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「イヴォンヌ・ウィタル」の書籍一覧(最新発売日情報)

全25件 (2014/05/05 ~ 2020/04/10)
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イヴォンヌ・ウィタル/著 森慎一/翻訳
出版日 : 2020/04/10
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN : 9784596589897

教師を辞め、親代わりの田舎の伯母のもとを訪れたヘレンは、 伯母の話に強い興味をもった。 地元でブロック城と呼ばれる豪奢な屋敷に暮らしている当主が、 娘の家庭教師を探しているというのだ。 応募の手紙を送ったヘレンは当主から届いた返答の手紙を見て、 尊大な内容に愕然とした。今夜7時にすぐに来い、ですって? 訪ねた彼女を出迎えたのは、顔に傷のあるサイモンという男性と、 内気なリサという少女だった。ヘレンはかすかに感じ取った── 彼の傷はとても深そうだわ。顔よりもむしろ心の傷が……。
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イヴォンヌ・ウィタル/著 後藤美香/翻訳
出版日 : 2020/03/06
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN : 9784596589576

ある日、ローラは姉夫婦が死亡したという連絡を受け取った。 知らせてきたのは義兄の親友で名門出身の大富豪アントン・ドヴィア。 何度か会ったことはあるが、過剰なまでの男っぽさや尊大さに、 ローラはつい怖じ気づいてしまい、ひどく苦手な相手だった。 遺された姪サリーのもとに駆けつけると、そこにはアントンがおり、 驚いたことに、後見人としてサリーを引き取ると言う。 たしかに一介の秘書の私より彼に育てられたほうが幸せかもしれない。 でも、両親を亡くして不安になっている姪を放ってはおけないわ……。 ためらい、思い悩むローラを、アントンは嘲るように眺めると、 有無を言わせぬ口調で言った。「君は僕と結婚しなくてはならない」 幼い姪のために愛なき結婚を余儀なくされたローラ。まだ男性を知らないため初夜を恐れる妻を尻目に、アントンはふつうの結婚生活を送りたいとベッドをともにすることを望み……。ほんとうの夫婦となるまでの、二人の心の変遷をお楽しみください。
イヴォンヌ・ウィタル/著 織りえかずこ/翻訳
出版日 : 2019/06/28
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN : 9784596939609

ジェニファーは、もう二度と誰も愛したくないと思っていた。 婚約者を飛行機事故で喪い、生きる意味を失ってからは―― 打ちひしがれる彼女は仕事を辞め、奨められるままに、 ある老婦人の付き添い人をすることになった。 ところが彼女を見るなり、雇い主のハンターは声を荒らげたのだ。 母と話があうように、年配の女性を希望したのに、と。 追い打ちをかけるような、その冷たい物言いに心底怯えてしまう ジェニファーだったが、彼が幼なじみには優しくするのを見て、 なぜか胸の中心がずきりと疼くのを感じた。
イヴォンヌ・ウィタル/著 田塚由美子/翻訳
出版日 : 2019/05/31
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN : 9784596586315

亡き父の借金返済に追われる天涯孤独の秘書、キャロラインは ある日、まだ会ったことのない社長グスターフの部屋に呼び出された。 そこにいたのは、先日、豪雨の日に助けてくれた、 長身でたくましく――でもひどく傲慢でぶしつけだった男性。 彼が社長と知っただけでも驚きなのに、借金返済を肩代わりする見返りに 期間限定の妻にならないかと持ちかけられ、 キャロラインは呆然とするばかりだった。 折しも、邪悪な金貸しの男からおどされていたのだ。 2週間以内に全額返済できないなら愛人になれ、と。 彼女は愛されないのを承知で、グスターフとの結婚にすがるしかなく……。 大スター作家ヴァイオレット・ウィンズピアの格調高いロマンスがお好きなあなたに特におすすめするのは、スター作家イヴォンヌ・ウィタルのクラシカルな逸作。83年の話題作をリバイバル刊行でお届けします。不遇に耐えるヒロインに幸せは訪れるのでしょうか?
イヴォンヌ・ウィタル/著 本戸淳子/翻訳
出版日 : 2019/02/08
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN : 9784596993830

12歳で失明したロクシーはボランティアとして、 同じ境遇の人々を勇気づける活動をしながら暮らしていた。 ある日、弁護士である父の事務所に向かう途中、 ロクシーは父の顧客の大富豪マーカスとぶつかってしまう。 目の見えない彼女を特別扱いしない彼の態度は新鮮で、 何度か顔を合わせるうち、ロクシーは彼を愛するようになる。 だが、ある日を境に彼は突然冷たくなり、想いは砕け散った。 運命は光だけでなく彼までも奪うの? 自棄になった彼女は車にはねられ、そしてさらなる不幸が……。
イヴォンヌ・ウィタル/著 鏑木ゆみ/翻訳
出版日 : 2018/12/26
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN : 9784596554451

異国の小さな村で、ジュリアは看護師として慎ましく暮らしていた。 かつての喧噪がまるで嘘のようだ。 5年前、ジュリアは大病院で忙しく働きながら、 恋人である優秀な外科医ネイサンとの結婚を目前にしていた。 ところがジュリアの祖母が重病にかかり、彼女は悩んだ末に、 さらなる飛躍を目指すネイサンの負担にならぬよう、 真実を告げずに黙って彼のもとを去ったのだ。 私の選択に間違いはなかったはず。強がるジュリアだったが、 村で偶然彼の姿を見かけた瞬間、切ない想いがよみがえった。 しかし、ネイサンはまるで人が変わったように彼女を責め……。 名作家イヴォンヌ・ウィタルが1980年代に上梓したクラシックな恋物語です。真実の愛を求めるがゆえにすれ違う情念を描いたドラマティック・ロマンスをお楽しみください。
イヴォンヌ・ウィタル/著 すなみ翔/翻訳
出版日 : 2018/12/11
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN : 9784596584380

デイルは幼いころから修道院の寄宿学校に入れられ、 両親からほとんど顧みられることもないまま成長した。 卒業を控えたある日、彼女の後見人だという弁護士リックが現れ、 飛行機事故で亡くなった両親が莫大な財産を遺したこと、 成人するまでデイルを引き取り、彼の保護下に置くことを告げた。 この男性とひとつ屋根の下で暮らすなんて……デイルはとまどった。 彼の底知れない瞳に見つめられると、なぜか心の奥が震える。 それが恋だと悟るのと、絶望に打ちひしがれるのは同時だった。 リックと、彼の美しい婚約者が話しているのを聞いてしまったのだ。 デイルは“幼くて、かわいそうなほど魅力のない子ども”だと。 南アフリカが生んだY・ウィタルは70年代後半から90年代初頭に活躍した作家。本作は1983年の作品で、寄宿学校育ちの無垢なヒロインと、彼女の後見人である年上の弁護士との純愛をご堪能いただけます。大人の階段をのぼろうとするヒロインにご声援を!
イヴォンヌ・ウィタル/著 谷みき/翻訳
出版日 : 2017/11/24
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN : 9784596938442

雨は休むことなく降り続け、今朝、メラニーは父の葬儀を終えた。 実業家の父のあまりにも突然の死。 そのせいでメラニーと老いた祖母には、屋敷しか残されなかった。 しかも、不幸に追い打ちをかけるように、 ジェイソンと名乗る、精悍な面差しをした大富豪が現れたのだ。 不安におののくメラニーに、彼は憐憫の目をむけながら告げた。 君のお父さんに、家を担保に多額の融資をしていた、 家を失いたくなければ、君の身を僕に差し出すしかないと。 余命わずかな祖母のためにも、メラニーはうなずくしかなかった。
イヴォンヌ・ウィタル/著 泉由梨子/翻訳
出版日 : 2017/11/10
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN : 9784596993533

「お願い、助けて」母と兄の懇願に、ジョスリンは動揺した。 兄が父から受け継いだ会社が経営難に陥っているという。 融資を頼めるのはただ1人、ラーフ・アンダースンしかいない。 彼は裕福な経営者であり、かつては彼女の夫でもあった。 姑にうとまれて彼女が孤立したとき、夫は冷たくあしらうだけで、 愛から始まったはずの結婚生活はやがて破綻を迎えたのだった。 3年ぶりに会う元夫の姿に、ジョーの心はいまなお熱くなったが、 一方のラーフは冷たい口調で、融資の交換条件を持ち出した。 それは、彼女に跡継ぎを産ませるための再婚だった……。
イヴォンヌ・ウィタル/著 高山恵/翻訳
出版日 : 2017/07/28
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN : 9784596224781

幼すぎた結婚と別れが、 こんなにも苦しいなんて……。 「グレッグが戻ってきたの」母の言葉に、スーザンは耳を疑った。 19歳で結婚したものの1年もせずに別れた元夫が、 彼女の父と仕事をするために、この地へ帰ってきたのだ。 もともと厳格な両親と折り合いが悪かったスーザンは、 規範にとらわれないグレッグの奔放さに憧れて妻となったが、 最愛の兄を亡くして別人のように変わってしまった彼になじめず、 彼女から離婚を切りだしたのだ。それは、幼すぎた過ちだった。 6年経っても、彼の名を聞いただけでこんなにも心が乱れるというのに、 今さら笑顔で再会するなんてできない。 だが、動揺を隠せないスーザンに追い打ちをかけるように、 グレッグと“親しい”という女性が現れ……。 Y・ウィタルの稀少な未邦訳旧作をお贈りします。かつて別れた夫への思いが残っていた自分に驚き、心が千々に乱れるヒロイン。未練な気持ちを懸命にかき消そうとしても、心は嘘をつけなくて……。切ない展開のあと、物語終盤に驚きの結末が待ち受けています!
イヴォンヌ・ウィタル/著 泉智子/翻訳
出版日 : 2017/05/17
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN : 9784596224675

たいせつな人はみな去っていった。 もう涙は涸れたはずなのに、再び……。 教師のリーサは事故に遭い、友人を失ったうえ、体に大きな傷を負った。 退院後は、人前に出るのが怖くて教職に復帰できず、 婚約者もそんな彼女を見捨てて去っていった。 悲しみに沈むリーサは、傷心を癒やすため遠くの地で新生活を送ろうと、 叔母の旧友一家のもとで住み込みのナニーをすることにした。 両親を亡くした幼い双子の世話は楽しかったが、 子供たちの伯父アダムだけは彼女に容赦なく厳しい目を向けた。 秩序ばかり求める彼の姿勢には、幼子への同情や思いやりは微塵もなく、 まだ足を引きずる彼女の能力に関しても疑念を口にしてはばからない。 思わず悔し涙が溢れ、リーサの瞳に映る彼の冷たく美しい顔が歪んだ―― 名匠Y・ウィタルの稀少な未邦訳作品をお届けします。事故の後遺症に悩むヒロインは、年上の冷徹な雇い主に泣かされ、1カ月の試用期間のあいだに仕事を全うできなければ即解雇という厳しい条件を突きつけられます。けなげな彼女の頑張りにぜひご注目ください。
イヴォンヌ・ウィタル/著 小長光弘美/翻訳
出版日 : 2017/03/05
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN : 9784596224583

運悪く交通事故に遭った大学生のキャサリンは、一生車椅子での生活になると宣告され、絶望の淵にあった。だが、神の手をもつ外科医ポールによる再手術を受け、二人三脚でリハビリに励んだ結果、彼女はついに歩けるようになった。医師として、男性として魅力的な彼に対する恋心がつのる一方、異国に住む彼の帰国の日は刻々と迫っていた。ついに訪れた最後の3日間、キャサリンは悲しみをこらえ、いい思い出をつくろうと観光案内をして彼との時間を心に刻みつけた。そして、とうとう想いを告げることなく別れ、彼女は涙をのんだ。10カ月後、運命の糸
イヴォンヌ・ウィタル/著 後藤美香/翻訳
出版日 : 2016/11/20
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN : 9784596224446

海辺の村で暮らすキムは叔母を亡くし、天涯孤独の身だった。家を売り、町へ出て働く決意をしていた彼女の前に現れたのが、少し前から丘の上に住む盲目の謎めいた男性アダムだ。孤独な彼の世話をするうち、ふたりは急速に親しくなっていった。キムが村を離れる日が迫るなか、突然アダムから結婚を申しこまれる。きっと彼は手となり足となる人が欲しいだけなんだわ。そうとわかってはいても、彼をこのまま暗闇のなかに置いておけない。心優しい彼女は、愛のないプロポーズに傷つきながらも、小さな声で“イエス”と答えるのだった……。
イヴォンヌ・ウィタル/著 瀬戸ふゆ子/翻訳
出版日 : 2016/10/15
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN : 9784596993274

教師のジェイニー・ドゥ・ワールは勤め先の小学校から帰宅し、いつものように真っ先に愛する我が子を抱え上げた。そのまま居間に移った彼女が目にしたのは意外な男性の姿だった。腕の中の赤ん坊によく似た、つややかな赤毛と青磁色の瞳。葬り去ったはずの苦々しい思い出が、まざまざとよみがえる……。あれはジェイニーがカレッジを卒業したばかりのバカンス。太陽の降りそそぐナタールの海岸でひと目で恋に落ち、めくるめく夜を過ごした相手──ルドルフだった。私をもてあそび、残酷に裏切った男がなぜ今ここに?
イヴォンヌ・ウィタル/著 山本泉/翻訳
出版日 : 2016/09/05
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN : 9784596224347

富める者と貧しき者――線路を境に、マーゴの住む町は二分されていた。貧しい地区に生まれたマーゴは少女のころから裕福な一族出身のジョーダン・メリックに心ひそかに憧れていた。けれども17歳のとき、その淡い恋心は無残にも打ち砕かれた。仕立ての仕事をする母の使いでメリック邸に注文の品を届けに行くと、応対に出たジョーダンの口から、ひどく侮辱的な言葉が放たれたのだ。「町の向こう側の子か。御用聞き用の出入口を使うべきだ」以来、マーゴは町の富裕層を嫌悪し、かかわり合いを避けてきた。ところがそれから7年後、彼女が看護師として
イヴォンヌ・ウィタル/著 江口美子/翻訳
出版日 : 2016/07/05
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN : 9784596904218

26歳のエミイは、伯父の旅行会社でバスガイドをしている。若くして愛する人を次々に亡くしてきた彼女は、一生、恋愛も結婚もしないと固く誓っていた。そんなある夜、エミイは伯父の家でルーク・タナーを紹介される。10歳以上も年上の彼は、ハンサムな敏腕実業家で、高級ホテルチェーンを所有する、経済界の大物とのことだった。伯父の顔を潰すまいと、エミイは笑顔を絶やさなかったが、心の内では、どうか早くパーティが終わってほしいと思っていた。彼女は知る由もなかった。ルークの心がとうに決まっていたことを。翌日から始まる怒濤の誘惑か
イヴォンヌ・ウィタル/著 泉智子/翻訳
出版日 : 2016/06/05
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN : 9784596224224

女手ひとつで3歳の息子を育てているアリソンは、息子の病気が少しでもよくなればと、都会を離れることに決めた。だが療養先では思うような仕事が見つからず途方に暮れる。そんなとき、4年前に別れた夫のダークが目の前に現れた!出会って1カ月で結婚したものの、彼は一度も愛情を示してくれず、片思いに苦しんだアリソンはとうとう家を飛び出したのだった――おなかに彼の子を宿していることを告げないまま。今、息子の存在を知り、ダークは猛然と彼女を脅しにかかった。「我が館に住みこんで女主人として働け。さもなければ……この場で息子を奪
イヴォンヌ・ウィタル/著 泉智子/翻訳
出版日 : 2016/03/05
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN : 9784596224101

ジャクリーンは研修医として故郷に帰り、亡き父がかつて設立した病院に採用された。現院長は父の若き友人で同僚だったメルドン・パワーズ。父の葬儀のときには優しい言葉をかけてくれたのに、初日に会った彼は別人のように厳しく、小さなミスも許さない。傲慢なメルドンに怯える日々を送るジャクリーンにとって、同僚のマーティンとたわいない話をするのが息抜きになっていた。だがある夜、メルドンの私邸で開かれたパーティでいつものようにマーティンと話していると、メルドンがやってきてマーティンを追い払い、強引にジャクリーンの唇を奪った!
イヴォンヌ・ウィタル/著 中原もえ/翻訳
出版日 : 2016/03/01
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN : 9784596937186

社交生活にあけくれて、子どもに無関心な大富豪の両親は、大学の卒業式にも来てくれず、サリカは傷ついていた。留学先から帰国すると、空港に見しらぬ男が迎えに現れる。彼はショーンと名のると、サリカを甘ったれた子供だとばかにし、父から贈られた彼女の車にわがもの顔で乗せた。訝しく思うサリカの前に、翌日、残酷なニュースが影を落とす。事故で両親が亡くなったうえに、父の事業が失敗していたのだ。しかもおぞましいことに、ショーンの手に全財産がわたり、サリカは屋敷に居座る彼の言いなりにさせられることになった。
イヴォンヌ・ウィタル/著 瀬野莉子/翻訳
出版日 : 2015/06/05
出版社 : ハーレクイン
ISBN : 9784596223746

サマンサはハンサムで優しい恋人クライヴに夢中だ。父親は「君はあの男の本性をわかっていない」と反対するが、サマンサは、そんな子ども扱いにはうんざりだった。だがある夜、彼女は婚前交渉を迫るクライヴと喧嘩してしまう。彼のもとを逃げ出し、迷い込んだ美しい邸宅の庭で出会ったのは、傲慢で謎めいた実業家、ブレット・キャリントン。驚いたことに彼とクライヴは古くから因縁の関係にあるようで、翌日からブレットはサマンサを毎日のように誘いだすようになった。クライヴを愛しているからと拒んでも、軽くいなされてしまう。あげくブレットは
イヴォンヌ・ウィタル/著 前田雅子/翻訳
出版日 : 2015/04/01
出版社 : ハーレクイン
ISBN : 9784596936530

「くだらない」――10歳年上の義兄クレイトンはモーラが打ち明けた教師になりたいという夢を一蹴した。大企業の創業者の愛娘として何不自由なく育ち、苦労を知らない彼女は、自分自身のためにも働いて自立したかった。半ば強引に義兄の反対を押し切って家を出たものの、仲の良かった義兄とのあいだには深い溝ができてしまった。そしてもう一つ、大きな誤算があった。離れて初めて、義兄を愛していることに気づいたのだ。
イヴォンヌ・ウィタル/著 新井ひろみ/翻訳
出版日 : 2015/01/20
出版社 : ハーレクイン
ISBN : 9784596903013

ジェリーはケープタウン総合病院の看護師をしている。その日は、受け持ちの患者の一人が息を引き取り、仕事が終わったらまっすぐ家に帰ってそっと泣きたい気分だったが、親友の誕生パーティーを欠席するわけにもいかなかった。そしてそこで、ロロ・ヴァン・クリフに出会ったのだった。彼との出会いに、ジェリーは運命的なものを感じた。ところがロロは、「もう会わないほうがいい」と言う。ジェリーは苦しんだ。すべて私の思い過ごしだったのだろうか、と。だが、そうではなかった。まもなく遠方へ旅立つロロは、その前に一夜の思い出をジェリーにく
イヴォンヌ・ウィタル/著 高山恵/翻訳
出版日 : 2014/11/05
出版社 : ハーレクイン
ISBN : 9784596223463

弁護士が読み上げた父の遺言に、ケイトは耳を疑った。代々受け継がれてきた父の地所は、ケイトとライノ・ファン・デル・ベルの結婚を条件として二人の共同所有となるというのだ。しかも、1年以内に離婚すれば土地は売却され、寄付されてしまう。父の土地を管理していた冷徹なビジネスマンのライノはあくまで“契約”として、期限付きの結婚をケイトに迫った。傲慢な態度に反感を覚えつつも、ケイトは応じざるを得なかった。大切な実家を守りたいという強い思いと、初めて彼に会ったときから感じている、奇妙な胸の震えのせいで。
イヴォンヌ・ウィタル/著 後藤美香/翻訳
出版日 : 2014/07/05
出版社 : ハーレクイン
ISBN : 9784596223302

ある日、ローラは姉夫婦が死亡したという連絡を受け取った。知らせてきたのは、義兄の親友で名門出の大富豪アントン・ドヴィア――何度か会ったことはあるが、過剰なまでの男っぽさや尊大さに、ローラはつい怖じ気づいてしまい、ひどく苦手な相手だった。遺された姪サリーのもとに駆けつけると、そこにはアントンがおり、驚いたことに、後見人としてサリーを引き取ると告げる。たしかに一介の秘書の私より彼に育てられたほうが幸せかもしれない。でも、両親を亡くして不安になっている姪を放ってはおけない……。ためらい、思い悩むローラを、アント
イヴォンヌ・ウィタル/著 織りえかずこ/翻訳
出版日 : 2014/05/05
出版社 : ハーレクイン
ISBN : 9784596902436

恋人を亡くした看護師のジェニファーは悲しみを乗り越えるため、ある裕福な老婦人のつき添い看護をすることに。だが婦人の息子ハンターからいわれのない敵意を向けられる。

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