出産をひかえる妻と浩一。ある日、仕事相手である山本久美子に「精子バンクと契約したのよ」と告げられる。選択可能になった「生」に違和感を覚える浩一に、様々な問いかけが降りかかる。医療ジャーナリストの筆者がつづる、「生」の物語『朱色の命』。一児の父・ヒロが水族館に閉じ込められる。水も食料もない不思議な空間から脱出するには、ひたすら上を目指すしかない。力強い生を書ききった『ただ独り歩め』も収録。

室町時代に生まれた短編物語「御伽草子」の数々。渋川版に未収録の作品の中から十編を選りすぐり、分かりやすい現代語で再話する。