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「キャロル・モーティマー」の書籍一覧(最新発売日情報)

全66件 (2014/06/01 ~ 2024/01/26)
キャロル・モーティマー/著 東みなみ/翻訳
出版日 : 2024/01/26
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN : 9784596532756

父を破滅させた、憎むべき億万長者。 なのに、彼のキスは誰よりも優しい。父の葬儀に現れた大富豪グレゴリオを見て、リアは目を疑った。よくも参列できたわね。父は彼のせいで亡くなったも同然なのに。グレゴリオが取引を中止した直後、父は心臓発作で倒れ、家が差し押さえられ、婚約者もリアの前から去っていったのだ。彼女は生活のため、ホテルのフロント係として働き始めるが、偶然にもそこのオーナーは彼だった。いえ、本当に偶然なの?まだリアが婚約中に“きみをひと目見て欲しくなった”と、強引に唇を奪われた夜のことは、今も忘れられない……。そんなリアの動揺を見透かしたように、グレゴリオが囁いた。「誤解を解きたい。きみは父親の死の真相を知りたくないか?」大スター作家シャロン・ケンドリックに似た作風で人気を誇る、スター作家キャロル・モーティマー。彼女らしいいきいきとした人物描写が光る、珠玉のロマンスをお楽しみください。父の仇敵であるヒーローを憎みながらも強く惹かれるヒロインの選択とは?
キャロル・モーティマー/著 古沢絵里/翻訳
出版日 : 2023/12/22
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN : 9784596530523

両親も、すてきな服も、住む家も……。何もない私に、幸せは訪れるの?後見人の母娘に疎まれ、使用人も同然の生活に耐えるジェーンは、幸せな結婚など夢のまた夢と、将来を悲観していた。ある日、屋敷でハウスパーティが開かれることになり、このうえなく優雅なスタワーブリッジ公爵が招待客としてやってきた。遠くから見つめるだけで、ジェーンの心は躍った。晩餐前のひととき、すさまじい色のドレスを着せられた彼女に公爵が興味を示したことで、事態は一変する――ジェーンは後見人から、公爵の気を引こうとしたと責められ、屋敷を追い出されてしまったのだ!困った彼女は公爵に請うた。「ロンドン行きの馬車にお乗せください」あえなく拒まれたジェーンは、ならばと密かに荷車に乗り込んだ!名門貴族スタワーブリッジ公爵と天涯孤独なシンデレラの身分違いの恋を描いた、キャロル・モーティマーの大ヒット・リージェンシー! ジェーンの必死の頼みを断った公爵の真意とは?
キャロル・モーティマー/著 真咲理央/翻訳
出版日 : 2023/12/08
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN : 9784596529725
キャロル・モーティマー/著 佐藤利恵/翻訳
出版日 : 2023/11/10
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN : 9784596527905

数年ぶりに家族が顔を合わせることになった。複雑な思いをかかえて、吹雪のなか車を走らせていたメグは、あっと思った瞬間、誤って傍らの家の外壁に突っ込んでしまう。やむなく彼女は、一晩その家の主人ジェドの世話になった。彼はハンサムな外見に似合わず、世捨て人を連想させる男性だったが、翌朝、メグを実家まで送り届けてくれた。ジェドの顔を見るや父親が彼の素性を見抜き、家族は目を丸くした。彼が世界中に知られた作家のジェロード・コールだったなんて。おまけに彼は、メグと親しい間柄であるかのように振る舞っている。どういうつもり?事態はどんどんメグの手に負えない方向へ――。
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キャロル・モーティマー/著 澤木香奈/翻訳
出版日 : 2023/07/26
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN : 9784596521606

レオニーは青白い顔で、再び現れた大富豪ホークを見つめた――。 ホークがレオニーの妹と自分の息子が交際していることに反対し、 手切れ金を払うと家まで乗り込んできたのは、9カ月前のこと。 彼女の顔色が優れないのは、彼との望まぬ再会のせいだけでなく、 先日の早産で体が弱っているから……。初めて会った日、 一度だけ枕を交わしてしまったのだ。私たち姉妹を侮辱した彼と。 この腕に抱いている小さな娘が彼の子とは、とても言えない。 しかし、鋭いまなざしでこちらを見すえるホークの目は、 赤ん坊が自分の血を引いていることを見抜いていた。
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キャロル・モーティマー/著 小林節子/翻訳
出版日 : 2023/07/07
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN : 9784596775467
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キャロル・モーティマー/著 平江まゆみ/翻訳
出版日 : 2023/06/09
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN : 9784596774507

愛をくれないあなたを、 なぜ愛してしまったの? カサンドラが亡夫の異母弟ジョーナスに初めて会ったのは、 会社を経営していた夫の遺言状が公開される日だった。 肉親との縁を切ったはずのジョーナスが突然現れ、 カサンドラにこう言い放ったのだ。「君が悲劇の未亡人?」 思わぬ侮辱に彼女は唖然とした。なんて不愉快な人! だが、カサンドラの不幸はそれだけでは終わらなかった。 会社の後継者に指名されたのは、ジョーナスその人だったのだ。 そのうえ驚いたことに彼は、カサンドラに結婚を迫ってきた。 「妻が欲しいわけじゃない。君の持っている株が欲しいんだ」
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キャロル・モーティマー/著 平敦子/翻訳
出版日 : 2021/02/26
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN : 9784596414182

ホリーは作家ジェイムズの秘書になれて幸せだった。 ところがジェイムズの美しい妻ときたら、 度々街に出かけてはほかの男に愛想を振りまいているらしく、 今日も3週間ぶりに夫の弟ザックと恋人きどりで帰宅した。 ホリーが驚いてザックを見ると、彼は一笑に付して言った。 「きみとぼくで、“愛の罠”を仕掛けないか?」 本当は愛し合っているジェイムズ夫妻の目を覚ますため、 熱々の恋人同士を演じて二人を刺激しようというのだ。 ホリーは、罠を仕掛けられているのが自分だとは気づきもせず、 ジェイムズのためならと、無邪気にうなずいたが――。
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キャロル・モーティマー/著 川合りりこ/翻訳
出版日 : 2020/10/09
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN : 9784596801050

切ないのは、あの夜に彼が求めたものが 私じゃなく、亡き妻の面影だったこと……。 若きマーリンは仕事で湖水地方へ向かっていた。 妻を悲劇的に亡くした実業家のブランドンに会い、 彼の妻の生涯を描く映画に同意してもらうのだ。 でも、彼は映画関係者の訪問を毛嫌いしているという。 道中、嵐に見舞われて道に迷ったマーリンは、ホテルと勘違いして ブランドンの館を訪れてしまい、やむなく素性を告げずに泊まることに。 その夜、妻の写真を暖炉にくべながら憂愁に包まれる彼を目撃し、 昼間の傲慢さが消えたその姿に、マーリンは胸を衝かれた―― 彼を慰めたい一心で、求められるまま純潔を捧げてしまうほどに。 だが翌朝、彼女が素性を明かすと、ブランドンは豹変した! 傲慢か、繊細か――昼夜、別の顔を見せる大富豪に猛然と映画化を突っぱねられ、傷つくマーリン。後日、彼の申し出にさらに翻弄されることに。「今後もぼくと大人の関係を続けるんだ」英国女王も認めた稀代の大スター作家、C・モーティマーの貴重な初邦訳長篇!
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キャロル・モーティマー/著 みずきみずこ/翻訳
出版日 : 2020/09/11
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN : 9784596135247

なぜそれほどまでに私に執着するの? 彼の謎めいた黒い瞳に宿る、冷笑のわけは……。 シャナはその夜、パーティ会場に足を踏み入れたとたん、 ある男性の視線を感じた。また彼だわ。リック・ダルモント―― 浅黒い肌に黒い瞳、長めの黒髪。スペイン人の血を引く、 セクシーなプレイボーイで有名な敏腕実業家だ。 先日、甘くハスキーな声色で話しかけてきてからというもの、 シャナへの執心を隠そうともせず、行く先々に現れる。 マティーニのグラスを渡す刹那、彼はシャナの細い指に触れた。 「これが君に触れる唯一の方法だから」シャナはびくりとした。 そんな誘惑をはねつけた翌日、兄の会社が買収されたと知る―― あろうことかリックに! 即座にシャナは退職願を出すが……。 HQロマンスが誇る数々の逸作を厳選してお贈りする、伝説の名作選。まるで獲物を前にした野獣のようなヒーローのペースに乗せられまいとするヒロインでしたが……。ヒーローの強引なアプローチシーンには、きっと顔を赤らめてしまうことでしょう。“年の差”“オフィス”の二大人気テーマも絡めた、C・モーティマーが綴る、極上“熱烈求愛もの”をご堪能ください。
キャロル・モーティマー/著 古沢絵里/翻訳
出版日 : 2020/08/28
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN : 9784596591449

後見人の母娘に疎まれ、使用人同然の生活に耐えるジェーンは、 幸せな結婚など望むべくもなく、未来に絶望していた。 そんなある日、屋敷でパーティーが開かれることになった。 現れたスタワーブリッジ公爵はこのうえなく優雅で、 遠くから見つめるだけで、ジェーンの心は躍った。 だが公爵がジェーンに興味を示したことで後見人の怒りを買い、 屋敷を追われてしまう。困り果てた彼女は公爵を訪ねて請うた。 「私をロンドン行きの馬車にお乗せください」あえなく拒まれ、 ならばとジェーンは、ひそかに公爵の馬車の荷車に乗り込んだ!
キャロル・モーティマー/著 水月遙/翻訳
出版日 : 2020/08/12
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN : 9784596226242

想いを寄せるボスに命じられて、 私は髪をほどき、眼鏡を外した―― 上司のセクハラに遭い、会社を辞めるはめになったキットは、 新たな会社に再就職し、社長マーカスの個人秘書を務めることになった。 だが、前任秘書の話では、マーカスはとんでもないプレイボーイらしい。 前職での苦い経験をふまえたキットは、ボスに目をつけられないよう、 地味な服装とヘアスタイルに野暮な黒縁眼鏡の変装を思いつく。 半年後、相変わらず“お堅い秘書”として仕事を続けていたある日、 ボスの現在の恋人が現れたと思ったら、かんかんに怒って帰っていった。 マーカスからその理由を聞いたキットは、唖然とする―― 今週末、恋人ではなく、君と一緒に過ごすことにした、ですって!? 内心で彼に強く惹かれていることを、悟られてはいけないのに……。 大スター作家C・モーティマーのオフィス・ロマンスの傑作をお届けします。週末、マーカスの知人の屋敷を訪れることになりますが、彼に「先方は君を僕の恋人と思っているのだから、その格好をもう少しなんとかしてもらえないか」と言われて、キットは戸惑い……。
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キャロル・モーティマー/著 吉田洋子/翻訳
出版日 : 2020/04/24
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN : 9784596590374

ガブリエラは義理の兄ルーファスにひと目で強く惹かれた―― 資産家であるルーファスの父と、母が再婚したその日から。 だがガブリエラの母親を欲得ずくと信じるルーファスは、 娘も同じだと決めつけ、金目当ての誘惑は無駄だと冷たく言い放った。 ひどく傷ついたガブリエラは彼を忘れようと努め、避け続けてきた。 6年後、ルーファスの父が亡くなり、意外な遺言が明らかになる。 継父は遺産相続と引き換えに、二人に半年間の結婚を命じていた。 従わなければ事業も財産もすべてルーファスの従弟のものになる、と。 事業を従弟に渡したくないルーファスは、ガブリエラに結婚を迫る。 愛する人に憎まれたまま妻になるなんて……でも、私には拒めない。 大スター作家キャロル・モーティマーが見事に描き出す切ない義兄妹ロマンスです。義理の兄であり夫でもあるルーファスを愛し続けながらも、叶わぬ想いに涙するガブリエラ。いっぽう、ルーファスの胸の内でも、激しい葛藤が渦巻いていました。
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キャロル・モーティマー/著 みずきみずこ/翻訳
出版日 : 2020/03/25
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN : 9784596589057

事故に遭い、記憶をなくしたベルベットは、 その身に宿していた赤ん坊を、ひとりで育てている。 そんななか、見知らぬ実業家ジェラードが彼女に近づいてくる。 自分たちは恋人同士だったと言われても何も思い出せない。 過去を取り戻せないまま強烈に彼に惹かれていくベルベット―― 甘い口づけで酔わされて、戸惑いながらも求婚を受け入れた、 初めての夜に、恥も外聞もなく泣き出してしまいそうになる。 服を脱いだジェラードの脚に、我が子と同じ痣を見つけたから。 まさか息子の父親はあなただというの……。
キャロル・モーティマー/著 和田ゆみえ/翻訳
出版日 : 2020/02/07
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN : 9784596589811

自らの婚約披露パーティだというのに、ヘザーは憂鬱だった。 継父に嫌われていたけれど、まさかあんな遺言を遺すなんて……。 婚約者ダニエルは、亡き父のビジネスパートナーだ。 じつは初めて彼と出会った2年前から、 ヘザーはダニエルにひそかな恋心を抱いてきた。 それを見透かした継父は、ヘザーが金目当ての悪女で、 彼と政略結婚するのだと思わせるように策を弄したのだ。 この婚約が本物なら、どんなにうれしいことだろう。 だが何も知らないダニエルは彼女を蔑み、汚い言葉で罵った。
キャロル・モーティマー/著 安引まゆみ/翻訳
出版日 : 2019/08/30
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN : 9784596939715

ブリナは信じられなかった――このわたしが妊娠9週目? このところの体調不良がそのせいだなんて、夢にも思わなかった。 思春期のころの手術のせいで子供を持つことはできないと言われ、 運命を恨んでさんざん泣き暮らした時期もあったけれど。 いまは彼女なりの愛される資格を探りながら、 半年前、金融界の大物ラフ・ギャラハの愛人になったのだ。 だけど約束も束縛もしないという二人のルールは、もう守れない。 ブリナは何も告げずにラフのもとを去った。愛していたから。 子供が欲しくない、彼の重荷にはなりたくなかったから。
キャロル・モーティマー/著 槙由子/翻訳
出版日 : 2019/08/09
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN : 9784596587046

シアは両親亡き後、ウエイトレスをしながら大学で学んでいる。 華やかな生活を送る友人からNYでの休暇に招かれたが、 連日連夜のセレブの集いには、気後れして楽しむことができない。 ある晩、会場のバルコニーでシアは男性に声をかけられた。 目を見張るほどハンサムで、富と権力がにじみ出るようなオーラに、 男性経験のない彼女は恐れをなして逃げ出してしまう。 彼こそがパーティーの主賓、大富豪のルシアン・スティールであり、 目を留めた女性は必ず手に入れると知ったのは、そのあとだ。 翌朝、高級ホテルの鍵が届き、友人宅から彼女の荷物が運び出された。 シアは震え上がった。私は、彼の標的になってしまったの……? 大スター作家キャロル・モーティマーがお贈りする、強引な億万長者と無垢なヒロインのロマンスです。富と権力と自身の魅力を惜しみなく使い、女性の身も心も虜にするヒーローに釘づけです!
キャロル・モーティマー/著 霜月桂/翻訳
出版日 : 2019/05/31
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN : 9784596939548

両親を飛行機事故で、そのあと娘と夫も交通事故で喪って、 埋めることのできない心の空洞を抱える彼女を、シャーリーと 愛称で呼ぶ者は少ない。その数少ない友人マットのフラットに、 いま、自宅をぼやで焼かれたシャーリーは間借りしている。 そこへある日、友人の知己と称する男アーロンが押し入ってきた。 蔑みもあらわにシャーリーを眺めるや、マットの妻が来るから、 君が愛人であることを隠さなければ、と言うのだ。 邪推のひどさに面食らって、誤解をとこうと顔をあげると、 彼はにべもなく言い放った。「すぐに僕の恋人のふりをするんだ」
キャロル・モーティマー/著 須賀孝子/翻訳
出版日 : 2019/04/26
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN : 9784596554536

不実な夫が多額の負債という苦までジェシカに押しつけ、死んでいった。 パートタイムの仕事を見つけ、せめて少しずつでもと返済を始めるが、 生前に夫が会社のお金まで使い込んでいたことが新たにわかった。 もはや手詰まりとなって、途方に暮れるジェシカの頭に、 夫の上司だった魅力的な社長、マシュー・シンクレアの顔が浮かぶ。 以前、初めて会ったとき、彼はジェシカが誰かも知らないまま、 熱い瞳で彼女を見つめ、“僕のものになってほしい”と言った。 あの日は戸惑いと恥ずかしさで逃げてしまったけれど……。 ジェシカは心を決め、マシューのもとへ向かった。 返済できないことの償いとして、わが身を差し出すために。 亡夫から女性問題で苦しめられ、今また金銭問題まで押しつけられてしまったジェシカ。愛された覚えのない結婚生活を振り返ると、今はもう誰とも関わりたくないけれど、魅惑の社長マシューに助けを乞うほかなく……。大スター作家キャロル・モーティマーの秀作。
キャロル・モーティマー/著 高山恵/翻訳
出版日 : 2019/03/27
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN : 9784596583840

高貴な身分のあの人に、 身のほど知らずの恋をした。 「僕の弟が戦死したばかりなのに、次の獲物を探しているのか?」 牧師の養女リリーは世界一会いたくない人物と最悪の再会を果たした。 亡き幼なじみが崇拝していた兄である麗しの将校―― 公爵位を継ぐために帰還したジャイルズ・モンタギュー卿だ。 彼はリリーを金目当てで弟をたぶらかした悪女と決めつけ、 顔を合わせるたびに捨て子だったことを持ち出して嘲るのだ。 深く傷つきながらもなぜか彼を憎みきれずにいたある日、 またもやジャイルズ卿と言い合いになり、偶然体が触れ合った。 その瞬間、胸のうずきを覚えたリリーは彼への想いに気がついた。 貴族の彼と結ばれるなど、万にひとつの望みもないのに。 エリザベス女王やアメリカロマンス作家協会からも賞賛される大スター作家、C・モーティマーのピュアでホットなリージェンシー。“身分卑しき悪女”の無自覚な色香に翻弄される傲慢ヒーロー、不遇なヒロインの出自の真相……。読みごたえたっぷりの力作です!
キャロル・モーティマー/著 岸上つね子/翻訳
出版日 : 2018/12/26
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN : 9784596584403

ブルックはコンピューター会社の受付嬢。 きわめて平凡な毎日だが、黒髪のハンサムな社長、 ジャロッドのそばにいられるだけで幸せだった―― 美しい人妻と愛人関係にあるという噂の彼に、 どんなに恋い焦がれても、報われないとわかっていたけれど。 ところが、挨拶を交わすだけだった二人の関係が、 ある日の新聞記事で大発展する。 なぜか、ジャロッドとブルックの婚約が発表されたのだ。 すると体面を重んじるジャロッドはブルックに迫った。 当分の間、本当に婚約したように見せかけるしかない、と。 憧れのボスのフィアンセを演じる――夢のような状況にとまどうヒロインに、彼はまるで本当の恋人のような言動をとって……。変幻自在の話巧者C・モーティマーが描く、オフィスのシンデレラ物語。
キャロル・モーティマー/著 あべ朱里/翻訳
出版日 : 2018/11/24
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN : 9784596584342

6年前、19歳の看護師オリビアは、恋人だった年上の医師 マーカスを深く愛しながらも別れを告げた。 彼の心が別の女性にあると知ったから。 いまだ傷の癒えないオリビアのもとに ある日、マーカスが事故に遭ったという報せが入る。 会いに来てほしいと言う彼の娘の懇願に病院に駆けつけると、 そこには、視力を失い、心を閉ざしたマーカスの変わり果てた姿が。 以前の彼に戻ってほしい!  オリビアはマーカスへの愛を痛感し、彼の個人看護師になる決意をした。 声を聞いても、彼は私だと気づかなかったけれど…… ペニー・ジョーダンを超える驚異的な販売部数を記録! 1985年に刊行された、キャロル・モーティマーの感涙必至の名作をお贈りします。忘れえぬ男性に再び会えた喜びと戸惑い。ヒロインは、生きる希望をなくした彼への愛の証に、惜しみない献身を捧げます。
キャロル・モーティマー/著 竹本祐子/翻訳
出版日 : 2018/11/09
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN : 9784596993762

キャシーはついに辞表を提出した。最愛の人、ドミニクに。 この5年、キャシーは社長であるドミニクの個人秘書として、 休暇も取らず献身的に尽くしてきた。 だが仕事一筋で冷淡な彼は、当然キャシーになど目もくれない。 行き場のない苦しい片思いをあきらめるため、 キャシーはクリスマスを姉の家で静かに過ごすことにしたのだ。 突然のキャシーの行動に怒りをあらわにしたドミニクだったが、 一転して意外な申し出をしてきた──車で送り届けてくれると。 今日はクリスマスイブ。いったいドミニクは何を企んでいるの?
キャロル・モーティマー/著 斉藤雅子/翻訳
出版日 : 2018/09/28
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN : 9784596939050

シュザンヌが16歳のとき、大富豪だった父が亡くなった。 父は再婚した若き後妻に骨抜きにされ、財産も底をついていた。 それから3年、いまやつましく暮らすシュザンヌは、 次なる獲物を探す継母に連れられ、高級ホテルに宿をとることに。 そこで待ち受けていたのは、麗しのイタリア伯爵チェーザレ。 シュザンヌはときめくが、しょせん叶わぬ恋だ。ところが、 部屋に戻ると伯爵の姿が。さしものシュザンヌも混乱するが、 さらに継母が、この娘には男を連れ込む悪い癖があると 伯爵に吹き込み――当然、彼は蔑みの目でシュザンヌを見た。
キャロル・モーティマー/著 澤木香奈/翻訳
出版日 : 2018/08/31
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN : 9784596554376

レオニーは青白い顔で、大富豪ホーク・シンクレアの再訪に息をのんだ。 ホークがレオニーの妹と自分の息子が交際していることに反対し、 手切れ金を払うと言いに家まで乗り込んできたのは9カ月前のこと。 彼女の顔色が優れないのは、傲慢な彼との望まぬ再会だけでなく、 先日の早産で体が弱っているのが原因だった―― そう、私は過ちを犯した。彼と初めて会ったあの日、たった一度だけ。 私たち姉妹を侮辱した男と、枕を交わしてしまっただなんて……。 この腕に抱いている小さな娘が彼の子とは、とても言えない。 しかし、鋭いまなざしでこちらを見すえるホークの目は、 赤ん坊が確かにシンクレア家の血を引いていることを見抜いていた! その年のベスト・ブックを厳選する企画より、言わずと知れたロマンス界の話巧者、キャロル・モーティマーの作品をお贈りします。1987年に発表された後、2007年に翻訳版が刊行され話題を呼びました。伝説のシークレットベビー&年の差ロマンスをご堪能あれ!
キャロル・モーティマー/著 青海まこ/翻訳
出版日 : 2018/08/09
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN : 9784596583437

“姉夫婦の乗る飛行機が墜落”そのニュースにモーガンは茫然とした。 そして生存者はいない模様という報道が……。 姉は出産のため、ロンドンからロサンゼルスに帰る途中だったのに。 だが悲しみに暮れる間もなく、モーガンは思わぬ人物の訪問を受ける。 アレックス・ハモンド! 姉の夫の兄で、一族の企業を経営する男性。 姉の結婚式で会っただけなのに、傲慢さが強く印象に残っている。 とっさにモーガンは問いつめた。「姉夫婦は生きているの?」 アレックスはきっぱりと否定したあと、子供が生きていると告げる。 墜落のあと、姉は息をひきとる前に息子を産んでいたというのだ。 モーガンとアレックスを後見人に定め、二人に幼い命を託して……。 キャロル・モーティマーはハーレクイン・シリーズでもっとも人気のある作家の一人。1983年に原書が刊行された本作は、緊迫感あふれる言葉のやりとりと巧みな心理描写でいっきに読ませます。託された小さな命を巡るうちに芽生えるロマンスをご堪能ください。
キャロル・モーティマー/著 村山汎子/翻訳
出版日 : 2018/06/01
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN : 9784596582591

ルーシーは取引先の重役から執拗な誘いを受けているところを、 居合わせたアメリカ人男性、シンクレアに救われた。 激しく惹かれ合った二人はその夜のうちに愛を交わしたが、 行きずりの関係など持ったことのないルーシーは、 ひどくうろたえ、さよならも言わずに部屋から逃げ出した。 その夢のひとときで、彼の子を宿したとは思いもせずに……。 数日後、ルーシーはいとも簡単にシンクレアに見つかってしまう。 驚いたことに、彼はルーシーの勤め先を傘下に持つ経営者だった。 昇進のためにぼくを誘惑したんだろうと決めつけられても、 ルーシーは、震えながら吐き気をこらえることしかできずにいた。 HQロマンスを代表する作家キャロル・モーティマーが描く、ゴージャスなオフィス・ラブです。本当はシンクレアも、彼の腕をすり抜けていった美女を忘れられなかったのですが、富豪のさがで「はめられた!」と思い込んでしまったのでした。
キャロル・モーティマー/著 東みなみ/翻訳
出版日 : 2018/04/13
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN : 9784596133236

冷酷な億万長者からの、容赦ない誘惑。 憎むべき男性を愛した彼女の運命は……。 大富豪グレゴリオと会ってから、リアの転落人生は始まった。 彼のせいで破産した父が失意の中で亡くなり、友達は離れていき、 家も差し押さえられて、婚約者にまで別れを告げられた。 明日からは、生活費を稼ぐために働かなければならない。 だが勤務先のホテルにもグレゴリオが現れ、リアは愕然とする。 私の身に起こったことは、すべて彼の計画どおりだったの? 初めて会った夜、グレゴリオは私を一目見てほしくなったと言い、 彼のものという印をつけるように、婚約中だった私にキスをした。 グレゴリオは絶対にあきらめない気だ。私が彼の手に落ちるまで。 イギリスのエリザベス女王にも功績をたたえられるキャロル・モーティマーの力作をお届けします。出会った夜に、ヒロインがほしいと宣言した富豪ヒーロー。父の敵と憎む一方、彼女はその強引な誘惑を待ちこがれるようになり……。一気読み確実の一冊です!
キャロル・モーティマー/著 飯田冊子/翻訳
出版日 : 2018/01/11
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN : 9784596993571

17歳のアレクサンドラはダンスパーティーで 一人の青年と恋に落ち、すぐに結婚の約束をした。 だが、両親亡きあと世話になっている姉夫婦は猛反対だ。 まだ若すぎるからなどという理由では、 アレクサンドラはとうてい納得できなかった。 なぜこれほどまでに反対するの? 彼女の疑念はじきに晴れた。 姉の夫の兄、ドミニクの強力な助言が後押ししていたのだ。 愛人を絶やさないプレイボーイが、私の結婚を邪魔するなんて! 激怒した彼女は家を飛び出し、ドミニクのもとへ車を走らせた。
キャロル・モーティマー/著 塚田由美子/翻訳
出版日 : 2017/12/08
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN : 9784596554192

5年前、ケリーはハンサムな実業家ジョーダンと、大恋愛の末、結婚した。 しかし妊娠直後、夫と秘書の旅行計画を耳にし、 ショックで流産して以来、家を出て父と暮らしてきた。 ところが、その父が事故に遭い、記憶喪失に陥ってしまった。 父の記憶にあるのは、ハネムーンから戻ったばかりの仲睦まじい二人の姿。 ケリーは、知らせを受けて病院に駆けつけた夫とともに、 医師のすすめで新婚夫婦を演じることになる。 ジョーダンに自分の所有物とばかりに強引にキスされ、ケリーは動揺した。 幸せだったあの頃の二人に戻るなんて、できるはずないわ。 もう夫の愛を信じられないというのに……。 〈忘れえぬ愛の記憶〉と銘打ちお贈りする企画第3弾は、エリザベス女王からもその功績を認められた、イギリスの誇る大作家、C・モーティマー。5年間も音信不通にしていた夫との再会。彼の裏切りで愛は消えたと思い込んでいたヒロインでしたが……。
キャロル・モーティマー/著 結城玲子/翻訳
出版日 : 2017/11/10
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN : 9784596580795

ヒービーは勤め先のオーナー、ニックに片思いをしていた。 彼は数カ国に支社を持つ、ハンサムでエネルギッシュな実業家だが、 女性を片っ端からベッドに誘っては捨てるという、非情な男性だ。 それでもヒービーはある夜、彼の手管に堕ちてしまった。 そこには愛も優しさもない――ただの悦びだけ。 その一夜でヒービーが妊娠しても、何も変わらなかった。 金目当てでわざと妊娠したんだろうとひどいことを言いながら、 子どものための結婚を宣言し、ヒービーを自分の邸宅に住まわせ、 彼女が拒めないのを承知で、夜ごと甘い誘惑に溺れさせる。 だがある日、そんなニックも青ざめるような事件が起き……。 英国女王からも功績が認められている国民的ロマンス小説家キャロル・モーティマー。その巧みな筆致とストーリー展開で、世界中の女性ファンの心を虜にしています。
キャロル・モーティマー/著 三好陽子/翻訳
出版日 : 2017/09/15
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN : 9784596580078

ダニーはロンドン郊外の大きな屋敷で庭師として働いている。 屋敷の主は家のまわりに高い石塀を巡らし、つねにボディガードに 囲まれて暮らしており、いまだ姿を見たことはない。 きっと人間不信の哀れなおじいさんに違いないわ。 ある夜、庭の芝を刈っていたダニーは背後からの声に驚いた。 振り向くと、若くハンサムな男性が睨みつけている。 彼こそがこの屋敷の主、ピアス・サザランドだった。 謎めいたピアスの魅力に惹かれ、ダニーは身も心も捧げるが、 彼の言葉は、あまりにも冷たいものだった。 「僕が君を愛することは決してない。期待するな」 1987年に刊行された、人気作家キャロル・モーティマーの意欲作です。謎めいた過去を持つ人間不信の大富豪を愛してしまった、貧しく無垢なヒロイン。彼の心は固く閉ざされたままで……。
キャロル・モーティマー/著 水間朋/翻訳
出版日 : 2017/06/30
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN : 9784596938121

ある日、サビーナはブライスと名乗る富豪と出会う。 その威圧的な態度に怯えつつも、男らしい魅力を放つ彼に サビーナはまたたくまに惹かれていき、ブライスと過ごした ひとときのあとにはもう、離れがたく感じていた。 そして別れ際、彼のまなざしに射抜かれると、 落ち着かない気持ちにさせられるのだった。 そんな目で見られても、私はあなたを愛せない―― そう、サビーナには、ある危険から身を守るために、 権力者と婚約しているという“秘密”があって……。
キャロル・モーティマー/著 萩原ちさと/翻訳
出版日 : 2017/05/31
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN : 9784596938060

クロエは、今夜もファーガスに電話をしていた。 一夜を過ごしたこの男性に、磁石のように惹かれ、 思いもかけない情熱を抱いてしまったが、 クロエには、政界に再び躍りでる父親のために、 重要な使命があった。そのためにもファーガスに近づき、 彼の“ある行動”を阻止しなくてはならない。 ファーガスに誘惑のまなざしで見つめられるたびに、 クロエは罪の意識に苛まれる。いつか真実を知られれば、 この愛を信じてもらえなくなるのではないだろうかと。
キャロル・モーティマー/著 水間朋/翻訳
出版日 : 2017/04/28
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN : 9784596938008

レストランを手伝うダーシーは、グラスを割って指にけがをする。 居合わせた会社経営者のローガンに優しく気遣われ、 無我夢中で彼の上等なシャツにすがって泣きだした。 母親を亡くしたばかりなのに、父親の再婚話が持ち上がり、 仕事中にもかかわらず取り乱してしまったのだ。 悩んだ末、ダーシーは後日、新しいシャツを彼に送り届けた。 すると血相を変えたローガンが店に現れ、若い娘が見知らぬ男に 高価なシャツを贈るものではないと叱り飛ばした。 ダーシーはなぜ怒られるのかもわからず、唇をわななかせた。
キャロル・モーティマー/著 大林日名子/翻訳
出版日 : 2017/04/14
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN : 9784596420992

夫と離婚後、実の父にまで裏切られ、踏みつけにされたベスは傷心をいやすため、一人イタリアを訪れた。最初の訪問地ヴェローナでオペラを見ていたとき、幕間に後ろの席の男性に声をかけられた。黒髪にラテン系の顔立ち。マーカス・クレイヴンと名乗るゴージャスな億万長者の彼の誘いを、その日はうまくかわしたが、次の日、《ロミオとジュリエット》の舞台、キャピュレットの家で再会。さらに翌日の夜、ヴェネチアのホテルのレストランに彼が現れ、ベスは彼に惹かれながらも、度重なる偶然の出会いに不安を覚えた。そして部屋まで送ってきたマーカス
キャロル・モーティマー/著 早川麻百合/翻訳
出版日 : 2017/03/10
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN : 9784596800909

シェイは17歳のときにロンドンへ出てきて働き始め、社長であるライアン・ファルコナーの圧倒的な魅力の虜になった。やがて求められるまま純潔を捧げたが、ライアンは結婚を切望する彼女の気持ちを踏みにじった。“きみは、ただの愛人にすぎない”と冷たく言い放って。身も心もぼろぼろになったシェイは哀しみとともにそっと身を引いた。そんな彼女を救い愛してくれたのは、彼の末弟リッキーだった。しかし6年後の今、リッキーが不慮の事故で亡くなると、ライアンが再びシェイの目の前に現れ、厳しい声で命じた。「きみにはファルコナー家の屋敷で
キャロル・モーティマー/著 安倍杏子/翻訳
出版日 : 2017/03/05
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN : 9784596904683

ロンドンの社交界で最も注目を集めている画家ですって?大学生のソフィーは、継母が自宅に招いた男性を訝しげに見た。ソフィーよりもかなり年上のルーク・ビットリオは、美しくも傲慢そうな笑みを浮かべて彼女を見返した。ソフィーの父の頼みで、ルークが彼女の肖像画を描くことになったと聞かされ、ソフィーは身震いした。なぜ、こんなに胸騒ぎがするのかしら?案の上、アトリエでふたりきりになったとたん、彼女はルークに唇を奪われ、陶然としてしまう。だが数日後、継母が彼と密会しているのを偶然目撃して……。
キャロル・モーティマー/著 永幡みちこ/翻訳
出版日 : 2017/02/15
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN : 9784596993342

バレンタインの夜、初めて訪れたロンドンのレストランで、ジョイは思いがけず大富豪マーカスと出会った。探るようなブルーの瞳に見つめられ、ジョイの背筋に震えが走る。有名人とはいえ、初対面の男性をこれほど意識するなんて……。彼からダンスに誘われたとき、ジョイは思いきって承諾した。田舎暮らしの地味な司書だって、少しくらい楽しんでもいいはず。踊りつつ不意に唇を重ねられ、ジョイは我を忘れて激しく応えた。するとその直後、マーカスは彼女をふしだらな女性だと思い込み、けわしい顔で侮蔑の言葉を浴びせかけてきた!
キャロル・モーティマー/著 高橋美友紀/翻訳
出版日 : 2017/01/05
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN : 9784596332509

両親を亡くしたのを機に、自分が里子だったと知った19歳のリゼット。今は、質素だけれど平穏に暮らしてきた田舎の農場を出て、実の母だという女性を手伝ってパリの酒場で働いている。ある日、クリスチャンと名乗る伯爵と出会い、高貴で美しい彼とたちまち恋に落ちた。そして、一緒にイギリスへ渡ろうと誘われると、リゼットは冷たい母のもとを離れ、初めての恋に懸けることにした。ところが、いざ到着したあとで、隠されていた真実を知り愕然とする。じつはクリスチャンの正体は諜報員として働くイギリスの公爵で、彼女は人質としてこの国へ連れて
キャロル・モーティマー/著 仙波有理/翻訳
出版日 : 2016/12/01
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN : 9784596937711

エリーは弟のとった行動に唖然とした。職場のクリスマスパーティに姉をエスコートしてほしいと資産家一族に名を連ねる上司パトリックに頼んだという。冗談めかして、エリーが理想の相手はパトリックだと言ったのを、真に受けてしまったらしい。ハンサムなパトリック・マグラス。彼にエスコートしてもらえたら、どれほどすてきだろう。ためらいながら一緒に行くと、思いもかけないことに、彼は「きれいだよ」と囁き、濃厚なキスを仕掛けてきたのだ。あまつさえ、デートに誘われて、臆病なエリーは恥ずかしくなる。
キャロル・モーティマー/著 鈴木のえ/翻訳
出版日 : 2016/11/05
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN : 9784596904430

「メリークリスマス! メリークリスマス!」ジェイドが務める小学校に、今年もサンタクロースがやってきた。扮しているのは校長のはずなのだが、なぜだか様子がおかしい。サンタは大興奮する子どもたちから離れると、ジェイドの耳元でかすれ声でこう囁いた。「さあ、何が欲しいか言ってごらん」かすかなおののきを感じ、彼女は思わずサンタの頬を叩いた。驚いたことに、彼の正体は校長ではなく、その弟デビッドだった!しかも彼は悪びれもせず、ジェイドと結婚すると突如宣言する。いったい彼は何を考えているの? 絶対に無理よ、だって私は……ジ
キャロル・モーティマー/著 阿木よし生/翻訳
出版日 : 2016/10/15
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN : 9784596993267

君は母を見失ったのか、長旅を終えたばかりの老婦人を!怒り狂うリードを前に、ダーシィは言葉もなく身をすくませた。敏腕実業家であるリードの秘書に雇われて7カ月、ダーシィは今日、ロンドンを訪れた彼の母親を迎えに行った。確かに空港で会えたのだが、オフィスに戻ってくる途中、老婦人は忽然と消えてしまった。ちょっと目を離したすきに。絶望的だわ――彼の信頼を失ってしまったんだもの。今までひそかに抱いていた彼への想いも、もう叶わない。ダーシィは悲しみをこらえて、首を言い渡される瞬間を待った。
キャロル・モーティマー/著 永幡みちこ/翻訳
出版日 : 2016/09/01
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN : 9784596937568

「なぜ、おとなしく彼の言いなりになっているんだ?」イヴがその声に振りむくと、見知らぬハンサムな男が立っていた。彼はどうやらパーティで、婚約者がイヴをほったらかしにして、ビジネスの話にうつつを抜かす様をこっそり観察していたらしい。イヴは腹をたてたが、男の名前がアダムだと知って驚いてしまう。――アダムとイヴ。まるで運命のいたずらみたい……。後日、アダムは、またパーティにやってきた。そして今度は、婚約を解消するように、自分の子供を産むようにそそのかすのだった。彼は何をたくらんでいるの?
キャロル・モーティマー/著 加藤しをり/翻訳
出版日 : 2016/08/20
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN : 9784596420763

サビーナは19歳。父が決めた婚約者のニコラスは45歳。結婚式は2カ月後に迫っているというのに、なぜか心がざわつく。一人になって考えたくて、サビーナはスコットランドへ旅に出た。ネス湖の湖畔をサイクリングしていると、にわかに濃霧が広がり、気づけば彼女は森の中にさまよいこんでいた。ようやく山小屋を見つけて安堵するが、扉を叩いても反応はない。すると窓辺のカーテンが揺れ、小さなふたつの緑の目が光って、思わずサビーナは悲鳴をあげた。「サタンはお節介やきが嫌いでね」背後からの声に振り向くと、目も覚めるようなハンサムな男
キャロル・モーティマー/著 柿原日出子/翻訳
出版日 : 2016/07/20
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN : 9784596131775

元モデルの母親が自殺し、チェルシーはマスコミに追われる。父親は娘を守るため、彼女をロンドンに送り出した。一家の古い友人である、弁護士のルーカスに託したのだ。「チェルシー! 本当にきみなのか?」19歳になった彼女に驚く彼の顔が、恥ずかしくて見られない。ルーカスは、幼いころからチェルシーにとって憧れの人だった。彼のペントハウスに身を寄せ、寝食をともにするようになるが、ルーカスはいつまでも彼女を子ども扱いしかしてくれない。わたしでは、あなたの恋人になれないの……?
キャロル・モーティマー/著 高橋美友紀/翻訳
出版日 : 2016/06/05
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN : 9784596332363

ある日、ロザラム公爵グリフィンは馬車で領地へ帰る道中、突然飛び出してきたネグリジェ姿の娘をはねてしまった。泥だらけで地面に倒れた彼女は意識を失っていたため、やむなく公爵邸に連れ帰って介抱することにする。一方、眠りから覚めた娘はいっさいの記憶がないことに戸惑った。このたくましくて美しい男性は誰……いいえ、それより私は誰?「君の名は?」そう尋ねられて答えに窮していると、公爵と名乗る彼に、美しき女性を意味する“ベラ”と名づけられた。思わず胸を高鳴らせるベラだったが、鏡を見てすぐに自戒した――こんなみすぼらしい私
キャロル・モーティマー/著 高橋美友紀/翻訳
出版日 : 2016/05/20
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN : 9784596807199

奔放な公爵の改心キャロル・モーティマー/高橋美友紀 訳巨万の富を誇るルーファスは数週間前に公爵の称号を受け継いだばかり。領地の管理人が夜逃げしたという知らせを受けて現地に向かったところ、森の池のほとりで若く美しい娘と出会い、思わずキスしてしまう。彼女が教区牧師の品行方正な妹アンナだとは知らずに。大富豪の逃げた花嫁クリスティン・リマー/高木晶子 訳やり手実業家のジャックは、父の会社との合併目的で私に求婚したんだわ! 花婿の不実を知ったメロディは式の直前に教会から逃げだし、静かなリゾートホテルにやってきた。心
キャロル・モーティマー/著 みずきみずこ/翻訳
出版日 : 2016/05/05
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN : 9784596904096

ベルベットは1年半前、新婚6カ月の夫と飛行機事故に遭った。夫は亡くなり、ベルベットは記憶をなくしたが、無事に生まれた夫の忘れ形見を、ひとりで大事に育てている。そんなある日、ジェラード・ダニエルズという実業家が訪ねてきた。ベルベットと恋人同士だったというのだが、何も思い出せない。過去を取り戻せないまま、ベルベットは彼に惹かれていく。結婚を申し込まれ、彼女は戸惑いながらも受け入れた。初夜、ベルベットは夫の脚に我が子と同じ痣を見つける。何かが彼女の記憶の扉を激しく叩く。女の直感が何かを告げる。わたしの息子の父親
キャロル・モーティマー/著 松尾当子/翻訳
出版日 : 2016/04/20
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN : 9784596131546

仕事でコーンウォールのホテルに滞在していたステイシーは、宿泊客の男からしつこく迫られて、困っていた。そんなとき、偶然エレベーターに乗り合わせた、ハンサムで謎めいた大富豪ジェイク・ウエストンに助けられ、ステイシーは生まれて初めて男性に激しく惹かれてしまう。翌朝早く、ビーチに散歩に出かけた二人は熱いキスを交わした。「きみとベッドをともにしたい」あからさまに口説かれるが、結婚するまで純潔でいたいステイシーの想いは揺れる。そんな折、彼女はジェイクについて、ある噂を耳にする……。
キャロル・モーティマー/著 相原ひろみ/翻訳
出版日 : 2016/03/20
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン
ISBN : 9784596131454

「結婚してくれないか?」ジョーダンはララを見つめて言った。愛を交わした直後の求婚に、彼女は絶句した。ジョーダンは、ロンドン社交界で話題の若き不動産王。いつも違う女性とパーティに現れる彼に、ララは反感を覚えていたが、酔った友人に迫られているところを助けられ、心を許すようになる。ホテルチェーンを経営する父とも、彼はすぐによしみを通じた。でも、まさかこんなにも早く結ばれ、求婚されるなんて。「もちろんよ……。愛しているわ、ジョーダン」夢見心地で申し出に応じたララだったが、この結婚には、世にも悲しい企みが隠されてい
キャロル・モーティマー/著 井上絵里/翻訳
出版日 : 2015/08/20
出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン(ハーレクイン)
ISBN : 9784596130907

元恋人から手ひどい裏切りをされたケイトは、傷心を癒やしに訪れた海辺のホテルでジャレドと出会った。危険な魅力を漂わせる彼の熱い誘惑に抗いきれず、めくるめく2日間を過ごした彼女は、人生で初めて愛の激しさを知った。でも、もう傷つきたくない。私には安全な恋が必要なの……。時が過ぎ、ジャレドとの思い出を胸の奥にしまいこんだケイトは今、仕事で出会った男性と清らかな関係のまま婚約したばかりだった。ところがある夜、突然の訪問者のノックに応えてドアを開けると、そこには、あの危険なほどセクシーな瞳のジャレドが立っていた。そし
キャロル・モーティマー/著 高橋美友紀/翻訳
出版日 : 2015/07/05
出版社 : ハーレクイン
ISBN : 9784596332141

親友たちと杯を交わした帰り道、公爵ザカリーは謎のレディと出会った。黒いベールで全身を隠した彼女は重大な秘密を告げに来たと言い、世間が知らないはずの、彼の“影の姿”も知っているらしい。ザカリーの瞳に妖しく獰猛な光が宿った――危険だが興味深い娘だ。彼は抵抗する隙も与えず彼女を軽々と担いで屋敷まで運ぶと、みずからの寝室に連れていき、正体を明かすよう詰め寄った。すると、驚くことにベールの下から姿を現したのは、10カ月前、彼との婚約を破棄して異国へ逃げたジョージアナだった。あの生意気な小娘が今さらなぜ? ザカリーは
キャロル・モーティマー/著 中原もえ/翻訳
出版日 : 2015/06/01
出版社 : ハーレクイン
ISBN : 9784596936639

母を亡くし、養父に家を追い出された19歳のイーリンは、実の父親のもとへ身を寄せるため、生まれ故郷のカナダを訪れた。だが、すでに新しい家庭がある父は迷惑と言わんばかり。仕方なく宿泊施設で住み込みの仕事を始めたものの、今度は理不尽に働かされ、オーナーには色目を使われる始末だ。八方ふさがりで希望を失いかけていたイーリンは、ある日宿泊しに訪れたすてきな男性客、ジョシュと出会う。ジョシュは彼女の身の上を知ると、救いの手を差し伸べた――彼とベッドをともにするという条件つきで。
キャロル・モーティマー/著 ダイアン・ガストン/著 マーガリート・ケイ/著 エリザベス・ロールズ/著 ほか
出版日 : 2015/05/20
出版社 : ハーレクイン
ISBN : 9784596807182

①放蕩伯爵と白い真珠キャロル・モーティマー/清水由貴子 訳1年前に亡くなった夫の喪が明け、公爵未亡人のソフィアは社交界に復帰した。自宅で開いた舞踏会に現れたのは、奔放な伯爵として悪名高いダンテ! 10年前、未婚のわたしにつきまとい、あろうことか唇まで奪った男性がなぜここに? 彼女の心はかき乱された。②ウェルボーン館の奇跡ダイアン・ガストン/さとう史緒 訳子爵のジェラルドは重い気分でウェルボーン館にやってきた。不慮の死を遂げた母親の遺言で、館に住む見知らぬ3人きょうだいの後見人を務めるはめになったのだ。事実
キャロル・モーティマー/著 上村悦子/翻訳
出版日 : 2015/04/05
出版社 : ハーレクイン
ISBN : 9784596130549

ジェイク・マシューズ! 彼がテレビで人気のあの書評家?ジュリエットは皮肉な巡り合わせが信じられなかった。親友の家のディナーパーティで彼を紹介されたとたん、ジュリエットの胸には抑えきれない怒りが込みあげてきた。ペンネームを使って密かに書きあげ、自信をもって上梓した作品を、彼に“ロマンチックな駄作”と酷評されたばかりなのだから。ジェイクはジュリエットが作家だとは夢にも思わず、ひと目で彼女に興味を示し、翌日、デートに誘ってきた。私の正体を知ったら、この人はどうするのかしら?揺れ動くジュリエットの心は、ほとんど彼
キャロル・モーティマー/著 清水由貴子/翻訳
出版日 : 2015/03/15
出版社 : ハーレクイン
ISBN : 9784596916266

公爵未亡人のジュヌヴィエーヴは、社交界にデビューしたばかりの少女のように胸をときめかせて舞踏会を楽しんでいた。18歳のとき、老公爵に売られるように結婚して以来、おぞましい生活を強いられてきたが、その夫が亡くなりようやく自由になれたのだ。紳士から慣れない賞讃を浴び、彼女が舞い上がっていると、ふいに冷ややかな声に制された。数多くの浮き名を流し、社交界の堕天使と呼ばれるベネディクト卿。彼はその紳士がジュヌヴィエーヴの目を盗んで薬を盛ろうとしていたことを暴露すると、辛辣に彼女の不注意を非難した。
キャロル・モーティマー/著 山本みと/翻訳
出版日 : 2015/01/05
出版社 : ハーレクイン
ISBN : 9784596130303

インテリアデザイナーのレオニーは顧客の会社を訪れ、驚く。彼女を待っていたのは新しい社長のアダム──別居中の夫だった。彼のオフィスを改装してほしいという依頼だったが、どうやらレオニーの勤め先をつきとめた上で、何かの意図があって彼女を指名してきたらしい。8カ月ぶりの再会。アダムの傲慢さは消えて、優しさが溢れていた。完璧なディナーのあと、レオニーは彼からベッドに誘われ、甘い余韻に浸りながら朝を迎えた。私たちは離婚するはずでしょう。いったい、どういうつもり?いぶかる彼女に、アダムは驚くべき提案をもちかける。
キャロル・モーティマー/著 東みなみ/翻訳
出版日 : 2014/12/05
出版社 : ハーレクイン
ISBN : 9784596130198

イーヴァは亡妹の遺した双子の赤ん坊を連れ、パリを訪れていた。なけなしの貯金をはたいてまで来たのは、子供の父親に会うためだ。もはや肉体的にも経済的にも、ひとりでの子育ては限界にきていた。ところが妹から父親だと聞いていた画廊オーナーのミカエルは、妹と関係を持つどころか、会ったことすらないと言い張った。なんて傲慢で無責任な男なの! イーヴァは思わず彼の頬を叩いていた。それは普段の彼女ならありえないことだった。そうしなければ、もっととんでもないことをしそうで怖かったのだ。女性なら誰でも惹かれずにいられないほど、彼
キャロル・モーティマー/著 麦田あかり/翻訳
出版日 : 2014/11/05
出版社 : ハーレクイン
ISBN : 9784596130112

ニーナの頭の中に、これまでにないほど警報が鳴り響いている。ラファエル・ディアンジェロ──こんな男性に会ったのは初めて。ニューヨークの〈アークエンジェル〉で近々催される宝石展で、ニーナは陳列棚のデザインを任されることになった。オーナーのラファエルをひと目見るなり、彼女は激しく惹かれるが、自分の背後にいる屈強な男たちを振り返りため息をついた。ニーナの父親の命を受けたボディガードに24時間監視される生活。ある秘密を抱え、“籠の鳥”になってもう何年になるだろう。だがラファエルは怯みもせず、堂々と彼女をデートに誘っ
キャロル・モーティマー/著 古沢絵里/翻訳
出版日 : 2014/11/05
出版社 : ハーレクイン
ISBN : 9784596808325

放蕩領主と美しき乙女 貴族のグレイは亡兄から相続した領地を初めて訪れた。暗い屋敷に足を踏み入れると、亡兄の義理の娘アミーリアに悪漢と間違われ発砲される。お仕置きとばかりに抱きすくめ明かりをつけると、彼が2年前に会った17歳の少女は、見違えるほど美しく成長していた。
キャロル・モーティマー/著 小泉まや/翻訳
出版日 : 2014/10/05
出版社 : ハーレクイン
ISBN : 9784596130037

ブリンは意を決して〈アークエンジェル〉に足を踏み入れた。画家になる夢を叶えるためには、もうほかの選択肢はない。たとえこのロンドン随一の画廊のオーナーが、天使の名をもつ、悪魔のように非情な男だったとしても。ガブリエル・ディアンジェロ──彼は5年前、18歳のブリンの唇を奪い、彼女の父を死へ導いたのだ。ブリンがどれほど彼に焦がれ、憎んできたか、ガブリエルは知るよしもない。きっと私の顔さえ忘れているはずよ。だが、それはブリンの誤算だった。彼の瞳に射すくめられた瞬間、まるで18歳のあの日に戻ったかのように彼女の唇が
キャロル・モーティマー/著 槙由子/翻訳
出版日 : 2014/09/05
出版社 : ハーレクイン
ISBN : 9784596129932

シアは室内の喧噪をよそに、ニューヨークの夜景をぼんやり眺めていた。俳優の友人の招待で来て4日。パーティにばかり出ているが、セレブ同士の集まりに、話し相手など見つかるはずもない。ウエイトレスをしながら大学に通うシアは打ちのめされていた。「眺めを楽しんでいるのか」不意に聞こえた声にシアは振り返った。月明かりに、たくましい長身の男性の姿が浮かびあがる。端整な顔立ちを間近にしたとたん、シアはその強烈な魅力に圧倒された。大富豪ルシアン・スティール。今夜のパーティの主賓だった。いきなり彼にここを出ないかと誘われ、思わ
キャロル・モーティマー/著 清水由貴子/翻訳
出版日 : 2014/08/05
出版社 : ハーレクイン
ISBN : 9784596331922

1年前に事故で両親を亡くし天涯孤独になったエレノアは、遠縁の公爵未亡人のもとに身を寄せ、話し相手を務めている。そんな彼女が寝ても覚めても頭に思い描くのは、公爵未亡人の孫、ジャスティン――経験豊かな金髪碧眼の公爵だ。しょせんは身分違いの片想いだと自分を戒めるエレノアに、ある日、社交界デビューの話が持ち上がった。しかも公爵未亡人が後見人に指名したのは、なんとジャスティン。彼女がきちんと嫁げるよう持参金を用意してやると話す彼の、どこか面白がっているような様子に、エレノアは傷ついた。彼は適当な花婿を見つけて、私を
キャロル・モーティマー/著 堺谷ますみ/翻訳
出版日 : 2014/07/05
出版社 : ハーレクイン
ISBN : 9784596806277

伯爵との消えない初恋 18歳の夏、シルヴィは任地から帰国中の伯爵クリスチャンと出会った。たちまち恋に落ちて身を捧げた彼女は、任地に戻っていった彼からの連絡を待ったが、手紙1通届かない。弄ばれたと沈みつつ4年を過ごしたあと、シルヴィの目の前にクリスチャンが現れた。
キャロル・モーティマー/著 橋由美/翻訳
出版日 : 2014/06/01
出版社 : ハーレクイン
ISBN : 9784596935922

妹に恋人を奪われ、妹の婚約者ニックと衝動的に結婚したジェミニ。夫を愛するようになっても踏み出せずにいたとき、妹の赤ちゃんが玄関に置き去りにされる。

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