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「永井路子」の書籍一覧(最新発売日情報)

全27件 (1978/10/07 ~ 2023/11/07)
 永井 路子(ながい みちこ、1925年3月31日 - )は、日本の歴史小説家。本名は、黒板擴子 (くろいた ひろこ)読売人物データベース
 
 東京市本郷 (文京区)に生まれる。実父は来島清徳、実母は声楽家の永井智子。実父は生後数年で死去しているhttp://www.yurindo.co.jp/static/yurin/back/378_3.html
 母が一人娘だったため、母の実家を継ぐ目的でhttp://www.yurindo.co.jp/static/yurin/back/378_3.html、血縁的には大叔父に当たる永井八郎治の長女として入籍。3歳で茨城県古河町(現古河市)に転居して読売人物データベース、当地で育つ。茨城県立古河高等女学校(現茨城県立古河第二高等学校)卒業。1944年、東京女子大学国語専攻部を卒業読売人物データベース。戦後は東京大学で経済史を学んだ。
 1949年、黒板伸夫と結婚し、東京・中野に転居読売人物データベース。同1949年小学館入社読売人物データベース、『女学生の友』や『マドモアゼル』等の編集に従事。編集に関わりながら、歴史小説を書く読売人物データベース。1958年、筆名・永井路子を使いはじめる読売人物データベース
 編集者としても有能であり、「白いトックリのセーターに黒のタイト姿で、夜遅くまで仕事をする彼女は若い男性社員の憧れの的であった」と大村彦次郎は述べている。担当した作家には松本清張らがいる。『近代説話』の同人となり、歴史に対する独特の視点で同誌に発表した作品は有名であった。近代説話の発起人だった司馬遼太郎は、この雑誌をやめたいと漏らしていたが、永井が直木賞を取るまでは雑誌発刊を続けようと考えたほどである。
 1961年、『マドモアゼル』の副編集長で退社して文筆に専念読売人物データベース。1962年、鎌倉市に転居読売人物データベース。1964年、『炎環』(光風社、1964年10月)で直木三十五賞を受賞する。1984年には、中世を題材にした作品で歴史小説に新風をもたらしたとして、菊池寛賞を受賞。
 戦前から戦後の移り変わりを体験し、歪められた歴史を多くの資料と説得力のある文章で覆し、評価を得る。これまで考えられてきた歴史人物像、歴史事件等を見直し、男性の影に隠れ見落とされがちな女性にも焦点を当てた作品が多い。また、執筆の際、みずから歴史人物の系図を作成し、本に掲載しているものもある。評論では砕けた文章を用い、親しみやすいものにしている。
 1995年、戦後50年を期して、歴史小説の断筆を宣言読売人物データベース。1998年、寄贈した蔵書を中核資料とした「古河文学館」開館読売人物データベース。2000年、東京・品川に転居読売人物データベース。2003年、古河文学館にて「永井路子展」開催、あわせて永井路子旧宅を修復、一般公開開始読売人物データベース
 夫は、歴史学者の黒板勝美の甥で、同じく歴史学者の黒板伸夫。
 作品は、大河ドラマの『草燃える』『毛利元就 (NHK大河ドラマ)』に原作として使用された。
引用元:Wikipedia 2019/08/03
出版日 : 2023/11/07
出版社 : 朝日新聞出版
ISBN : 9784022651280

藤原兼家の三男に生まれた道長は、才気溢れる長兄の道隆、野心家の次兄の道兼に比べて、平凡で目立たない存在だった。左大臣の娘・倫子と結婚、そして父の死により、出世競争の道を走り始める。平安王朝の貴族社会を描いた傑作歴史小説。
出版日 : 2023/11/07
出版社 : 朝日新聞出版
ISBN : 9784022651297

優秀な二人の兄が相次いで病死、長兄の子・伊周との政争にも勝利した道長。やがて一条天皇のもとへ長女彰子を入内させ、のちの後一条天皇が生まれ、権力を握る。彰子に仕えた紫式部や清少納言など王朝の才女たちも鮮やかに描いた王朝歴史小説。
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出版日 : 2023/06/07
出版社 : 朝日新聞出版
ISBN : 9784022651037

一介の草履とりから天下人に出世した豊臣秀吉。その秀吉に14歳で嫁いだ妻おねね。仲睦まじい夫婦だったが、地位があがるにつれ、秀吉の浮気の虫と権力欲が頭をもたげ、おねねを苦しめるのだった。戦国の女性を描いた傑作歴史小説。
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出版日 : 2023/06/07
出版社 : 朝日新聞出版
ISBN : 9784022651044

天下人となり、以前とは別人のようになった秀吉の姿に、妻おねねは深い孤独を感じる。秀吉の死後、豊臣と徳川の対立に心を痛め奔走するが、ついに豊臣家は滅んでしまう。戦国の乱世をたくましく生き抜いたおねねの生涯を描いた傑作長編。
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出版日 : 2021/01/04
出版社 : 文藝春秋
ISBN : 9784167916251

伊豆の豪族北条時政の娘は流人源頼朝に恋をする。源平の合戦、鎌倉幕府成立、歴史の激流にもまれ乱世を生き抜く女を描いた歴史長編。
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出版日 : 2016/08/04
出版社 : 文藝春秋
ISBN : 9784167906788

藩医の娘だったあや子、後の只野真葛。離婚、家の没落などを経て自由で個性的な随筆を書くに至った生涯を生き生きと描いた歴史長篇。
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出版日 : 2013/06/07
出版社 : 文藝春秋
ISBN : 9784167200527

中国山地の小領主・毛利元就のもとに「鬼」といわれる吉川国経の娘が輿入れした。乱世を生きぬく武将と妻を描いた大河ドラマ原作。
出版日 : 2013/06/07
出版社 : 文藝春秋
ISBN : 9784167200534
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出版日 : 2012/12/04
出版社 : 文藝春秋
ISBN : 9784167200510

壬申の乱から藤原京、さらに平城京へと都がうつる激動の時代。その裏で皇位を巡って氷高皇女が懸命に守り抜こうとしたものは――。
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出版日 : 2011/06/10
出版社 : 文藝春秋
ISBN : 9784167200497

清盛が華麗に活躍した平家物語の表舞台の陰で、ひっそりと美しく生きていた女たちがいた。おなじみのヒロインたちが総登場の名著
出版日 : 2011/02/10
出版社 : 文藝春秋
ISBN : 9784167200480

岩倉は孝明天皇毒殺の首謀者なのか——「尊王攘夷」「佐幕」といった言葉を剥きながら、新たな岩倉像を立ち上げた永井文学の神髄
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出版日 : 2010/08/04
出版社 : 文藝春秋
ISBN : 9784167200473
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出版日 : 2010/08/04
出版社 : 文藝春秋
ISBN : 9784167200466

信長の妹・お市と浅井長政の末娘・おごう。のちに2代将軍・徳川秀忠の正室となった彼女の運命をあざやかに映し出す傑作長篇小説
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出版日 : 2008/02/28
出版社 : 文藝春秋
ISBN : 9784163265308

岩倉は孝明天皇毒殺の首謀者なのか——長年構想を温めてきた著者が歴史的事件に再検討を重ね、新たな岩倉像を立ち上げた渾身の作
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出版日 : 2005/03/10
出版社 : 文藝春秋
ISBN : 9784167200435

天下を狙う兄・信長と最愛の夫・浅井長政との日々激しくなる抗争のはざまに立ち、お市の方は兄の滅亡を願い、苛烈な運命を生きた
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出版日 : 2005/03/10
出版社 : 文藝春秋
ISBN : 9784167200442
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出版日 : 2004/07/09
出版社 : 文藝春秋
ISBN : 9784167200428

逆賊明智光秀の娘と罵られ、父と夫への愛と苦悩の極限に心の拠所を禁制のキリスト教に求めた玉。薄幸な生涯を送った女人を描く
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出版日 : 1997/07/10
出版社 : 文藝春秋
ISBN : 9784167200367

京の公家の娘悠姫は、駿河の今川氏親のもとに嫁ぐ。武家と公家の違い、激動する戦国の世にとまどいながらも、今川義元の母として時代を生き抜く女を描く、歴史長篇。(縄田一男)
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出版日 : 1997/07/10
出版社 : 文藝春秋
ISBN : 9784167200374
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出版日 : 1995/11/10
出版社 : 文藝春秋
ISBN : 9784167200329

大国にはさまれて圧迫される中国地方の小国主は、明るい妻に励まされて次第に本領を発揮し、戦国乱世を生きぬいていく。歴史長篇
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出版日 : 1995/11/10
出版社 : 文藝春秋
ISBN : 9784167200336
出版日 : 1990/03/10
出版社 : 文藝春秋
ISBN : 9784167200213

伊豆の豪族北条時政の娘に生まれ、流人源頼朝に遅い恋をした政子。やがて夫は平家への反旗を翻す。歴史の激流にもまれつつ乱世を生きた女の人生の哀歓を描く歴史長篇。(清原康正)
出版日 : 1988/08/10
出版社 : 文藝春秋
ISBN : 9784167200176

その身を犠牲にしてまで元正女帝を政治につき動かしたものは何か。壬申の乱から平城京へと都が遷る激動の時代、皇位を巡る骨肉の争いにかくされた謎に挑む長篇。(磯貝勝太郎)
出版日 : 1984/04/10
出版社 : 文藝春秋
ISBN : 9784167200152

仲人口にのせられ夫婦になった二人は互いに呆れた。戦国の山内一豊夫婦を描く。「御秘蔵さま物語」「お江さま屏風」「お菊さま」「あたしとむじなたち」「熊御前さまの嫁」「一豊の妻」収録。
出版日 : 1983/12/10
出版社 : 文藝春秋
ISBN : 9784167200138

室町後期、将軍足利義政の室として、その権勢をほしいままにした日野富子。しかしその実像は意外なものであった。富子と当時の庶民の姿を生き生きと描く長篇。(尾崎秀樹)
出版日 : 1983/12/10
出版社 : 文藝春秋
ISBN : 9784167200145
出版日 : 1978/10/07
出版社 : 文藝春秋
ISBN : 9784167200039

辺境であった東国にひとつの灯がともった。源頼朝の挙兵、それはまたたくまに関東の野をおおい、鎌倉幕府が成立した。武士たちの情熱と野望を激しく描く直木賞受賞作。(進藤純孝)

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