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「栗本薫」の書籍一覧(最新発売日情報)

全27件 (2010/03/18 ~ 2019/01/24)
 栗本 薫(くりもと かおる、1953年2月13日 - 2009年5月26日)は、日本の女性小説家、評論家。日本SF作家クラブ会員、日本推理作家協会員、日本ペンクラブ会員、日本文藝家協会員、日中文化交流協会員。
 代表作は『グイン・サーガ』、『魔界水滸伝』、『伊集院大介』シリーズなど。『グイン・サーガ』は序盤が英語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、ロシア語、韓国語に翻訳されている。
 また、中島 梓(なかじま あずさ)名義で、評論活動や作詞作曲、ピアノ演奏、ミュージカルの脚本・演出なども手がけた。本名は今岡 純代、旧姓は山田。夫は『S-Fマガジン』第6代編集長を務め、天狼プロダクションを経営する今岡清。母方の又従兄弟(祖父の姉の孫)に 梶原一明(経済評論家)がいる。
 
 20代前半の1977年に群像新人文学賞評論部門を、翌1978年に江戸川乱歩賞を受賞した。当時、早稲田大学に創設されたばかりの「文芸科」出身の小説家としても話題となった。同時期デビューに見延典子がいる。また、分野ごとに中島梓、栗本薫両名義を使い分け、乱歩賞受賞直後には『平凡パンチ』誌上で中島梓と栗本薫の1人2役対談が企画された。
 約30年間の活動で、新刊だけで約400冊の作品を発表した。その中には1年間に20冊以上の新刊を発表した年も4年あり、晩年も年間10冊以上の新刊を発表していた。
 多作の半面で、刊行された自作を読み返すことをしないことで知られた。『天の陽炎-大正浪漫伝説』の原稿が一部欠けたまま2007年に刊行されていたことが、『傑作電子全集』の編集過程で判明し、補足した完全版が配信された。遺品のパソコンから欠落箇所を見つけた今岡は「栗本は推敲もせずに一気に書き、校正もほぼしない」と回想している。)
 サイエンス・フィクション、ファンタジー、伝奇・時代小説、ホラー小説、推理小説、耽美小説など、作品が極めて幅広いジャンルに渡っていることも大きな特徴である。特に1980年代には、それぞれの分野で人気を博し、様々なベストセラー作品を生み出すと同時に、各ジャンルの数多くのアンソロジーに作品が収録された。
 「文学における物語性の復権」を唱え実践する姿勢は、デビュー当初、非常に高く評価された。新たなジャンルの先駆者として後の創作者たちに影響を与えた功績も大きいが、その一方で、様々なジャンル・フィクション(漫画含む)の愛読家であった栗本には、過去に読んだ小説・漫画などの影響が強い作品が多く、その作品のオリジナリティが低いという指摘もある(ただし、必ずしも批判的な指摘ではない)。栗本自身、その創作活動においてオリジナリティに全く重きを置いておらず、そのことを自身の著作『小説道場』(中島梓名義)の中で公言している。
 ミステリーに対しては謎解きや理論よりも文体や雰囲気に、SFに対しては現実に対するフィクションのアプローチとしてのSF的手法に興味の中心があると述べている。
 作品には、森茉莉の影響を受け、同性愛傾向が見られるものも多い。1978年の耽美小説誌『JUNE (雑誌)』の創刊にも深く関わっており、創刊号には第二のサガンと評された20歳のフランス人女性小説家という架空の経歴で、ジュスティーヌ・セリエの名でフランスを舞台にした耽美な作品『薔薇十字館』を発表し(日本人女子大生あかぎはるなの訳となっているが、これも栗本の筆名。挿絵は竹宮惠子)、フランスでの大学生活などの架空の近況報告を行いつつ、セリエ名義では4作品を発表した。1979年に刊行された『真夜中の天使』は、1975年にTBSテレビで放送された沢田研二主演のテレビドラマ『悪魔のようなあいつ』の男性登場人物たちの関係性に触発され草案を練ったものだという。現在のボーイズラブに繋がる源流的な作品として、ジャンルの創始に一役買った作品でもあるとされる。『JUNE』誌上では栗本薫、中島梓の他、ジュスティーヌ・セリエ、あかぎはるな、神谷敬里、滝沢美女夜、沙羅、アラン・ラトクリフなど、様々な名義で作品や評論を提供、あかぎはるな名義では『comic JUN』に掲載されたブックガイド記事「世界JUN文学全集 西洋篇」「世界JUN文学全集 日本篇」の監修なども行い、読者の少女たちを楽しませるだけでなく、「男性同士の性愛」を軸に文化・教養を紹介することに尽力した。『JUNE』で連載された『小説道場』門下からも、秋月こお、江森備、柏枝真郷、榎田尤利など、同ジャンルの作品を手がける多数の作家を輩出している。また、『JUNE』休刊後は直接に小説術を伝授する「中島塾」を主宰していた。
 中島梓名義の評論作品は、相対的には作品数が少ないが、『コミュニケーション不全症候群』は、現代の日本人のコミュニケーション薄弱な生活を鋭く分析しており、笠井潔などから高い評価を得ている。
 幼少時より創作活動を行っていたが、元々は小説家よりも漫画家志向が強かった。漫画雑誌『COM (雑誌)』の愛読者であり、同誌主催のコンテストに何度か応募し、また、『S-Fマガジン』誌主催のコンテスト・イラスト部門へも応募したが、いずれも落選した。栗本の描いたイラストや漫画はほとんど発表されていないが、『S-Fマガジン』1987年1月臨時増刊号にイラスト集「グイン・イメージ・ボード」が、『別冊小説現代』1985年WINTER号に漫画「D介日記 日々是好日」が掲載されている。
 小説執筆活動も学生時代から活発に行っていた。跡見学園高等学校時代には文芸部の部長を務め、早稲田大学ではサークル「ワセダミステリクラブ」に名目のみながら2年間所属していた。その当時の作品を収録した短編集として『接吻』が刊行されている。他にも『真夜中の天使』や『トワイライト・サーガ』など、商業誌デビュー前に書かれた作品がのちに出版された例が多くみられる。また、安部公房、大江健三郎、サルトル、筒井康隆などを論じた卒業論文「想像力の構造」を、早稲田大学で師事した平岡篤頼が『朝日新聞』紙上で激賞したことをきっかけとして、評論活動を本格的に行うようになった。栗本の商業誌デビュー(『別冊新評 筒井康隆の世界』)も、平岡の一文を見た同誌編集長の依頼によるものである。
 4歳時からピアノを習っていたこともあって、音楽への傾倒も強く、音楽大学への進学を志した時期もあったという。早稲田大学では、音楽サークル「ハーモニカ・ソサエティ」に参加した。デビュー後もハードロック系バンド「パンドラ」でキーボードを担当していた。作曲を始めたのは「パンドラ」時代であり、その後開始したミュージカル創作活動では、数多くの劇中曲の作曲を手掛けることとなった。バンド活動は晩年まで続けていたが、その方向性は次第にジャズへと移行した。
 1979年(昭和54年)9月から1986年(昭和61年)6月まで(1982年11月 - 1983年9月は産休のため一時降板)、テレビのクイズ番組『象印クイズ ヒントでピント』(テレビ朝日)に女性軍キャプテンとしてレギュラー出演した。同番組のメインである「16分割クイズ」においては、わずか2〜3枚開いただけで正解に導くことも多々あり、司会の土居まさるからは「16分割の姫」と番組内で言われた。
 長唄、小唄、清元、津軽三味線の名取でもある。また、和歌集『花陽炎春之巻』を自費出版し、2本の歌舞伎脚本も手掛けている。日常的に着物を着用する着物愛好家としても知られており、着物に対する愛着を綴ったエッセイ『着物中毒』を著している。
 作品の多くに「あとがき」を付し、デビューからまもない一時期は、「あとがき作家」などとも名乗っていた。『グイン・サーガ』正伝の各巻にも必ずあとがきが付されており、シリーズの初期にはキャラクター人気投票やファンレター紹介などが行われていたが、次第に作者の近況報告が中心となっていった。
 執筆時にはIBMのThinkPadを使っていた。
 今日泊亜蘭の最後のSF長編『我が月は緑』(『光の塔』の30年後を描いた作品)に「白百合楽劇団」を主宰する“栗名梓”として登場する。
引用元:Wikipedia 2019/08/03
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栗本薫/著
出版日 : 2019/01/24
出版社 : KADOKAWA
ISBN : 9784041075838

「サックスが俊一の酒で、麻薬で、女だ」栗本薫が描く青春ハードボイルド!
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栗本薫/著
出版日 : 2017/12/21
出版社 : KADOKAWA
ISBN : 9784041061473

男達の破滅的な恋の道行きは、果たして。衝撃作がついに文庫化!
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栗本薫/著
出版日 : 2017/12/15
出版社 : 講談社
ISBN : 9784062938099

伝説と因習に生きる住民と、テレビ人間の間に起こる連続殺人事件の謎に、名探偵伊集院大介と森カオルの名コンビが挑む名作。
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栗本薫/著
出版日 : 2017/10/13
出版社 : 講談社
ISBN : 9784062937856

名門女子高の校内でチンピラの他殺死体が発見された。しかも現場は密室だった――根強い人気の名探偵伊集院大介、第2弾が新装版に。
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栗本薫/著
出版日 : 2017/02/07
出版社 : 小学館
ISBN : 9784093522946

絢爛たる第二部「地球聖戦編」が遂に完結! 魔界さえも潰え、人間界も壊滅した。再会を果たした七つの者たちの眼下に広がる巨大な海こそ生命の根源・ユゴスだった。 ”混沌”の海に埋没していく多一郎。やがて突き上げる歓喜を潜め、胎動の如きうねりが訪れる。繰り返されてきた永遠の輪廻、終わりなき生命と死の輪舞。七つの者たちは“永劫”という途方もない時空間の彼方へと旅立った。 大河小説の第20弾、第二部「地球聖戦編」がここに完結する!
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栗本薫/著
出版日 : 2017/01/10
出版社 : 小学館
ISBN : 9784093522922

ついに魔界は飛散し人界との絆が絶たれる! 白い日輪と黒い日輪――。雄介と多一郎の核融合により生じた次元嵐の前に壊滅寸前の打撃を受け、人界と魔界の絆は絶たれてしまう。時間流、次元流の摂理は無と化した。 だが、無を超え、断絶された時空に、戦士たちのかすかな息吹があった。やがて彼らは虐殺された少年・涼に出会い、忘れ去られた愛が、神が、彼らの前に出現する――。 大河小説の第19弾で、第二部「地球聖戦編」の第8作目となる。
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栗本薫/著
出版日 : 2016/12/06
出版社 : 小学館
ISBN : 9784093522885

記憶を失い幾つもの次元を転移する安西雄介 すべての記憶を失い、覚醒と混濁の狭間を彷徨う安西雄介は、奇妙な既視感のなかで幾つもの次元を転移していく。 やがて太古の神州にスサの王という名の自我を見い出し、悟入直前のシッダールタの血肉となる。時空連続体を転々と彷徨いながら、彼は大いなる宇宙に紡がれた歴史の傍観者となり、自らが真理そのものとなってゆく。 地球を侵略しようとするクトゥルーの神々と、それを阻止しようとする神州・日本を中心とする地球古来の神々との闘い、そしてその神々の圧倒的な力の前に滅びゆこうとする人類の危難を描いた大河小説の第18弾。第二部「地球聖戦編」の第7作目。
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栗本薫/著
出版日 : 2016/11/08
出版社 : 小学館
ISBN : 9784093522861

人界と魔界が遊離!奔流に飲み込まれる世界 突如、人界と魔界が遊離し始め、神州の「会」ポイントも虚無に堕ちる。魔都破里も地殻変動に呑まれ朽ちていった。一方、仇敵クトゥルーの本殿ルルイエへ到達した安西と加賀は、そこで多一郎の変わり果てた姿に衝撃を受けるのだった。 そして、加賀の弁舌に感応した多一郎と安西は、自らの姿を超エネルギー体へと変貌させていき、世界は再び大いなる滅裂へと向かっていくのだった。 地球を侵略しようとするクトゥルーの神々と、それを阻止しようとする神州・日本を中心とする地球古来の神々との闘い、そして神々の圧倒的な力の前に滅びゆこうとする人類の危難を描いた大河小説の第17弾。第二部「地球聖戦編」の第6作目。
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栗本薫/著
出版日 : 2016/10/11
出版社 : 小学館
ISBN : 9784093522816

異界の地平に七人の勇士が見た“暗黒都市” 魔都・破里の中枢、魔界王宮は次元回廊への扉だった。 加賀四郎ら七人の勇士たちは、クトゥルー次元に幽閉された北斗多一郎と美少女セイヤを救出すべく、ダークテリトリーの異空を飛び続ける。そこに広がるのは延々と果てることのないゼリーの海、虚無の時空間――。 彼らが異界の地平に目撃したのは、“暗黒都市”という名のカオスそのものだった。大河小説の第16弾。第二部「地球聖戦編」の第5作目。
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栗本薫/著
出版日 : 2016/09/06
出版社 : 小学館
ISBN : 9784093522786

魔都・破里へ!遂に勇士7名の反撃が始まる 地球防衛軍が目指すは魔の都・破里――。 見る影もなく破壊され尽くした神州日本で、強力なダーク・パワーさえもが侵略できなかった魔界・不二の宮から、安西雄介、伊吹風太ら7名の勇士たちが、ついに反撃を開始した。 敵の首魁クトゥルーの手から、一刻も早く、異次元の虜囚となった、みづちの若長・北斗多一郎を救出しなければならない。最後の力をふりしぼって闘いに挑む彼らを待ちうけているものは……。 大河小説の第15弾。第二部「地球聖戦編」の第4作目。
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栗本薫/著
出版日 : 2016/08/08
出版社 : 小学館
ISBN : 9784093522755

アークと多一郎の地球防衛軍に危機が迫る! 月面WWSA基地を占拠され、その最後通牒に示された刻まで残り数時間。 地球防衛軍の母体〈アーク〉までもが、クトゥルーにマインド・コントロールされた反乱軍により席捲されつつあった。 地球存亡の鍵を握る尖兵となるべき、みづちの若長・多一郎も既に侵略者の手に堕ち、亜空間に最後の尊厳たる叫びをあげていた。異次元に封じ込められた安西、そして加賀率いる地球軍の頭脳達は、巨大なエネルギー変動に乗じて、錯綜する時空の結界を突き抜け反撃に打ち出る。安西は〈アーク〉奪回へ――、加賀は先住者次元・高千穂の宮へ――。 地球を侵略しようとするクトゥルーの神々と、それを阻止しようとする神州・日本を中心とする地球古来の神々との闘い、そして神々の圧倒的な力の前に滅びゆこうとする人類の危難を描いた大河小説の第14弾。第二部「地球聖戦編」の第3作目。
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栗本薫/著
出版日 : 2016/07/05
出版社 : 小学館
ISBN : 9784093522724

“敵は月面にあり”で「地球軍」は宇宙へ! 太平洋を南下する潜水空母アークを目がけて一本のミサイルが飛来した。それは、月面に基地を構え地球の覇権を狙うWWSA『ネオ・テラ帝国』からの威嚇だった。 クトゥルーらの<ダーク・パワー>と、WWSAの両者からの脅威に挟まれた「地球軍」は隷属か反攻かの決断を迫られる。、結成以来の危機にさらされるなか、智将・加賀四郎は”敵は月面にあり”と、宇宙への進軍の決断を下し、北斗多一郎たちを月面攻撃特別コマンドとして、急遽送り込むのだが……。 地球を侵略しようとするクトゥルーの神々と、それを阻止しようとする神州・日本を中心とする地球古来の神々との闘い、そして神々の圧倒的な力の前に滅びて行こうとする人類の危難を描いた大河小説の第13弾。第二部「地球聖戦篇」の第2作目。
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栗本薫/著
出版日 : 2016/06/07
出版社 : 小学館
ISBN : 9784093522670

新たな展開へ、第二部「地球聖戦篇」開幕! 198X年、クトゥルーの侵略によって壊滅してしまった地球=人類文明。その時から1年の歳月が流れた。営々と築きあげた人類文明は一朝の内に灰に帰り、回復不能な被害を受けた。もはや、人類による地球支配の歴史は完全に終わったかに見えた……。 だが、太平洋上の潜水空母アーク号には加賀四郎率いる「地球軍」が、豪州には「人類戦線」が、そして月面にはWWSAが、人類最後の砦として残っていた。そして、日本には安西が、魔界では北斗が、それぞれ新たなる闘いの時を待っていた。 地球を侵略しようとするクトゥルーの神々と、それを阻止しようとする神州・日本を中心とする地球古来の神々との闘い、そして神々の圧倒的な力の前に滅びゆこうとする人類の危難を描いた大河小説の第12弾。そして、第二部「地球聖戦篇」堂々の開幕!
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栗本薫/著
出版日 : 2016/04/05
出版社 : 小学館
ISBN : 9784093522625

第1部「魔界誕生篇」が遂に完結! 「運命の、その日。 はるか地球の上空、成層圏をもつきぬけた絶対零度の宇宙空間に、歴史はじまって以来かもしれぬ、何か途方もなく巨大な二つのものがあらわれた」(冒頭の一節より) 成層圏上での巨大なエネルギー体同士の激突は、地球大気圏に異変の波動を及ぼし、空は灼かれ、地は引き裂かれ、そして、ついに人類の世紀は終焉を迎えるのだった。 だが、その一方で、太平洋の深海5000メートルでは、安西雄介ひきいる潜水空母アークに搭乗した約400名の「地球軍」が息を潜めて起死回生を目論んでいた。 地球を侵略しようとするクトゥルーの神々と、それを阻止しようとする神州・日本を中心とする地球古来の神々との闘い。そして、神々の圧倒的な力の前に滅びゆこうとする人類の危機を描いた大河小説の第11弾。第1部「魔界誕生編」が、遂に完結の時を迎える。
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栗本薫/著
出版日 : 2016/03/08
出版社 : 小学館
ISBN : 9784093522595

魔界と化した日本、そして伊吹涼の運命は… ハルマゲドンへの恐怖、無秩序、混沌……。すでに日本は魔界と化し、そしていよいよ世界も、変貌の最後の時をを迎えつつあった。 崩壊する国家、理性をなくした人間たち――そこは正に、この世の地獄そのものだった。暴力のかぎりが繰り広げられる地上に未来はあるのか? ハルマゲドンの恐怖に揺れる魔都を舞台に、ついに「地球先住者」と安西雄介たちの反撃が始まる。 地球を侵略しようとするクトゥルーの神々と、それを阻止しようとする神州・日本を中心とする地球古来の神々との闘い、そして神々の圧倒的な力の前に滅びて行こうとする人類の危難を描いた大河小説第10弾。
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栗本薫/著
出版日 : 2016/02/08
出版社 : 小学館
ISBN : 9784093522533

雄介の弟分・耕平が守った“人間の心” 北斗多一郎の部下・大江山に注入されたランド・ウイルスに冒され、インスマウス化した生島耕平は、安西雄介や、恋人の“鷺の姫”夏姫に看取られながら、“人間の心”を守るために自らの命を断った。 復讐に狂う夏姫は“みずち”の若長・北斗多一郎と“地這う”の姫・藤原華子との妖しくもおぞましい婚礼の席に乗り込むが……。そのとき、現実界と魔界とが完全に同一化するという“会”の刻が訪れた! 地球を侵略しようとするクトゥルーの神々と、それを阻止しようとする神州・日本を中心とする地球古来の神々との闘い、そして神々の圧倒的な力の前に滅びて行こうとする人類の危難を壮大なスケールで描く大河小説の第9弾。
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栗本薫/著
出版日 : 2016/01/05
出版社 : 小学館
ISBN : 9784093522519

地球滅亡の危機に立ち上がる安西雄介の軍団 異次元生物・クトゥルーの《古き神々》による地球侵略は、日々その度合を強めていた。一方、それを阻止しようとする《地球先住者》たち。が、彼らは内部で分裂、対立を繰り返していた。この妖怪戦争による地球滅亡の危機に瀕し、人類のとるべき道は、はたしてあるのか?ルポライター安西雄介と、彼が集めて鍛えた猛者軍団は、この戦いの真只中に身を投ずるべく山を下りた! 怪奇の曼茶羅は果てしなく……。 地球を侵略しようとするクトゥルーの神々と、それを阻止しようとする神州・日本を中心とする地球古来の神々との闘い、そして神々の圧倒的な力の前に滅びゆこうとする人類の危難を描いた、大河小説の第8弾。
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栗本薫/著
出版日 : 2015/12/08
出版社 : 小学館
ISBN : 9784093522465

地球の支配者の地位を滑り落ちた人類 ランド・シンドロームをはじめ、地球上のあらゆる異変の数々―それは異次元の生物・クトゥルーの古き神々による最後の侵略であった。彼ら《古き者》たちは地球を足がかりにして、全銀河系、全宇宙へと侵略の手を伸ばそうとし、それを阻害しようとしているのが、《地球先住者》たちなのであった。そして今、人類は地球の支配者の地位をすべり落ち、東京も火の海と化す……。 地球を侵略しようとするクトゥルーの神々と、それを阻止しようとする神州・日本を中心とする地球古来の神々との闘い、そして神々の圧倒的な力の前に滅びて行こうとする人類の危難を描いた大河小説の第7弾。
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栗本薫/著
出版日 : 2015/11/10
出版社 : 小学館
ISBN : 9784093522434

地球を破滅へ導く難病・ランド症候群の猛威 異常な猛暑、エスカレートする暴動、各地で起きる奇怪な出来事―。破滅へのカウントダウンが始まったかのように、地球は全世界規模で変貌しつつあった。 が、そんなことなど露知らぬフリーライター生島耕平は、流行中の難病・ランド症候群が、実は「地球外生命体の侵略」であることを知らされた。正義感に燃える生島は、生命をもかえりみず勢いにまかせて、この奇病について“何か”を知っているはずの北斗化学に単身のり込んだが……。 地球を侵略しようとするクトゥルーの神々と、それを阻止しようとする神州・日本を中心とする地球古来の神々との闘い、そして神々の圧倒的な力の前に滅びて行こうとする人類の危難を描いた大河小説の第6弾。
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栗本薫/著
出版日 : 2015/10/06
出版社 : 小学館
ISBN : 9784093522359

中国西域の遺跡に現れた“古き物たち” アジアの西域、火炎山に近い砂漠の真ん中で遺跡の発掘調査をする呉秀英。日本人の血をひく彼は、超能力者であった。 一ヶ月がかりで掘り進めた穴の中で、調査隊は、ついに遺跡を発掘する。それはいまだかつて知られていないほど、“古い”時代のものであった。 同時に辺りでは、小さな村が一夜のうちに消え去る怪奇現象が頻発に起こっていた。ついに全地球規模で展開し始めた妖怪大戦争が、様々な人々を巻き込んでいく……。 地球を侵略しようとするクトゥルーの神々と、それを阻止しようとする神州・日本を中心とする地球古来の神々との闘い、そして神々の圧倒的な力の前に滅びて行こうとする人類の危難を描いた大河小説の第5弾。
cover
栗本薫/著
出版日 : 2015/09/08
出版社 : 小学館
ISBN : 9784093522298

中東の砂漠で暴れまくる“古き物たち” 人間界防衛のために、特殊軍団を結成した安西雄介。“古き者たち”と、“先住者”の妖怪大戦争に巻き込まれた人類を救うべく、ミイラが生き返ったという情報や、伊吹涼の弟の風太が『火の神の使者』を率いているらしいといった噂の確認のため、涼、加賀四郎、左文字徹とともにエジプトへと旅立った。 ところが、“古き者たち”のナイアルラトホテップによって飛行機は破壊され、結城大和こと“眼”によって間一髪救われた四人は、砂漠をさまようことになってしまう……。 地球を侵略しようとするクトゥルーの神々と、それを阻止しようとする神州・日本を中心とする地球古来の神々との闘い、そして神々の圧倒的な力の前に滅びて行こうとする人類の危難を描いた大河小説の第4弾。
cover
栗本薫/著
出版日 : 2015/07/21
出版社 : 小学館
ISBN : 9784093522236

葛城山に突如現れた”古き者たち” 共同研究のテーマのために、大学の夏休みを利用して大和国の真ん中に広がる葛城山塊へ入っていた白鳥夏姫たちは、バイクで暴走する男たちに襲われた。 ところが、そこへ突然、異形の化け物”古き者たち“が現れ、人間を喰い始めた……。 一方、安西雄介や伊吹涼たちは、人間界防衛のために、仲間を集めて“軍団”を組織し始めるのだが……。 地球を侵略しようとするクトゥルーの神々と、それを阻止しようとする神州・日本を中心とする地球古来の神々との闘い、そして神々の圧倒的な力の前に滅びて行こうとする人類の危難を描いた大河小説の第3弾。
cover
栗本薫/著
出版日 : 2015/05/20
出版社 : 小学館
ISBN : 9784093522120

壮大なスケールで描く超伝奇シリーズ第1弾 原初の太古の暗黒と混沌、すべてがぬめぬめと、泥濘と暗黒の中で、うごめき、蝕みあっていた。からだが溶けるといううめき声、“目覚めよ、古の者の裔よ”と耳元に囁きかける声。日本全土の妖怪たちが時空を超えて蘇りつつあった……。 地球を侵略しようとするクトゥルーの神々と、それを阻止しようとする神州・日本を中心とする地球古来の神々との闘い、そして神々の圧倒的な力の前に滅びて行こうとする人類の危難を描いた大河小説。 題名の「水滸伝」のとおり、百八の星を背負う神々、人々が集結し、クトゥルーの邪神の侵略に対抗していくさまが描かれている。 栗本薫が絢爛にして壮大なスケールで描く、ライトノベルの元祖とも言える超伝奇シリーズ第1弾。
cover
栗本薫/著
出版日 : 2015/05/20
出版社 : 小学館
ISBN : 9784093522137

絢爛かつ壮大なる超伝奇シリーズ第2弾 [飛ぶ民]、[山の民]、[地這い]―古き民たちが集結していく中で、クトゥルーの古き神々との闘いは始まった。 一方、妖怪たちの巣窟に踏み込んだルポライターの安西雄介は、目の前で繰り広げられる残虐な魔性たちの異様な饗宴に圧倒されていた。 人間の歴史の陰で、長く息をひそめてきた者たちが、妖怪の時代を取り戻すべく人間界への侵略を強化していた。人間界はもはや、風前の灯火の危機にさらされていることを知る……。 “先住者”、“古き者たち”、そして人間界。妖怪大戦争の行方は果たして……。壮大なスケールで描く超伝奇シリーズの第2弾。
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栗本薫/著 五代ゆう/著 宵野ゆめ/著 天狼プロダクション/監修
出版日 : 2013/06/06
出版社 : 早川書房
ISBN : 9784150311148

グイン・サーガ正篇続篇2本連載最終回、トリビュート・コンテスト発表、第2期完結。
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栗本薫/著
出版日 : 2012/05/15
出版社 : 講談社
ISBN : 9784062772624

長唄家元の安東家邸内で女弟子が殺された。芸事に生きる親子、妾、師弟の憎悪渦巻く旧家。伊集院大介初登場、本格ミステリの金字塔。
栗本薫/著
出版日 : 2010/03/18
出版社 : 講談社
ISBN : 9784062827713

読みやすい総ルビ、カラーさし絵、本文中の豊富な用語解説で、古典文学にはじめて出会う子供の理解を助ける、文学全集の決定版

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